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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

国文祭in神山

2007年10月29日 | 香川・徳島・高知・愛媛
そのまま動かず神山で国文祭に参加。

昨年38年ぶりに復活した「棒搗き」を見学。
棒搗きは神社やお寺の柱の地固めのために100キロの神木を四方から32人の男達が力を合わせて綱を引き、高々とほうり上げ地面に落としすもので、その棒の高さを競う。

威勢のいい音頭と棒の迫力がすごい。
少し体験させてもらったがけっこう高さもあり恐る恐るで力も入りにくい。

伝統の行事を見学、体験でき良かった。
また神山町内各地でアート祭や人形浄瑠璃の講演もあり充実の一日だった。



楽食楽日な日々

2007年10月27日 | 香川・徳島・高知・愛媛
徳島県神山町にある「楽音楽日」の宮城さんにお世話になり「楽食楽日」と題し、うどんを楽しもうという事で三日間のうどん祭させていただきました。

楽音楽日は山深き、水の湧くところにあり、薪の暮らし。

暮らしのテーマは
その名の通り「楽しい」
この地球を楽しもうよと音楽ライブやワークショップ、農業などイベントをさまざまされてます。

日々の生活も新しいものをあまり使わずに質を高くしようとあちこち工夫されています。
そんな工夫を考え、作ることもまた楽しい。
薪のお風呂も最高に気持ちいい。

特に音楽は1番の楽しまれていて家族や友人達と「楽楽ファミリーバンド」という名のアフリカの太鼓ジャンベのバンドもされていて、各地のイベントに出演されてます。

26日には今日から来月4日まで徳島県各地で行われる国民文化祭(国文祭)の前夜祭という事で神山の旧酒蔵にてソブラノサックス奏者山本公成さんのライブがあり、うどん玉の販売で参加させてもらいました。
ライブも癒しな音楽で気持ち良かった。

徳島は今日から一週間国文祭で各地でイベントがあるようで楽しみだ


明日から

2007年10月22日 | 香川・徳島・高知・愛媛
三日間(23、24、25)徳島県神山町の神山温泉の裏山にある「楽音楽日」という山の民宿にてお昼にうどんさせてもらう事になりました。

山の水と薪の釜で茹でます。
どんなうどんになるか楽しみだ。

ぜひお越しください

男前うどん

2007年10月21日 | 全国うどん食べ歩き情報
今週末はやまうちうどんの手伝いを再びさせてもらっていた。

香川に来てから時間があれば気になるうどん屋に何軒か調査に行っていた。

それぞれ個性があっておいしいし、安いなと感じていたけど、久しぶりに食べたやまうちうどんは他にないうまさがあった。

麺のエッジがするどく角が尖んがっている。
麺の顔立ちがはっきりしていてほりが深い感じ。
なんて男前うどんだ。

コシは強いけれどけっして硬い感じはなく歯切れよくうまい。
薪の強力な火力と遠赤外線パワーでうどんを茹がくからなのか…

日本各地でいろんなうどんを食べたり、意見を聞いて自分の理想のうどんを迷う事が多いけど、自分の好きなうどんはやっぱりやまうちだと感じた。
うまい!うどん目指して初心忘れず、挑戦していきたい。

女将さんからの
「いつまでもふらふらしてないで落ち着いて早く店出しなさい!」
期待の思いが込められた厳しい言葉が胸にガツンときて、少しでも早く開店もしなければと思った。


今週は徳島、高知行きます。
何か出張可能なイベントなどあれば紹介お願いします。

挽きたて夢2000

2007年10月19日 | 香川・徳島・高知・愛媛
香川での修業時代の親しい友人の香西さん宅にてお世話になりうどんをさせてもらった。

今日はなんといっても木下さんにいただいた小麦粉でどんなうどんが出来るのか楽しみだった。

三種類いただいた中からさぬきの夢2000の100パーセントのものを使ってみることにした。

まず袋を開けた瞬間からこれまでにない香りがフワッときました。
粉の状態ではこれまでのものと変わらず白かった。
塩水を加え、練っていくと生地の色が黄色っぽくなってきた。
さらに踏んで寝かすと黄色と甘いい香りがどんどん増して食欲をそそってきた。

