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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

あぁ~松島や

2006年12月29日 | 青森・岩手・宮城
吉野屋さんを出発する日の朝、実家の兄から激怒の電話がかかってきた。

一体どうしたのかと思ったら実家に岩手県警察から電話がかかっていたらしい。
いきなり警察から電話かかって来るとドキッとしますよね。
ましては息子の旅先の岩手からだから何か事故を起こしたのかと母は思ったらしく心配をかけてしまったのだ。

自分もなんで警察から電話があったのかわからずもしかしたら何かこの活動でひっかかったのかと心配してしまったが事情を兄に聞くと、どうやら車を停めていた場所の前に住む人が2、3日京都ナンバーの不審な車が停まりっぱなしになっていると警察に通報をしたらしく、駐在所の方が連絡先を調べて実家に電話してお宅の息子の車が停まりっぱなしになっていて何かトラブルに巻き込まれたか、目の前にある踏み切りに飛び込んだんじゃないかと死亡説まで想像は膨らんでいたようだ。

しかもバタバタしていて母からのメールは返信してなかったし電波やや悪くて圏外気味で連絡とれてず心配に拍車をかけていたようだ。
自分も駐禁覚悟もしかしたらレッカー移動されているのではと心配しながら車のもとへ走った。
まだ車はありお巡りさんもいたので事情を話、無事に罰金もなく解決した。
以後、気をつけないといけないな。

そして宮城との県境の藤沢町という所にあるaimakiというアジア料理のお店のご主人さんから熱いオファーを頂いたのでうどん作りにいった。

お店のご夫妻は旅が大好きで二人もインドで知り合ったそうだ。
だんなさんの方がうどん香川に行くと1日に10件は食べ歩く強者。
この日も六杯は食べてました。
夜はお店に泊めてもらって翌日出発。

そして宮城に入り仙台を目指す。
道中、日本三景松島に立ち寄る。幾えにも重なりあう島々と歴史あるお寺の雰囲気が良かった。

残念だったのは国宝瑞巌寺を到着が少し遅れたため閉門していて見れなかったこと。
しかたなく瑞巌寺の境内だけ歩いたがその凛とした空気はただならぬものを感じた。
松島はまたいつか訪れたい。

そして仙台に夕方着いた。
明日からまた忙しくなりそうだ。

最後まで気を抜かず2006年を締めくくりたい。

俺の細道

2006年12月27日 | 青森・岩手・宮城
中学生のころから憧れの地、平泉。

平泉は藤原氏ゆかりの地で、かの有名な中尊寺金色堂がある。想像以上の輝きに度肝を抜かれた。
しかしその光とは対照的に中の仏像には落ち着きを感じた。
また中尊寺の境内、参道、町の雰囲気など藤原文化歴史を感じる良い町だった。

そしてその町の四代続く老舗和菓子&洋菓子&奥さんの健康整体の店吉野屋さんでうどん作り。
吉野さんのお菓子作りに対するこだわりまた、健康作りへの考えなど目からウロコの参考になる事が多かった。

曇りのち快晴

2006年12月23日 | 青森・岩手・宮城
そんな気分だ。
人との繋がりがブワァ―って広がってこれから先へ進むのに頼りになる人と知り合う事が出来たから。

先日気仙沼につき車で一泊過ごした。
朝までぐっすり眠れた。だいたい車中泊で氷点下1、2度までは十分眠れる。
まだ着込む余力も残しているからもう少し寒くても耐えれそうだ。もちろんアイドリングはなしです。

ちなみに21日に気仙沼をパンダの顔の着ぐるみをきて全国一周歩いて旅している中年の旅人が通過していたようだ。
噂は聞いていたのでどこかで会えるかなって思っていたのだがおしかったなぁ。

そしてその日は気仙沼でのつてもなかったのでこのまま内陸の平泉に観光でもしにいこうと考えていた。
こんな時って気分は旅を楽しめよって思う心もあるのだがこれから先北関東まであてがほとんどなく仕事が出来ないから不安になりどうやって切り開こうかと考え込んみついついもうしばらくええかなって弱気になってしまう。

この前泊まった苫屋さんには平泉の隣町の一関の珈琲豆屋さんにはぜひ連絡してみたらいいよと紹介はしてもらってはいたのだが、なんせ苫屋さん宅には電話がないからあらかじめの一声をかけてもらえれなかった。
そんな時自分から電話するのって緊張しませんか?
ましてや今全国うどん打ちながら旅していて興味ないですか?なんて初めての人に言いにくいですよね。

