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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

葉山海洋倶楽部

2007年04月13日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
8日に子どもから大人まで幅広い年代の方に海の体験活動をされている葉山海洋倶楽部の海野さんにお世話になりうどんの会。

海野さんはもともとは三宅島で海の自然学校という島の自然の美しさを子どもたちに伝える活動をされていた。

しかし三宅島の噴火で島から避難され、今は神奈川県の葉山で地元の子どもたちに海の体験を通じて自然のすばらしさを伝え、環境を大事にしていける子どもを育てる活動を中心にされている。

そんな海野さんの話を聞き、その後数日間お世話になってしまい海の体験をさせて頂きました。

磯の生物観察や打ち上げられた海草のおいしい食べ方やシーカヤックに乗らせてもらったり…

また海野さんは山も詳しい。
近くの裏山につれていってもらい普段から見慣れてる野草(タンポポ、カラスノエンドウ等)をいろいろ収穫し天ぷらやおひたしにして食べた。
どれもおいしく頂けました。今後はその薬効性なんかも勉強していければと思った。


海や山の自然で遊び、学ぶ事でその地球環境の貴重さや大事さ、頭でなく心で感じる事が大切という海野さんの言葉がグッときました。

そして長くいた関東を離れ静岡方面に入りました。

鎌倉にて

2007年04月04日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
3日に戻って来て一発目の仕事を先月お世話になった横浜市青葉区の木村さん宅にて再び幼稚園親子うどん会させて頂いた。

今回参加して下さった木村さんのお母さんにはうどんだけでなく様々な事に対する工夫を教えて頂きいい勉強になりました。

また子供さんたちには一生懸命に書いてくれた励ましの手紙をもらい嬉しかった。


4日は春欄万の鎌倉にてうどんのワークショップ(うどん作り体験&食べる会)をさせてもらった。

場所は長谷にあるwonder kitchenという昔ながらの家を改造されアジア料理&カフェ&ギャラリーなんかをされている所。
オーナーの黒沢さん曰くwonder kitchenという名前をつけたのはこうやっていろんな人がやって来て新しい風を運んでもらいたいとの願いから。

夕方からうどん作りを学びたいという方々と一緒に踏んで仕込みを勉強してもらい、夜それをみんなで頂いた。
粉から作るところからやって食べるうどんまた格別においしいと喜んでくれた。

食べる会にはふらりと旅の友人も来てくれて嬉しかった。

また昼間は鎌倉をぶらり旅していた。

桜はやや散り始めていたがそれでもまだまだ綺麗だった。
個人的にこの日に印象に残ったのは長谷寺。
本堂などはどれもすばらしく、また境内には様々な花が植えられていて春を感じさせてくれた。
住職さんの心意気が伝わってくるいいお寺でした。

道中、車からいくつか気になるお寺を発見してしまい、また訪れたいと思った。

鎌倉は奥が深い…


SEE YOU

2007年04月01日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
31日の午前中にお世話になった皆さんが見送ってくれて、感動し母島を出発した。

父島に向かうフェリーは来たときに比べ海も穏やかだったので揺れず心配していた船酔いも問題なかった。

それどころか海にはクジラがすぐ目の前に現れてその大きさに驚き、興奮した。

何度もでてきてくれてその中のご機嫌なクジラはブリーチング(ジャンプ)を見せてくれて水面近くから初めてみるその迫力と水しぶきに感動した。

父島に到着し一時間ほどの乗り継ぎで東京行きのフェリーに乗る。

こちらでの見送りも盛大で港には沢山の人、また海ではカヤックや船で出港したフェリーを追い掛けてきてくれて見送ってくれた。

また船で見送ってくれた人達の中の元気な人は最後は海に豪快に飛び込み手を振ってくれる。

心に残る風景だった。

さらにこの日はクジラも現れ、仰向けになり大きな胸ビレを水面に出し、バシャバシャと叩き付けていた。
まるでバイバイと言っているようだった。

最後までドラマチックな島だ…。

いろんな移住者が集まり独特な雰囲気を持つ小笠原。

たくさんの方と知り会えいろんな事を勉強させてもった。

また帰って来ます。

そして船は4月1日に無事に東京に着いた。
行きは一人たそがれ長い船旅だったが帰りは知り合いになった人が乗っていて楽しく話をしていたのであっという間だった。

東京湾の海を船から眺めた時、あぁ帰ってきたなと実感した…


母のぬくもり感じて…

2007年03月30日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
28日からフェリーで二時間、南に50キロの母島にやってきました。
道中、海が荒れ激しく揺れて遊園地の船の乗り物状態で完全に酔ってしまい母島近くでクジラがたくさんいてウォッチング船状態だったようですがまったく見れなかった。
今は若干、船恐怖症で帰りは大丈夫か心配しています。

