竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

出店情報と今後の予定

2008年05月30日 | お知らせ
明日から三日間(31、1、2土日月)以前うどんフェアさせていただいた薩摩川内市のぎゃらりー遊(ゆう)さんで2回目のうどんフェアをさせていただきます。

時間は昼は11~3時、夜は6時~8時

薩摩川内市平佐町3381-1


遊さん終了後は熊本に北上し、阿蘇、天草→長崎→佐賀→少し福岡→少し山口→島根と行きます。

六月中には九州から山陰に入りたい。

綾つながりで

2008年05月30日 | 熊本・大分・宮崎・鹿児島
5月29日
おかげさまで体調がさらに良くなり、気力、体力がみなぎってきたので宮崎のフナヤンさん宅を出発し、再び鹿児島を目指しました。

鹿児島へ行く道中に以前から何人かの人に「いい町だよ~」っと紹介され気になっていた綾部市と「綾」繋がりの綾町に行ってきました。

綾町は山間の町で山に囲まれ川が流れる自然豊かな郷。

自然と人に優しい有機農業を町が推進し、また昔から工芸が盛んで藍染め、ガラス工芸、陶芸、画家様々な人も住んでいる。

お昼は「葉」というご夫婦でされているカフェにて食べました。地元の季節野菜や山菜を使った料理が小鉢で品数多くいただけ元気になりました。

綾町はとても美しい郷でした。個人的には理想の田舎の風景でした。

うどん怪人会後半

2008年05月28日 | 全国うどん食べ歩き情報
二日目の朝から二日酔いと思われる頭の痛さと体のだるさ…。
なんか調子がおかしいぞ。

午前中は宮川製麺所、道久製麺所でうどんを食べ、昼前は讃岐ラーメンはまんどへ。普段なら軽くいけるはずですが、体調悪く食べ切れず麺食人にヘルプしてもらう。

午後は香川大学農学部でうどんの研究もされている三木先生の講義を聞く。
前半は世界の食料事情について、後半はうどんの科学についてでした。
世界の人口増加に伴う食料危機と投機マネーによる価格の高騰が今後の問題だそうです。心配です。
うどんの話も新たな発見があり、質問したかった事も聞けたので良かったです。

講義終了後は温泉に入りアジトに戻るやいなや布団に倒れ込み無念の思いの中、寝込む。
気分が良くなれば少しだけでも交流会に参加したいと思っていたが気がつけば朝でした。

朝になっても体調悪く、朝一番のがもううどんで一杯食べるのみでフナヤンさんの車でダウン。

宮崎組は次の坂出山下うどんでお別れし宮崎に向け出発。

怪人会一行はその後数件の食べ歩きと製粉工場の見学で解散となったようだ。

帰りの車の中ではひたすら寝させていただき、気がつけば宮崎に帰ってきていたという感じでした。

第二のふるさと香川でまさかの体調不良…。ふるさとの心地良さに気が抜けて旅の疲れが出てしまったのかもしれません。
100%楽しめなかったけれど、これからに繋がるいい出会いがたくさんあったので参加して良かったです。
ほんとうに皆さんご心配おかけしてすみませんでした。そして優しくしていただきありがとうございました。
おかげさまで今日はブログをアップできるくらい元気になりました。

今日一日はフナヤンさんの優しさに甘えさせていただき、フナヤンさん宅にて養生させていただいてます。
幸い週末まで予定が入っていなかったのでしっかり体調を整えてたいです。

