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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

うどんサミットへ

2008年05月25日 | 香川・徳島・高知・愛媛
25、26、27日香川県某所で行われる「さぬきうどんサミット」に参加するため昨日宮崎にて以前お世話になったうどん屋「ふなや」の大将フナヤンさんと合流し、宮崎のうどん好きの方も含めた三人で相乗りで香川に向かってます。

サミットでは昼間うどんを食べ歩いたり、うどんを研究している大学教授の話を聞いたり、製粉工場を見学に行き、夜は様々なお店の大将や製粉会社の方、うどんマニアな方たちと親睦を深め、うどんの未来について語らうそうです。

どんな事が起こるか想像つきませんが、きっといい体験になると思います。
とても楽しみです。

先程香川に着き仮眠中。もう少ししたら朝一のうどん食べに行ってきます!

クゥ~お腹空いてきたぁ~

様々な農家さんとの出会い

2007年11月22日 | 香川・徳島・高知・愛媛
17日
愛媛県西条市安用にて自然農で育てた古代米や野菜の販売をされている「まんがら農園」の野満さん夫妻にお世話になりうどん作り。

野満さんは赤目自然農塾で学び、西条に移り住み、休耕で荒廃した畑を利用し、耕さず、化学肥料や農薬を使わず、草や虫を敵とせず共生しながら作物を育てる自然農をされている。
作付け面積も年々増え、将来はいろんな人が集まり農を体験出来る開かれた農園にしたいと言われてました。


翌日
東温市重信で大規模農業の会社ジェイ・ウィングファームの牧さんにお世話になりうどん作り。

JWFでは1500枚もの田畑で米や麦、雑穀などを作られといて特にその土地で昔から作られていた在来種に力を入れておられ、その中でも昔道後平野で盛んに作られていた「もち麦」という品種を中心に栽培されています。

牧さんは「日本は本来適地適作、地産地消で、そこに育つ在来種に基づく食文化があったのだが、商品価値優先の作物を作るようになり変わってしまった。
それをもう一度、生産者と消費者が関係を深め、適地適作、地産地消を進めていく事で食文化の復活そしてその後に自然と食料自給率の向上がついてくる」と言われてました。
そのためにも伝統のもち麦の復権を狙っておられます。

もち麦を利用したもち麦うどんというのもあり、そばのような色と細さでありながらうどんのようなもっちり感もあってひやで食べるとうまい。

JWFの作業場には「愛穀」と力強く書かれていた。


小規模農家さんと大規模農家さんを立て続けに二軒まわり対象的でどちらが良いとか関係なくて志し高く農業されていることがすばらしいと感じました。

オーガニックみかん

2007年11月18日 | 香川・徳島・高知・愛媛
11月16日
愛媛県に入る
愛媛といえばみかん。
その中でも西予市の明浜町で地域の農家さんが集まり30年以上有機栽培でみかんを作っている「無茶々園」さんでうどん作り。

無茶々園のみかんは全国でもトップ3に入るそうで見てくれは綺麗ではないけど味が濃くてほどよい酸味がありうまい!!食べて力がみなぎるみかんです。

無茶々園ではみかんだけでなく海作りや環境保全など様々な活動をされています。

みかん農家さんにお世話になり愛媛らしいスタートです。


四万十での出会い

2007年11月18日 | 香川・徳島・高知・愛媛
黒潮町に達人と評判の「いろりや」といううどん屋があると聞き食べに行く。

すっきりしただしと腰の強いうどん、うまい。
大将の周治さんとお話する事ができた。
「うどんは山から湧き出る生きた水を使わないとだめだ、うちのは四万十川の支流に湧く水を使っている。」
さらに
「うどん道は人生道だよ。心を磨きなさい」と言われてました。
その日は夜、お店に泊めていただきました。

翌日、四万十川へ水を汲みに行く。
中流の支流の水神と呼ばれている所で汲む。パワーありそうな水です。

廃校を生かし、四万十川で自然とともに遊び、学ぶ体験学習施設「四万十楽舎」の楽長の山下さんにお会いする事が出来た。

山下さんは高校生にゼミをひらいてビキニ環礁での原爆による放射能被害や日本軍による朝鮮人への強制連行の事実など様々な調査をされてます。
また地元の方が講師となり地域の事を幅広い人が学べる地域大学を作ろうと活動もされている方でとても勉強になりました。

四万十川の青さのりをうどんにトッピングしてみました。
香り豊かでなかなかいいです。

宗田節と万次郎

2007年11月13日 | 香川・徳島・高知・愛媛
四万十川を渡り、足摺岬近くの土佐清水市へ。

知り合いの方に聞いたおすすめ漁港の窪津の宗田鰹(関西ではめじかと呼ぶ)工場に行ってきた。

工場が近くなるとフワッといい香りがしてたまらない。
突然訪れたのですが工場見学させてくれて、宗田節がどのように出来るのか知る事ができた。

まずマルソウダという種類の鰹を煮る。
それを手で三枚にほぐし骨をとる。
薪で焚き乾燥、燻製させる。
その後にかびつけをして半年くらいで宗田節になる。

関西ではかびつけしてないで乾かしたものを好むようで、かびつけしたものは関東に行くらしい。

高知ではこの宗田節がほとんどでイメージする鰹節は鹿児島が盛んのようです。

いい宗田節を分けていただいたので使ってみるのが楽しみだ。

出来上がる工程を知るってのはいい経験になりますね。


ちなみに足摺岬は日本開国時に活躍したジョン万次郎(中浜万次郎)の出身地です。
万次郎は14才の時、漁の最中に流されて漂流、アメリカの捕鯨船に救出されそのままアメリカで10年過ごし様々な勉強をして日本に帰国。

