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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

気分転換!

2006年10月28日 | 北海道
今日はゆっくりと心を癒せた日だった。

友人に再会するため札幌を目指す。

途中温泉地に寄ってまず体をリフレッシュ!
すばらしい露天風呂と湯加減だった。

その後、札幌入りし少し時間があったので以前から行きたっかたイサムノグチの設計した公園彫刻モエレ沼にいった。
この人の作品にはいつも驚かされるけど今日も度肝抜かれた。
想像以上のビッグスケールとその公園の造りに久々にいいもの見たなっていう感動をした。
また駐車場、入場料も要らなくて老夫婦や子供連れの家族、ペットも連れもいていい所だった。
いい心のリフレッシュもできた。

そして友人との再会、明日はうどんパティー

まだまだがんばっていくぞー!

京極うどん

2006年10月27日 | 北海道
京極町でのうどん屋台はこの旅二回目のゲリラ作戦だ。


朝、寒さ厳しく外に出るとしっかり氷がはっていて水道が凍っていた…。
この寒さで外で水仕事は辛いから早く南下したいとほんまに思う。
とりあえず今日は頑張って乗りきろう。

八時に出店先の現場にいった。車を降りて準備に取り掛かる。
その時ふと足下を見ると一羽のカラスの死骸が!びっくりしたが慌てず視界に入らない畑の方に足で転がすようにどけた。

一件落着だが、これは不吉の前兆かさい先不安だ。

その後ちゃくちゃくと準備をし11時に開店!
車はよく通り何やってんだべさといった感じで見ていく。しかし止まる車はなかった。
もっとアピールしてやろうと愛用ののぼりを道の目立つ所に設置。さらに手打ちうどん250円名水仕込み!って看板も書いた。
すると11:30ごろにうどん六杯買いに近所の方が来てくれた。
これは今日もそこそこいけそうな感じだなと思った。

が…

しか~し12時前のこれから激熱タイムって時に一台の車がやってきた。
噂を聞き付けたお客さんかな?と思いきや、車には京極町って書いてあるやないか。
噂を聞き付けたのはお役所の方か…。
ドキッと緊張!
役人二人が降りてきた
とりあえず挨拶したがやっぱり聞かれてしまった

「許可もってる?」

言い訳なしで「持ってません」と答える。すると、

「話しになりませんな、やめてください!すぐ片付けてくれるなら保健所には連絡しませんから」

と言われて、とにかくしっかり謝ってすぐ撤収に取り掛かった。
「またちょっとしたら見に来るから販売せずに片付けてくださいよ」って釘をさして役人は去っていった。
片付けしながらずっと呟いてた…チクショ~。

いろいろ理由も考えた。
場所が売店ひしめく公園のすぐ近くだから同業者に電話されたのか、のぼりを大胆に標識の柱につけたからなのか、カラスを足で転がした呪いか。
ふと電柱みたら三羽のカラスがギャーって鳴いてたしこれは…。
ゲリラ作戦大失敗!ついてない日もあるもんだ。
役人には名前や住所は聞かれず注意で済んだからよしとすべきかな。作戦練り直しや!!
前向きにがんばろう!

カラスの呪いは今日だけと信じて。南無阿弥陀仏!!

富士シリーズ!

2006年10月26日 | 北海道
この一週間ほど富良野、美瑛の美しい丘や山々を眺めながらこの一ヶ月頑張ったため疲れぎみだったので休養してました。

もちろんなんとかこの景色の中で屋台したいと思い営業活動したのだがみつからず落ち込む日々…。
展望台駐車場で休憩していると「あら京都ナンバーの車よ!」なんて声が聞こえてくる。するともう一人が「この車は仕事で来てるんやわ」と…。

こんな声を聞くたびそうだ仕事しなければ!!しょげた心が奮い立つ。

富良野での営業は諦め移動を決意!
目指す場所は北海道の山の代表各えぞ富士こと羊蹄山の見える京極町にした。
この山の麓には名水がたくさん湧き出しいるのできっといいうどんも出来るはず
噴き出し公園という場所もあり名水を求め多くの人が汲みに来ていた。
この町でなんとかやりたいと何件かあたるがダメだった。やはり繋がりがないと厳しいのか…。
ぶらぶら散歩しながら場所探し。
すると道端の空き地で野菜を洗う農家のおばちゃんがいた。水道あり場所よし。

だめもとで聞いてみたらびっくりしていたがあっさりOKがでた。

まさかの展開に自分もびっくり。27日だけだけどやらしてもらうことになりました!
やる気みなぎってるぜ!!