フナヤンさんありがとうございます。

写真はアジトから眺めた夕日です。

うどん怪人会2008初日

2008年05月28日 | 全国うどん食べ歩き情報
うどん怪人会という怪しい名のうどんサミットに参加してきました。

参加者は日本各地のうどん屋の大将や製粉会社の方、うどんが大好きなうどんマニアさん等。

基本的に昼間はうどんを食べ歩き、夜は交流会。

初日は上原食品、橋本農機具、田村神社、自衛隊、カントリーでうどんを食べました。
今振り返るとどこもうどん屋をイメージできないですね。

上原食品は朝しか食べれないうどん屋で入り口付近は食品店となっていて奥でうどんが食べられる。レジのおばあさんが特にいい感じでした。

橋本農機具はマイどんぶり、マイ醤油がないと食べれないお店。看板、暖簾ありませんでした。
誰かに連れてきてもらわないとわからないと思います。

田村神社は毎週行われる日曜市にて食べれるうどん。

そして気になる自衛隊うどん。年に一度の善通寺陸上自衛隊の一般公開フェスティバルでうどんが販売される。
自衛隊員が屋台で作るうどんと自衛隊の食堂で食べられるうどんの2種類ありました。
自衛隊員うどんを作るのは第14偵察隊。
作る調理器具が自衛隊使用だったのが興味深かった。
時々聞こえてくる骨太な「焼鳥おいしいよ~」って声がおもしろかった。

そして最後にカントリーといううどん屋さんに寄って、温泉に入り、交流会の会場「一鶴」へ。

香川のうどん屋の大将なども参加し人数は約80人。
大名刺交換会でした。なかなか知り合う事が出来ないような方とたくさん出会い交流する事が出来て良かったです。
また全国を行脚しているという事で一言あいさつさせていただいた時、自分のやっている事に対してとても喜んでくれた事が何よりうれしかった。
特に香川のうどん屋の大将さんに「そんな事してくれてうれしいね~」と言ってもらえて良かったです。

そしてアジトに戻って二次会。
途中で寝ました。

うどんサミットへ

2008年05月25日 | 香川・徳島・高知・愛媛
25、26、27日香川県某所で行われる「さぬきうどんサミット」に参加するため昨日宮崎にて以前お世話になったうどん屋「ふなや」の大将フナヤンさんと合流し、宮崎のうどん好きの方も含めた三人で相乗りで香川に向かってます。

サミットでは昼間うどんを食べ歩いたり、うどんを研究している大学教授の話を聞いたり、製粉工場を見学に行き、夜は様々なお店の大将や製粉会社の方、うどんマニアな方たちと親睦を深め、うどんの未来について語らうそうです。

どんな事が起こるか想像つきませんが、きっといい体験になると思います。
とても楽しみです。

先程香川に着き仮眠中。もう少ししたら朝一のうどん食べに行ってきます!

クゥ~お腹空いてきたぁ~

アジだしうどん

2008年05月25日 | ○○とさぬきの出会い 
大隅半島でたまたま寄った道の駅のような所で売っていた大きなアジイリコを発見!さっそく使ってみました。

以前アジイリコを使った時、うま味はあるけど生臭い感じがあったので今回はフライパンで煎ってから使ってみました。

こくのあるしっかりしただしになり評判は良かったです。
生臭さも気になりませんでした。

最近はその土地の素材も使ってみようという気持ちが強くなってきました。
やっていて自分自身が楽しいし、新たな発見もあるのでいい勉強になります。
やれるやれないは状況にもよるとは思いますが積極的に研究していきたい。

やねだん

2008年05月25日 | 熊本・大分・宮崎・鹿児島
屋久島に渡る前にこんな出会いがあった。
東串良のイベントに参加するために鹿児島から桜島フェリーに乗り向かっていた。やはりうどんが食べたくなって後ろのデッキで海を眺めながら食べていた。
すると隣でうどんを食べていたおじさんが声をかけてきた。

「自転車かなんかで旅をしているのかい?」

「車で旅していて東串良に向かってます」

「ひょっとしてやねだんにいくのかい?」

「違いますけど、やねだんってなんですか?」

「町おこし日本一として注目されている有名とこだよ。時間あるならおもしろいとこだから行ってみるといいよ!」

その道中にさっそく立ち寄り、そこで活動されている方を紹介していただき親しくなり、5月23日大隅半島鹿屋市串良町の「柳谷(やねだん)」という集落でうどんのワークショップをさせていただける事になりお世話になってきました。

やねだんはとてもおもしろい集落で、行政に頼らないをモットーに地域活性化を実践し成功していて近年全国から注目されている地域だ。

やねだんは過疎化高齢化が進んだ町でしたが、その状況の中で町を元気にしようと活動を開始、老人から若者まで協力して畑で無農薬、無化学肥料の芋を育て、それを原料に「土着菌焼酎やねだん」を作り販売し収益を上げ、利益で集落に必要な設備を設けたりしている。
高齢者も仕事を与えられる事で生き生きされ、健康にも繋がっているようです。

また空き家には日本各地から芸術家を招き住んでもらい、自由な活動を認めている。
今は陶芸家、画家、写真家の方々が住み活動されていて、閉まっていたスーパーをギャラリーに改装し作品を展示したり、集落内に作品を作ったりしていてユニークでおもしろい!