世界を知る万次郎が鎖国している幕府のアドバイザーとなり開国時に活躍した人物。

あまり知られていないが万次郎はアメリカで本物の民主主義を学び、日本でその種を蒔き坂本龍馬らに影響を与えた。
「自立と共生」の理念に生きた偉人だ。

「ジョン万次郎の会」ってのがあって会長は小沢一郎です。
いい日本にしてもらいたいです。

米こめフェスタ

2007年11月12日 | 香川・徳島・高知・愛媛
10、11日と四万十町で行われた台地まつり米こめフェスタ。
天候に恵まれ大勢の人で大賑わい。
四万十まるごと御膳ってのがあって限定600人ごはん、豚汁食べ放題、四万十の鰻、鮎、サラダなどついて1500円。長蛇の列ができてました。

そんな中ギャラリー喫茶「556」前のうどんの方も大盛況。マスターの山本さんにもお手伝いしていただきなんとか無事に二日目終える事ができました。
写真家のならひろしさんが書いて下さった豪快なポスター「日本一周うどん」が効きいたみたいです!
新たな屋台アイテムを手に入れました。
そんな訳で祭を楽しむ余裕なしでした。
四万十天然鮎をうどんにトッピングして楽しんだくらいか…

ちなみに四万十町は西南戦争で西郷軍から熊本城を守った谷干城の出身地。

明日は四万十市を通って土佐清水市にかつお節工場見学予定。

しかしながら四万十町と四万十市って両方とも四万十川通ってて愛してるのはわかるけどややっこしいわ! 


ファーマー土居

2007年11月10日 | 香川・徳島・高知・愛媛
ファーマー土居さんは高知のラジオやテレビのパーソナリティをされていて今は県議会議員。高知県ではかなりの知名度の方です。

そんな土居さんにお世話になり、八日のお昼に高知市内の児童養護施設南海少年寮、夜は近所の方々と九日は木材団地にある大洋木材市場にてうどん作りさせていただいた。


10、11日と四万十町(旧窪川町)にて台地まつり米こめフェスタというイベントがあり、ギャラリー喫茶「556(こころ)」さんにお世話になりうどん屋台させてもらいます。
よさこい踊りにミュージカルなどまっことおもろなイベントしちゅうきぜひぜひお越し下さいませ。

うどん体験学習

2007年11月10日 | 香川・徳島・高知・愛媛
11月7日
南国市にある久礼田保育所にて子供たちと一緒にうどん作りをしました。

ほんまもんの体験を子供たちにさせてやりたいという園長先生の考えにより、今回呼んでいただいた。

子供たちはとても元気で好奇心旺盛。
うどんを作っていてもかぶりつきで見ていて、どんどん近づいてくるので危ないくらい。

毎年、年末に久礼田保育所では子供たちによる屋台祭があるり、年長さんは手打ちうどんを販売するのが恒例という話を聞いた。
かなり本格的にやるらしく子供たちにもいい体験になり好評のようです。
今回の体験で年末のうどん作りに何かにヒントになる事があったらいいなと思う。
もしかしたら子供たちが作るうどんの方がうまいかも…

園長先生の話に今の子供たちは人や物、自然との関わり、繋がりが弱く、自分だけがよければいいと思っている子が多い。
しかしながら人との触れ合いや屋台体験などを通じて子供たちはどんどん良くなってくると言われてました。

子供たちのキラキラした目に元気をもらった。

居座ってます

2007年11月07日 | 香川・徳島・高知・愛媛
広い高知県ですがまだあまり移動していません。
11月6日
香美市神母ノ木にあるカフェ「amber(アンバー)」の恒石さんにお世話になりうどん屋台させてもらいました。

アンバーは古い商店街にあるオシャレなカフェ。
地域の方々や近くにある高知工科大学の学生さんがたくさん来てくれて賑やかでした。

夏に神母ノ木商店街では各家庭でたくさんの風鈴を飾り、涼を楽しむ風鈴横丁というイベントをされているらしく、いつか風鈴の音を聞きに来たいと思った。



尺八とギターな夜

2007年11月04日 | 香川・徳島・高知・愛媛
昨夜高知市にある四国八十八ヶ所三十一番竹林寺にてバイオミュージックコンサートという内科医でありながら尺八演奏者の岸本寿男さんとギターでジャズやブルースの伝兵衛さんのジョイントライブに誘っていただき行ってきました。

昼間のうどんが忙しく疲れ気味でしたがそんなの吹っ飛ぶ楽しく熱いライブでした。
初めて聞きましたがジャズに尺八が意外や意外にマッチしてまた伝兵衛さんの声も渋くてかっこよかった。

竹林寺の雰囲気も幻想的で秋の夕べに尺八とギターに癒され楽しみました。


しばらく触っていない、旅のお供に福島で買った尺八くんを再び練習しようと思った。