建国の父 リー・クアンユー、その生い立ちから語るシンガポール史。なかなかの読み物です。
読了本
「リー・クアンユー回顧録 上・下 リー・クアンユー 日本経済新聞社」
今現在のシンガポールを見て、何故こうなっているのか、と思われた方はこの本を紐解いてみましょう。書かれていないことなども総合して考えると今のシンガポールが見えてくるはずです。マレーシア前首相マハティールとの長年の確執の原点などもご参照のこと。
本来であれば原書と読み比べないと訳者の手の加え方がどうなっているかは不明なのですが(ある日系マスコミのオフィスには、原書と並べて置かれていました)、私にはそこまでの気力はありません(なんせ分厚いもので)。
まあ、いわゆる「若い世代よ!しっかりせい」というシンガポールの若者に向けてのメッセージなのでしょう(訳者あとがきに有るとおり)。
個人的には上巻の方が下巻よりはるかに面白い読み物です。
余談ですが、氏は日本人シェフが握ったすしは食べないという噂は本当なのでしょうか?
読了本
「リー・クアンユー回顧録 上・下 リー・クアンユー 日本経済新聞社」
今現在のシンガポールを見て、何故こうなっているのか、と思われた方はこの本を紐解いてみましょう。書かれていないことなども総合して考えると今のシンガポールが見えてくるはずです。マレーシア前首相マハティールとの長年の確執の原点などもご参照のこと。
本来であれば原書と読み比べないと訳者の手の加え方がどうなっているかは不明なのですが(ある日系マスコミのオフィスには、原書と並べて置かれていました)、私にはそこまでの気力はありません(なんせ分厚いもので)。
まあ、いわゆる「若い世代よ!しっかりせい」というシンガポールの若者に向けてのメッセージなのでしょう(訳者あとがきに有るとおり)。
個人的には上巻の方が下巻よりはるかに面白い読み物です。
余談ですが、氏は日本人シェフが握ったすしは食べないという噂は本当なのでしょうか?