母島は400名ほどの南北に長い島ですが面積は父島よりも少し大きく山も460メートルの乳房山という高いものがある。
やはり母は強しといったところか…

母島でもうどん打ちやらせてもらいました。
島の若い奥さんが集まってくれて作りました。
大変好評でした。

父島からの手紙

2007年03月26日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島


父島生活を満喫してます
しかしまだうどんは打ってません

来て3日間はユースに泊まり、新たにできた仲間たちと楽しく過ごす。
小高い山に登りきれいな海を眺めたり、天気のいい日はシュノーケリングをしたり
まだちょっと寒いけれどなんとか泳げた。

海は透明度抜群でずっと先まで見えてしまう。
熱帯魚もたくさんいて一緒に海を漂えるときもあった。

そしてなっといっても今の時期はザトウクジラが島に
繁殖のためやってきている。
まだ船に乗ってホエールウォッチングにはいってないけれど
高台からは何度も見た。

ジャンプしたり、潮吹きしたりめったに見れない風景に感動してます。

また一方、山は陸続きの時代がない島なので特有の生態系をもっていて、みたことないようなシダや木や草がたくさん生えている。
雑草はいっぱい生えているが食べたり、ハーブになるようなものはないとのことです。

食べ物は特にこっち特有の名物料理なんかはあんまりありません。島唐辛子(めちゃ辛い)や島トマト(あまい!)など…

食料は小笠原丸の運ぶ本土のものにほとんど頼っている。
だから六日に一度の便がやってくる直前はスーパーも品薄になるらしい。
田んぼはないや畑は少しある程度。
主食育てたい方もいるようだがなかなか国立公園ゆえに
下手に開墾もできないらしいです。

もともと色黒ですが、南国の日差しでますます焼けてきた。
島人よりも島人らしくなってきている。

昨日もちょっとショッキングな事が起こった。
公衆電話で話をしてたとき子供たちが通りこっちをみて
何やらざわついている。
そして帰り際にこう言われた

SEEYOU!

とりあえずこちらも

SEEYOU!

えらい喜んでいた。
どこかの国の外人に間違えられてたようだ…
移民の多い島だから仕方ないかな…

昨日から宿がプーランビレッジという所に移りました。
ジャングルの山の中にありエコライフを実施されている宿。
目からうろこの工夫もいっぱいで勉強になる。
また詳しく報告します。

ちなみに27日夜にうどん打ちをプーランにてやらせてもらうことになりました。
島ならではのものも何か付け加えれたらとおもいます!

OGASAWARA

2007年03月22日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
東京から南に1000キロ独特の生態系から東洋のガラパゴスと言われている小笠原諸島父島に船に揺られること25時間とうとう到着した。
途中伊豆諸島を横に眺めながらの航海。
遠めに見る八丈島がかっこよかった。

小笠原の海は水深深いところは濃い青で沖縄の海とはまた違う美しさがあるように思う。また浅瀬はエメラルドグリーンで綺麗だ。

今回来てしまった訳は小笠原は飛行機は発着しておらず船でしか行く事が出来ない。
しかも週一便。一回行けば最低六日間は帰れない。
時間のある今しかなかなかいけなのでフェリー代片道、人だけで22500円もかかってしまうが大奮発して来ちゃいました。

車は持っていけないのでキャリーにのせて必要なものだけ持ってきた。

麺切り包丁、麺棒、小麦粉25キロ一袋、仕事衣装、のぼり、そして水着。

今日は曇ってて寒いが晴れた日なら気合入れて泳いでやる!

もちろんうどん作らしてもらえる場所も見つかりそうです。

10日間滞在予定4月1日に戻ります。

ちなみにインターネットは衛星でつながってるらしいです

お蔵フェスタ2007

2007年03月18日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島

15日に幼少の頃7年間すんでいた思い出の地、横浜市片倉町を散策。
社宅やよく遊んでいた近所の公園などははっきり覚えていてなつかしかった。

が、しかし
小学校三年に一学期まで通っていた思いで深きはずの小学校は見てもこれっぽちの懐かしさも感じなかった…
給食が最高の楽しみだった自分の勉強への意欲のなさをおもってしまった。

16日千葉市内にて親戚の叔父さん宅にてうどん打ち。

17日にお蔵フェスタに参加させてもらうため以前お世話になった寺田本家さんへ。
明日は天気も良さそうでかなりの人手になりそうなので仕込みにも力が入り気がつけば夜中になっていた。
でもみんなでわいわい準備するのはまるで学祭前夜のようで楽しかった。

18日、朝一からだしを作ったりと忙しくあっという間に10時のスタート時間がやってきた。
開店直後から並びはじめいつの間にかうどんコーナーも長蛇の列になってしまった。
急いでやってもいいうどんが出来ないため列を横目に自分のペースでもくもくとこなす。

友人もたくさん食べに来てくれて励ましてもらった。

蔵の方からはライブや太鼓の音が聞こえてくる…
そっちに行きたいが仕方ない。

三時半まで作り続け閉店。

しかしうどん屋の仕事はこの日はまだ続く。
昼間食べれなかったスタッフさんがうどんを食べたいというリクエストに応えるため。

夜も作ってなんだかんだで500玉打った。最高記録を380玉を大きく更新し新たな自信となりました。

夜は心地よい疲労と充実感とおいしい寺田さんのお酒に包まれた。

楽しい出会いがたくさんあっていい一日だった。
今度はゆっくりとお蔵フェスタを楽しんでみたいと思う…

南房総紀行

2007年03月13日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
10日大移動で千葉県南房総半島の鴨川へ。