うどんを伸ばしていても生地からいい香りがして思わず「これはうまいはずだ」とにやけてしまった。

麺を切る作業でもこれまで使っていた夢2000では包丁にくっつき切りにくい事が多かったが、くっつく事なく切りやすかったです。

茹で上がった麺も食欲をそそる黄色で、食べてもコシと風味が良くおいしかったです。
同じ夢2000でも随分違うものだなと感じた。
挽きたて小麦粉はいいですね。

ただ打ち立てをすぐ食べるのであれば問題ないですが、よく言われているグルテンが弱いため時間がたつと切れやすい点は変わらないので、持ち帰り生麺は厳しいのかなという気がした。

いろいろ試してより良いうどんを目指していきたい。


製粉工場見学

2007年10月16日 | 香川・徳島・高知・愛媛
10月16日
朝、坂出市にある製粉工場「木下製粉」さんに向かっていた。

行く途中、朝ご飯に蒲生うどんに寄って腹ごしらえ。
平日の9時前だというのにすでに賑やか。かけ大盛にかき揚げ乗せて250円。
安っ!
久しぶりのさぬきうどんの安さと旨さに香川でやっていく厳しさを感じた。

そして木下製粉さんへ。伺うきっかけとなったのは以前本屋で木下製粉の社長の木下敬三さんが書いた「さぬきうどん小麦粉の話」という本を発見し読んだ。
その本には小麦事情、製粉工程、うどん作りの科学的な説明、良い小麦粉についつ等書かれていて、普段何気なく作っているうどんを別の視点から見れるようになったように思い、製粉工場を見学してみたいと思ったから。
そこで木下製粉さんに見学させていただきたいというメールを送らせてもらい昨日見学させていただける事になり伺ってきました。

うれしい事にお忙しい中、木下さんに工場の説明や小麦粉の話を聞かせていただく事が出来ました。

工場内には小麦の香りが広がっていり小麦粉が出来上がる様子を体で感じる事が出来ました。
今、日本の小麦の多くは大手が製粉していますがその中で中小の製粉会社が生き残っていくためには特徴を出していかなければならなくて、木下製粉さんでは粉の良し悪しを左右する粉砕工程への重視と1番色が良く、香りある挽きたての小麦粉を提供する事を大事にされています。
話を伺い、品質の高い小麦粉を作るためには職人の技術が必要であり、個人で石臼で挽くというのは難しいなと感じた。そして木下さんの熱い思いも伝わってきました。

木下さんにはありがたい事にその日製粉したてのオーストラリア小麦粉、今年産のさぬきの夢2000(小麦は製粉するまでに三ヶ月ほど寝かさなければならないため、まさに新小麦!)、作るのが難しい夢2000を扱いやすくするためにオーストラリア小麦とブレンドした小麦粉を一つづつかんぱしてもらってしまいました。
ありがとうございます。

今は早く使ってみたいとワクワクしています。
どんなうどんになるか楽しみです。
粉を活かせる技術をしっかり磨いていいうどん作れるようがんばります。

今日さっそく友人宅でうどん作りさせてもらうので挽きたてさぬきの夢2000使ってみようと思ってます。

どんなうどんが出来たかまた報告します。

そうめん屋そして四国へ

2007年10月15日 | 滋賀・大阪・兵庫・淡路島
10月14日
南あわじ市福良の老舗のそうめん屋「勇吉商店」の楓るみこさんにお世話になりうどん作りさせてもらった。

この旅で初のそうめん屋さんでのうどん。
種類は違えど麺のプロの方に食べてもらう。
冷やでは麺がなめらかやけどかたい。との意見。
塩加減、水加減、茹で加減か…。

そして鳴門海峡を渡りいよいよ四国入り。
うどんに厳しい四国はこの鳴門の渦か…
思い切って飛び込んで這い上がってこよう。

発明工房&Nafsha

2007年10月14日 | 滋賀・大阪・兵庫・淡路島
10月13日
淡路島生穂にある発明工房内cafeNafshaの尾崎さんにお世話になりうどん作り。

ご主人の尾崎泰弘さんは淡路島を中心に全国で活動されている現代美術作家。
「子供の頃の夢」をテーマに廃材を利用した風車や巨大な昆虫などファンタジー溢れる作品を生み出されています。

尾崎さんは作家としての活動だけでなく子供達への教育にも力を注がれている。
昨年は一年間かけ月に一度、森や海で遊ぶ「キッズ宝島プロジェクト」というのを主催し、「感動こそが宝物」と竹細工、火おこし体験、いかだや太鼓作りなど子供がドキドキワクワクのネイチャー体験がぎっしり詰まった企画をされたそうです。