掛けようか掛けまいか悩んだ結果せっかく紹介はしてもらったのだから思いきって電話した。
すると自信をもって紹介してくれた方だけあってとても興味を持ってくれてうちにもぜひ来てほしいということになった。

さらにすごいのはその人の持つ人脈!
今どこにいるの?気仙沼です!って伝えるとちょっとそこで待ってて友人が気仙沼にいて紹介してみるから!と、なりその人の紹介でいきなりその夜うどんを友人の方のお宅で作らせてもらうことが出来たのだった。

そして夜は泊めていただき翌朝には気仙沼でほんとにこだわっているそば屋さんを紹介してもらい素材や醤油等さまざまな知識を惜しげもなく無知な自分に教えてくれアドバイスと応援をもらった!

そして一関のその方が経営する日本でも有数のこだわりの珈琲豆屋で全国から注文の来る佐惣珈琲さんを訪れ夜はうどん作りをさせてもらった。

佐惣さんはこれまでさまざまな方を受け入れてこられていて、またいい付き合いをされているので今後の宛てをたくさん紹介してもらうことができた。

そしてそんな佐惣さんの話す言葉一つ一つには面白さ深さがありすっかり聞きいってしまったのだ!

佐惣さんと知り合いになることができ今後の展開がパァーっと開けてきたような気がするしいろんな意味で非常におもしろい事がたくさん起こる気がする!

今後が楽しみだ!!
明日は秋田県にちょっといってそば屋さんが探しに探してたどり着いたと言うしょうゆ屋に行ってみてこようと思っている!

ぶらり三陸紀行

2006年12月21日 | 青森・岩手・宮城
先日お世話になったハーブ農園を出発し太平洋側に約100Km南下し岩手県野田村というところに行ってきた。

野田村には本にのっていた苫屋という気になる宿があり一泊してきた。
なぜ気になる存在であったかというと以前お世話になったとまやさんと漢字と平仮名の違いはあるけれど名前が同じだったからなんかあるのかなと思った事と電話がなくハガキでしか予約出来ない宿だったから何かおもしろそうだなと感じたから。

苫屋さんは山に囲まれ目の前には清流が流れるという自然の中にあり建物は100年以上昔の茅葺きの曲がり屋を(曲がり屋とは上から見るとこんな感じに Г 直角に曲げてある家。
この辺りは昔は馬の産地だったらしく飼っている馬の様子が部屋から見えるようにこんな形になったらしい。)ほとんどそのまま利用したノスタルジー溢れる宿。
夜は囲炉裏を囲んで世界を旅し経験、知識豊富なご夫婦の話を聞かせてもらった。

そんな宿でもうどん作りさせてもらった。ご夫婦はうどん作りに興味があったらしくさぬき流うどん作りはかなり学ぶ事があったらしく喜んでもらえたようだ。

その苫屋さんの紹介で野田村にすむ世界中旅しされている小山さんご夫婦のお宅で四泊も泊めてもらって近所の方を集めてのうどん作り教室みたいなことをさせてもらった。
嬉しい事に岩手でもさぬきうどんは好評でした。

そして南下を進めやっと宮城県の北部、気仙沼にやってきた。ここは有名な港町さっそく知り合いおすすめの安くおいしい寿司屋さんでちょっと奮発して食べてきてしまった。

うまかったぁ~

パテシエ

2006年12月15日 | 青森・岩手・宮城
高校時代ぶりにお菓子づくりしました。

どうやら農園の研修生の伝統らしくシフォンケーキとスコーンを教えてもらいました。

手作りだとどの程度が普通の味かわからないですが先生が良かったのでなかなかの味でした。

とうとう一ヶ月いた農園を離れます。いろんな事を学べました。将来きっと役にたつはず。

さぁ南下だ!

悩んだあげく

2006年12月13日 | 青森・岩手・宮城
決意を固めスタッフに返事しました。
一晩じっくり考えました。

その答えは


断りました。

みなさんの期待に答えられず申し訳ない。
子供の頃からの憧れの番組ですし、矢部っちにつっこまれたかったんやけど今回は断念します。

というのはまだまだ自分の納得いくうどんができておらずしかも現在武者修行中の身。
番組に出て自信もって芸能人に食べてもらえるものじゃない気がします。

また、ただでさえふらふらしておやっさんに良く思われてないのに番組にでるとなると完全にご立腹間違いなし!

