「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

がんばれ、大関正義(「メナムの残照」の舞台主演俳優)!

2005-06-03 23:20:45 | 芸能
本日NHKニュース10をNHKワールド・プレミアムで見ていましたら特集でタイの日本人俳優で大きく取り上げられていました。

4月9日の記載参照

タイで人気のようです。

参考本
「メナムの残照 トムヤンティ 角川文庫」
この本を書くのは3回目かな?この舞台、見てみたかったです。私がタイにいた頃、この映画には知人が何人か日本人と言うことで出演しました。

余談ですが、他にも飲み友達などがテレビに出ると近況を見てるようで楽しいですね。ん~、太ったな、ん~禿げたななど。また、他人事ではありますが、照れくさいものです。

今回も同じく、話したことある人がテレビなど出ると不思議な感じです。

歴代米国大統領とは?ただの変人たち 「大統領たちの通信簿」

2005-06-03 21:28:09 | 歴史・戦争
明治維新以降で今も昔も日本と関係の深い国として米国があげられます。
その指導者とはどのような人たちだったのでしょう。その人格が歴史に与えた影響は計り知れないものがあると思えます。

読了本
「大統領たちの通信簿 コルマック・オブライエン 集英社」
これは笑えました。この手の本が好きな私です(類似読了本 「ファースト・レイディーズ ホワイトハウスを彩った女たちの物語 宇佐美滋 ネスコ」)。同時代には何が日本であったかを時間軸を合わせて読むとまた違った読み方ができて楽しいものです。

ディープ・スロートが誰であったかが公表されたウォーターゲイト事件の隠蔽をはかったニクソンの名言・迷言は、「大統領がすることは何であれ、違法ではない」だそうです(そのまんま言い訳です)。ただ、これはブッシュ・JRにも当てはまる言葉ですね。また、ブッシュ・パパの晩餐会のゲロは忘れられないですが、ゲロを吐くことをブッシュするとは言わなかったですね、少なくとも私は。

死刑宣言されたサルマン・ラシュディの作品「真夜中の子供たち」

2005-06-03 01:01:26 | 歴史・戦争
「悪魔の詩」でホメイニ師から死刑宣言(山下たつひこの「がきデカ」を思い出します)を受けた作家、サルマン・ラシュディ(本人は健在。日本では訳者・筑波の五十嵐助教授が殺害されています)。

読了本
「真夜中の子供たち 上・下 サルマン・ラシュディ 早川書房(だったと思います。多分現在絶版かな?)」
なが~い、なが~い物語。インド独立、パキスタン独立。そして、ネルーネタが笑えました(幼いころはガンジー、ネルーの伝記に目を輝かせていた私でありましたが)。ほ~う、サドゥとはなどど笑いました。ところどころ、読み疲れたころに笑いがちりばめられています。時間がある方にオススメです。読むには体力がいる作品ですので、体調を整えて読みましょう。

ぼちぼちと英国ブッカー賞受賞作品を読んでいきたいと思っております(ただ今「アムステルダム」読書中)。

他は「日の名残り」、「恥辱」読了。