子供たちが想像力を身につけるには自然の中で遊ぶことが1番いい。自然にふれあい感じることで豊かな感受性が育つ、それさえあればどんどん絵も描けるようになる。
そして夢を持った子供に育って欲しいと言われてました。

子供の頃の夢や思いを大事にされてる尾崎さんだからこそ子供たちに伝えたい事なんだと思う。


ちなみに発明工房内にあるcafeナフシャはすぐ横が砂浜で窓から波音が聞こえてきてゆっくりくつろげる穴場的な場所でオススメです。


明石焼

2007年10月14日 | ご当地ぐるめ
先日明石海峡を渡る前に明石名物の明石焼を食べてから渡ることにした。

明石焼は地元では玉子焼と呼ばれていて明石市内には星の数ほどお店があり、食べ歩きが出来るほどです。

明石焼はタコ焼きをだしにつけて食べるぐらいのものだと思っていたが、イメージとは全く違う衝撃を受けた。
本当の明石焼はフワトロのだしまきを球体に閉じ込めたものをだしにつけて食べる。フワ~って口で溶けてうまい。
だしの器に入れただけで花が咲いたようにとろける店もある。焼いてるときは固そうにみえるんですが…そのギャップがいいんじゃないでしょうか!

「お好み焼き道場」
初明石焼!オススメと聞き行ったらはまりました。
お好み焼き道場なのに明石焼メインです。かなり大玉でフワとろ。うまい
おばちゃんが両手にお箸を持って真剣勝負で焼く姿から目が離せない。

思わずもう一件食べたくなり
老舗「きむらや」へ
店構えも心くすぐるものがあり、店内も有名人のサインがいっぱい。
味は個人的には合わなかった。
値段も高めだった。

納得できずこのままでは海渡れないぞと夕方までお腹をすかしラストチャレンジ
携帯で名店を捜す。
「今中」
港の住宅街にひっそりとある。香川のうどん屋みたいなロケーション。
頑固なおじさんの真剣に焼く姿がかっこいい、アシスタントのおじいさんもいい味でてました。
軽くカリ、フワッ、トロッ、うまい!
だしもあっさりとして良かった。
ここは一押しです。
食後に港で明石海峡大橋みながらほっこりできます。

粉もんでだしで食べる明石焼はうどんに通じるものがあるような気がしてついつい食べ過ぎてしまった。
本場で一度お試しあれ!!


大阪うどん食べ歩き

2007年10月14日 | 全国うどん食べ歩き情報
大阪はうどん屋が多い。車で走っていてもかなり目にうどんという文字が飛び込んでくる。
讃岐系の店もかなりあるけれど昔ながらの大阪のうどん屋も多い。
うどん処大阪だ!

というわけで先日大阪にいた時にちょこちょこ食べに行ったうどん屋紹介。

お世話になった麺好きの方お薦め店
「樹」
此花区此花警察署のとなりあたりなぜか「うろん」の看板。
土曜日休み
さぬきの腰の強い麺とだしが合っていておいしかった。

ちょっと難しい店
「讃岐一番」
鶴見緑地近くにあります。
けっこう太麺。値段がお手頃。
お代わりが一玉100円。しょうゆうどん等どんぶりそのままでいけるものは可能で、かけ食べた後しょうゆでもいけました。
ですが、釡上げはどんぶりが新しくなるので新規料金となるようです。
ちょっと手強い店でした。

きつねうどんの元祖
「松葉屋」
南船場にあります。
あげがドーッンって乗っていると聞いてかなり期待して行ったが上品なおあげさんでした。
麺は柔らかい、しかしながらだしは効いていておいしかった。うまいだしに重きを置く昔ながらの大阪のうまいうどんだと思う。
あと大阪にはおじやうどんというものもあり鍋焼きうどんにごはん入っていてこれはこれでありですね

「ゆきの」
西田辺にあります。
かき揚げぶっかけのごぼうと人参などが入ったかき揚げがサクサクでうまい!
麺はつるりと喉越しのいい感じだった。
一人で厨房に立つ大将の仕事ぶりが美しく勉強になった。

釡上げうどん専門店
「一忠」
八尾市にあります。
湯煎であつあつになった徳利でだしがやってきて思う存分楽しめます。
細めんもあったが普通の太さの方が好みだった。
釡上げ専門店なのでお客さんみんな釡上げをふーふー言いながら食べていて、その雰囲気が良かった。

まだ気になる店があるのでまたの機会に食べに行きたい。