住民もアーティストもみんな団結して町を元気にしていこうとしている感じがして、過疎化で悩む町にはとても参考になる所なんじゃないかなと思いました。

以前お世話になった方が言われていた
「地域の活動ではボランティアではなく、そこに少しだけでも経済を作る事で仕事も楽しくなり活発化するんだよ」
というのを思い出し、それがやねだんみたいな形なのかなと思いました。

タッチュウ&ゴー

2008年05月23日 | 鹿児島の島々
5月22日
屋久島を旅立つ日。
8:20の1番安いフェリーはいびすかすに乗ろうか、値段は高いけど13:30のフェリー屋久島2に乗り、午前中だけでもなごりおしい屋久島を楽しむか…。
差額が大きいのでかなり悩んだが、なかなか来れない屋久島だから、お金の事は考えないようにし午前中を楽しむようにした。

最後はやっぱり山に行きたい!

行ったのはオススメと聞いていた屋久島の守り神が住むと言われる「太忠岳(タチュウダケ)」1497m。

7:00には登山口となるヤクスギランドを出発。
ヤクスギランドと初めて聞いた時人工的に作られた場所なのかと思っていたが、実際に行ってみるとヤクスギの森が自然な形で保護されていていい所でした。

2時間ほど登ると山頂でした。
その工程には貴重な森として特に保護されている小花山、天文の森を抜けていく。

静寂に包まれた森で気持ちのいい道のりでした。

9:00登頂!
山頂につくと15mくらいあると思われる巨大な岩が座っていた。
「天柱石」と呼ばれる岩で羽のないペンギンのような形をしていて、仏様の顔のようなものもあり東の方角に向いている。
屋久島の守り神と呼ばれるのがわかる威風堂々の神秘的な岩でした。

個人的に勝手名付けました!
その雰囲気から…

天然の「太陽の塔」!

岡本太郎の太陽の塔みたいな感じだなぁと思ったもので…。

ヤクスギランドから始まる森もいいし、山頂には太陽の塔もあるので個人的にはオススメの山になりました。

11:00には下山し、フェリーにも間に合いました。
奮発して良かったです。いい締めくくりが出来ました。

屋久島での一週間は濃厚で充実の日々でした。
行ってきます屋久島!
ありがとうございます!!

クライミング体験

2008年05月22日 | 鹿児島の島々
遊VIVAでクライミング体験をさせていただきました。
命綱をつけないで低い壁を登るボルダリングというのをやらせていただきました。

持つ石のルートがレベルによって決まっていて、9級はクリアできたが8級からは難しく無理でした。出来ないと悔しくてかなり熱く燃えました!腕の力ではないコツがあるようで深いスポーツです。

びびりなので高い岩壁を登りたいとは思わないですが、これなら楽しいなと思いました。

夜はお月様を見ながらドラム缶風呂に入りました!

カメノテうどん

2008年05月22日 | ○○とさぬきの出会い 
5月21日
屋久島でのラストうどん会は大人のプレイスポット「遊VIVA(あそびば)」。
クライミングや卓球、ドラム缶風呂、キャンプが500円で楽しめる素敵な所です。

だしに使ってみないかいという事で、海で取れる亀の手のような「カメノテ」という蟹と海老の間のような味の生き物を使いました。
屋久島とのコラボです。

味は少し甘味と磯の香りがでたような感じでした。
翌日はそれをみそ汁にしたのですが、そのだしの方が味がでて美味しかった。

貝を割ったり、潰したりしたらもっと濃厚なものになったかなと思う。

またこの日は川から川海老、山から竹の子をとってきていただき、天ぷらでいただきました。

屋久島はいい島だなぁ~

写真はカメノテを蟹の手と勘違いしてカメノテ蟹を作ってしまいました…