夕方到着し今日は宿に泊まる事にした。
泊まったのはanuenueという一泊2500円の安いゲストハウス。

サーファーで旅人の御主人のかずさんと親しくなり明日開催される加藤登紀子さんが中心となり未来の環境を考える鴨川シンポジウムにボランティアで手伝わさせてもらうことになった。

11日鴨川シンポジウムに参加。
ボランティアでの仕事は会場駐車場の案内と片付け。
シンポジウムにももちろん参加。

会場には主催の鴨川自然大国の紹介など興味深い展示がたくさんあった。

シンポジウム前半は鴨川の抱える様々な問題を登紀子さんや地元の有志の方々で活発に議論。

内容は鴨川の事が中心ではあったが他人事ではない共通の問題もたくさんありとても勉強になった。

後半は登紀子さんの無料コンサート。
のりのりの登紀子さんは名曲を10曲以上聞かせてくれた。
中でも登紀子さんの歌ってくれた『千の風になって』がすばらしく、すっかりファンになってしまった。

このようなコンサートで一般の人を集め環境の事や町の課題など真剣に伝えるというのはいい方法だと思う。
しかしこれは登紀子さんの熱い思いとボランティア精神なしには出来ることなんだろう。

夜は登紀子さんやスタッフの方、ボランティアの方で打ち上げ。
たいした手伝いもしてなかったが参加させてもらった。
登紀子さんとも少し話す機会がありいい思い出を作らせてもらった。
またここに参加されていた方ともいろいろと話がはずみ13日の夜にうどんの会も決定した。
まさかまさかの一日だった。

12日、前にお世話になったブラウンズフィールドに再び行き昼から夜までのうどんの会をさせてもらった。
もう一度訪れたのはここがとてもすばらしい場所で前回ゆっくり楽しむ事が出来なかったから、また中島デコさんともあまり話せなかったので。

うどん会もデコさんがご近所さんを集めてくださり大盛況でした。

しかし夜仕事終わった後にいろいろと話をしたかったのですがすぐ寝てしまった…

また行きます。

13日に再び鴨川へ

ブラウンズフィールドのスタッフさんが鴨川でアート教室に参加するという事で先生の所まで送った。

その先生は画家の宮下昌也さんという方で家がなかなかの山中にあり車がアップアップだった。

せっかくの機会だったので自分も宮下さんの話を少し聞き勉強させてもらった。

その後、山深く小高く見晴らしのすばらしい鴨川自然大国に行き見学させてもらう。
ここを作った故藤本敏夫さんの意志がしっかり受け継がれていてとてもいい所だった。
またゆっくり訪れてみたい。

そしてうどん会をさせてもらう陶芸家の杉山春信さんの笹谷窯へ。
ここもいい場所で竹林や森に囲まれていて、その中に味がありかっこいいのぼり窯があって雰囲気がすばらしい。

また杉山さんのゆっくり少しづつ自分の求めるものを作っていく姿勢が素敵だった。

念願だった鴨川でうどんが作れ食べてもらうことが出来てよかった。

寄居にて

2007年03月09日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
久々の更新です。

9日に埼玉県寄居町にてうどん打ち。

お世話になった飯島さんは昨年の夏に遠く綾部までうどんを食べに来て下さった方で、それがきっかけで呼んでいただけることになった。

また寄居町には山内うどんの弟子の先輩のお店『イーハトーボ』があり、挨拶にいった。
太めの力強い麺でおいしかった。
またうどんに対する熱い情熱を互いに語り合い、激励して頂いた。

夜は2つの会社の従業員さんをたくさん集めて頂きうどん会。

お客さんの中には寄居町の町長さんも来てくださりおいしかったと喜んでもらえた。
今日も大盛況でした。ありがとうございました

はじめ塾

2007年03月07日 | 埼玉・東京・千葉・神奈川・小笠原諸島
小田原にある三代続く寄宿生活塾のはじめ塾にてうどん打ち。

ここでは小学生から大学生くらいまでの若者15名ほどが共同生活している。

ここでは自然に触れる事を大事にされていて例えば野山を一日中駆け回ったり、みんなで野菜を育て、それを自分達が料理する。

また様々な先生を招いて話を聞いたり…

そんな体験を通して見失っていた自分本来の姿を取り戻し元気に生活している。

またここにいる子供達はとても好奇心大盛でしかも礼儀正しい。
なんか昔の寺子屋みたいな感じがした。

うどん作りも前日からみんなで仕込みした。交代でうどんを踏む。
みんな積極的に手伝ってくれて中には熱心に技を盗む子も!。
今度は自分で作ってみたいと宣言していた。

その生地を打って茹でて食べる。
みんなが食べてる部屋からうま~!って叫びが聞こえてきた。

元気なこどもたちから元気をいっぱい貰いました!