京極町ふきだし公園近くのローソンの横あたりでやってるのでこれる人はぜひ来てください!

ゲリラ的うどん店

2006年10月19日 | 北海道
朝晩かなり寒い今日この頃まだ風邪もひかずにやってます。

月曜日に10日程居た羅臼をたった。
お世話になった人達との別れは寂しい。毎回ウルルンしそうになる。

次の目的地はとなり町の中標津。
ホテルからオファーのあった所。
さっそく向かっておいしいうどんを食べたいのと玉を買いたいという事だったのでホテルでうどんの仕込みをした。
練って踏む作業に喜んでもらえた。夜はビップにホテルに泊めて貰いしっかり休んだ。
次の日仕込んだうどんを打って食べて貰い残りの玉は冷凍生うどんにして渡した。
おかみさんはとても喜び感動してくれた。
良かった。
昼から中標津から80キロ位の釧路の近くの厚岸町に行った。

この町はかきが有名な所で今は大黒サンマという厚岸オリジナルものも旬のようで気になる存在だった。
うどんをやるかどうかは町の雰囲気を見てからと思っていた。実際着いてみるとなかなか味のあるところで日が暮れるまでどっかやらしてくれる所をあたってみることにした。
三件断られ四件目のガソリンスタンドの人がそこの空き地でやればいいよと許可がでた。

しかし民宿も飲食店もないとこだから無許可ゲリラ屋台になってしまうが1日限定でやる事にした。

夜はかきサンマを舌づつみ。うまい!


18日勝負の日。朝から準備し11時に開店。
スタンドの人が宣伝してくれていてたくさんの人が食べに来てくれて喜んでもらえたみたいだった。
片付けをして無事に撤収。
なかなか楽しい1日になった。

明日は釧路と帯広にちょっと寄って富良野を目指します。

羅臼という街

2006年10月10日 | 北海道
この週末の道東地方の天気は大荒れで、羅臼の海岸線の国道はものすごい高さの波が打ち寄せ危険な状況だった。
しかしながらたくさんの人が食べに来てくれたのでありがたかった。
今日はやっと天気が回復した。
するとマスターの知り合いの人が波でホタテがいっぱい打ち上げられてたから拾ってきたといって天然物のホタテをたくさんくれた。
さっそくお昼に食べたら天然だけに身が締まっていてうまかった。

それはさておき羅臼の街はとてもおもしろい。

北海道にはめずらしく歴史と情緒を感じる雰囲気がある。
そして知床の大自然がある。
そんな魅力にひかれてかおもしろい人もたくさんすんでいてシーカヤックでアリューシャン海峡を冒険したりヒマラヤ登山なんかもされている新谷暁生さん、プロクライマーのありたにけいこさん、国際的な賞も数々とられている絵本作家の関屋敏隆さんなどすごい人がいます。

そんな人たちと話す機会がよくあり、興味深い話をたくさん聞かせて貰って刺激的な日々を送ってます。

これから先どんな出会いがあるのか楽しみだ

知名度アップアップ

2006年10月07日 | 北海道
今日からうどん販売イン羅臼が始まった。
天候はあいにくの雨で聞くところによると羅臼の人々は傘さして歩くのが嫌いで天気の悪い日は出歩かないらしい。
これは心配だ。
ちなみに吹雪の日は傘はいらないからけっこううろうろしてるらしい。
しかし顔のきくマスターは知人が多い。
北海道新聞の記者と繋がりを持っていて面白い男がやってきているからと紹介していた。