そして一番の理由が今後の活動に変化がでそうだから。
確かにでれば引っ張りだこかもしれないけれど呼ぶ側の気持ちがテレビに出たうまいうどん職人に来てもらうって気になると思う。
しかし自分の考えではどんな人が来てどんなうどん作るんだろうって不安ありワクワクありであってのがいいと思う。そこでうまいっていってもらえるのがうれしいじゃないですか!
そんなわけで断りました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

オファー

2006年12月12日 | 青森・岩手・宮城
が入ってきました。
フジテレビからで、番組出演依頼です。

番組名は

なんと

土曜八時の某人気番組


からで、どうも正月のスペシャルでスマップの中居くんがうまいもんを全国食べ歩く恒例企画で私のうどんを食べたいらしいです。もし出演となればお台場で特設うどん小屋を作ってそこでうどん出張販売してほしいそうです。

まだ返事はしておらず悩んでます。

さぁあなたならどうしますか?

六ヶ所村ラプソディー

2006年12月11日 | メッセージ

って映画が密かに上映されているのをみなさん知ってますか?
また六ヶ所村って聞いて何を連想しますか?

六ヶ所村には核燃料再処理施設が建設されていて、それが今年の春に試験運転をスタートさせ来年には本格稼動になるようです。

そんな事に興味を抱いたのは先日、六ヶ所村ラプソディーっていう再処理施設を問題とする映画を東京で見た十代、二十代の若者を中心に環境問題に取り組むNGO団体が関心を持ち、その問題と闘う女性、苫米地ヤス子さんの話を聞きにとなり町の十和田市に講演を聞きにやって来ました。

そしてその開場でうどんを食事にだしてもらえないかと依頼をいただき行ってきて話も聞いてきたからです。

その内容を紹介します。


苫米地さんは無農薬で米や野菜を何十年も育てられていてる農家の方で農業では土を一番大事に考えておられます。
そして、青森県に再処理施設ができてしまった。

施設が稼動にすると極微量らしいのですが煙突から大気へ、排水から海へ放射能がでるようです。その量は人体には影響ない程度だと施設側は言いますが、ある学者は原発が一年間にだす放射能を一日でだすと言っている人もいます。
放射能の影響をもっとも受けるのは胎児で、障害や流産になりやすくなるのです。
今はまだ実験段階で施設からでる放射能でどれほど影響がでるかはわかりませんがそれって恐ろしい事ではないでしょうか?
また土にも長い月日があれば放射能がつもります。
そんな土で育つ野菜が安心して口に入りますか?
県知事は県民の命と財政を守るためと言っているようです。安心で安全な暮らしの方がお金より大事ではないかと思います。
もしも地震やミサイル攻撃なんかされたら放射能で東北、関東、北海道は汚染されます。そうなると住めるなくなってしまって日本は厳しい時代に入るでしょう。
確かに私たちは原発に依存していて、それを維持するためには必要な施設なのかもしれません。
ならば電気に頼りすぎないくらし、あるいは太陽電池でくらすなどエコ生活して核に頼らないようにしていくべきじゃないかと思います。

みなさんもどこかでこの映画やってたらどうか見てみて何かを感じてほしいです。
お世話になった青森に安心で安全な未来を残せるように私に出来ることは微々たることだと思いますが何か貢献できればと感じました。


四年ぶり

2006年12月08日 | 青森・岩手・宮城
行ってきました散髪に。ここ四年間髪が伸びればマイバリカンで坊主にしていたのでほんと久々の美容室。

けっこうドキドキしました。店員のきれいなお姉さんシャプーしてもらってばっさりカットしてもらってマッサージなんかもしてくれて二千円ですよ。
たまにはいいもんですねぇ。大満足でした。
さっぱりと明日から再び頑張ります

その行く末

2006年12月08日 | 青森・岩手・宮城
その後いろいろ考え、自分がこの活動を始めたきっかけはさぬきうどんの魅力を広め、それがどんな形でもいいから残っていけば面白いと思ったからだ。
ならばフランス料理でうどんが使われるなんて最高の事。
これはやはり伝えようと決めた。

そしてその事を電話でシェフに伝えると残念な事に最近急に忙しくなってしまって時間がとれないためお流れとなりました。

残念…


先日、函館てバーでうどん作りしたのが北海道新聞に紹介されました。いい記事になってました。