そして今朝の新聞の根室地方の記事のところにばっちりでちゃってました。


そのおかげで今日は完売という最高のスタートがきれた。

営業中はマスターもママさんも手伝ってくれて大助かり。
マスターは揚げたててんぷらにしたいと、うどんの茹であがり待ちの時間にてんぷらをオーダーとって揚げてくれた。
また深層水で練った生地はこしがありうまい。
羅臼昆布でとっただしも礼文昆布に慣れてるためはじめはおやって感じだったがしばらくしたらこれもなかなかいいだしだなと思えた。
そして肝心のお客さんの反応はとても良く喜んで食べてくれる人が多かった。あぁー良かった。
夕方には80キロほど離れた大きな中標津町という街にある某有名ホテルから新聞を見て、うちでもうどんのイベントやらないかとオファーが入ってきました。
なかなか順調なのでこの調子でがんばります。

知床の奇跡

2006年10月07日 | 北海道
礼文を出発しオホーツク海沿いを走ること500キロ知床半島南側の町羅臼にやって来た。
日中の移動は初めてだったが楽しい。このときばかりは旅人として旅していた。

知床半島は世界遺産でそのメインとなる玄関は北側のウトロという町になり観光客も多い。
どちらで勝負しようと考えた結果街に味わいがある羅臼を選んだ。

今度は友人の紹介もなく当てがない。

とりあえず役場へ駆け込み相談することにした。
しかし結果は保健所の許可がない人に公的な役場が認めるわけにはいかないという事だった。
でもみんな興味ありで食べたそうだった。
その後北海道の保健所に許可について問い合わせたがテントの下での販売は祭りやイベント以外認めないということだった
やはり食堂や民宿の一角を借りてその持ち主の飲食店許可に便乗する技術提供スタイルでいくしかないようだ。
なかなかいきなり行って頼んでも厳しいだろうがとにかく手あたりしだい次の日から回ろうと決めた。
そして今夜はテント張るの面倒だし車で寝ようと思いちょっと買い出しにコンビニへ。
そしたらばったり駐車場で礼文の桃岩荘で一泊だけ一緒だった人と出会った。
あまり話はしてなかったがうどん屋台で次は知床方面に行きますと伝えてた程度だったが顔はしっかり覚えていた。
とりあえず飯でも食べようという事で食堂へ。
ご飯を食べながら羅臼は礼文と違ってきびしいと相談してた。
すると知り合いに顔のきく喫茶店のマスターがいるから相談してみようよと紹介してくれた。
さっそくマスターに会いに行った。そして事情を伝えたところおもしろいと興味を示してくれて、しかもテレビ番組も見ていたらしく前に出てた子か!と喜んでくれた。しばらく話をした結果マスターはのりのりでやろうということになった!マスターは食堂も経営していて昼は暇だからそこを使ってやることに決まった。
奇跡的だった。
営業は土曜日からで羅臼町の食べ処いわみさんで一週間ほどやります。
また近くに来る人いたら来て下さい。
今回は提携なので値段が350円となってますが、これまでお世話になってる常連さんは盛り多めサービスさせてもらいます!!

ちなみに羅臼では羅臼昆布とここで採れる海洋深層水を使用したうどん作りに挑戦してみようと思ってます!

礼文よ礼文!

2006年10月04日 | 北海道
今日13日間過ごした礼文島を出発した。

礼文では合計11日うどんを作った。
目の前に利尻富士を眺め仕事ができ幸せな日々でした。
そして島での生活の中で欠かせないのが桃岩荘ユースでの四日間。
桃岩荘は昔のにしんばん屋を改造した建物でとても味があり、またスタッフさん泊まっている人達もいい!
ここではみんなで歌ったり踊ったり、旅立ちを見送ったりと忘れてた大事なものを思い出させてくれます。
そんな桃岩荘で一日だけうどんの試食会をやらせてもらえた。
全国各地からやってきている人達に食べてもらえていい宣伝ができた。
その次の日宿からたくさんの人が食べに来てくれた。行列の出来る屋台になってました。感謝です

出発の地、礼文で最高のスタートがきれた。

これから先がイバラの道だろうけど頑張ってきます。

うどんを食べに来てくれたみなさん、お世話になった民宿のご夫婦そして桃岩荘本当にありがとうございました。

次は知床羅臼方面目指します。

礼文でやり残したこといっぱいあるからまた屋台の旅のゴールに帰って来ます!


今度は嫁を連れて!!