竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

再スタートで一路滋賀県へ

2007年08月29日 | 滋賀・大阪・兵庫・淡路島
8月29日
綾部を立ち再スタート。
滋賀県を目指す。

8月30日
大津市葛川町町居で自給的田舎暮らしとオーガニック料理などされている「はるや」さんにお世話になる。

はるやさんで驚いたのは料理に使う火のほとんどが七輪!
火力は十分だそうでスローな感じがとてもいい。
また遠赤外線効果で素材の味もおいしい。
冬なんかは薪ストーブと併用でガスはほとんどいらないそうです。
これからは炭の時代かもと感じた。


8月31日、9月1日
はるやさんの紹介によりとなり町の朽木で行われる9月1日~17日までの音楽とエコのイベント「山水人(やまうと)」のボランティアスタッフとして会場準備の手伝いをさせてもらった。

手伝いの内容は間伐材を使った小屋の建設。
行った時にはすでに棟は出来ていたけど屋根はりなどの大工仕事を体験させてもらった。
将来店を建てたいのでいい勉強になった。

六ヶ所村ラプソディー〓

2007年08月26日 | 滋賀・大阪・兵庫・淡路島
8月26日
以前青森県十和田で苫米地ヤス子さんの講演を聞いた時に紹介したドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」の上映会が兵庫県篠山市であり念願の作品を見る機会となった。
しかもうれしい事に監督の鎌仲ひとみさん本人による講演会もあり映画に関するエピソードも聞かせてもらった。

さらに光栄な事に監督も参加の上映後の懇親会でうどんを作らせてもらった。
監督にも少し話をさせてもらえ刺激をいただきました。


映画を見て感想
六ヶ所村ラプソディーは青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料再処理工場に関わる人達のドキュメンタリー映画。
この再処理工場は今年の11月に本格稼動の予定で日本や世界の原子力発電所で使用された使用済み核燃料を再処理し、その中から地球上1番危険で厄介な物質プルトニウムを抽出し、そのプルトニウムを利用した将来の新たな原子力発電(しかし今だにプルトニウムによる発電所は世界に一つもない)の燃料にしようという計画だ。

ここで問題なのがこの再処理する過程でたくさんの放射能がどうしてもでてしまい、煙突と海底に設置された配管から普通の原子力発電所の出す放射能の一年分をたった一日で吐き出すことだ。
そうなると空と海を激しく汚染することになる。
よって農作物、海産物も放射能に汚染されてしまう。それは自然に生きるものすべての体内に入る。
それによって1番影響を受けるのが胎児や赤ちゃんです。
イラクでの劣化ウラン弾の放射能被害による赤ちゃんの癌や白血病が急増している事、すでに稼動しているイギリスやフランスの再処理工場でもそのような被害がでている事から大量放射能がいかに危険かがわかる。
そのためイギリスではすでにさまざまな放射能漏れ事故を起こした再工場の停止を決めている。

原子力ビジネスというのは想像もつかないほど儲かるようで、いくら反対運動をしても今さら何兆円もかけて完成した工場を稼がぬ内に閉鎖する事は出来ないのだろう。
青森には六ヶ所での雇用に依存したり、それに伴う仕事で生活している人も多いので尚更反対しにくいのも事実。

このまま工場を受け入れ大きな事故がないことを願いながら生活していくのか
それとも何とか被害を最小限で押さえ工場を停止させるのか。

日本にとって非常に重要な問題であるはずなのに新聞やニュースには一文字もでていないのが現状なのだろう。

そもそもこの問題は私たちの生活が大きく関わっている。
今や生活の中に電気は欠かせない存在となっている。
その電気の3分の1は原子力。
原子力発電でる廃棄物があるが故に再処理工場ができる。
またこの核廃棄物は戦争で劣化ウラン弾の材料としても使われ、イラクやアフガニスタンでの戦争に使用され放射能被害の原因にもなっている。

クリーンエネルギーなんて言ってる原子力はとても危険に満ちている。
そんなエネルギーに頼らなくていいように気付いた人からは生活の見直しエアコンになるべく頼らない、不必要な電気を消す、電球を少々高いけど10倍長持ち節約タイプ変えるなど身近かな所から変えていき、みんなで伝え合いその和を広げれば解決できます。

そんな事を考えさせられた日でした。

綾部での日々

2007年08月14日 | 綾部
8月14日
地元綾部市志賀郷町の納涼花火大会でうどんの屋台をさせてもらった。

志賀郷の花火は規模が小さいけれどすぐ目の前で打ち上がり、火の粉が降り懸かりそうになる迫力。
いつ見ても感動する好きな花火大会だ。


8月17日
以前からお世話になっている八田にある古民家を改造した蕎麦屋の「そばの花」さんのご主人村上さんがお店の休みの日にお店ごと貸して下さり、蕎麦屋を一日ジャックしてうどん屋にさせてもらった。

多くの方で賑わい大盛況でした。
また、普通にやってきて「せいろそば下さい」って方も多かったがこの日ばかりはうどんを食べてもらった。


8月21日
以前から帰る度に使わせてもらっている実家近くの茅葺きの古民家でうどんをさせてもらった。


和歌山県熊野地方

2007年08月05日 | 和歌山・奈良・京都
八月五日
和歌山県に入り本宮にある熊野出会いの里さんにてうどん打ち。

里長の麻野さんは有機農業をされていて熊野川を見渡す絶景の高台で家を建て畑、田んぼをされている。

熊野出会いの里という名前だけあって農業研修会や健康法学びの会、年に一度100人以上の人が集まる出会いの会など様々な出会いの場を提供されています。

八月六、七日
熊野川町の山の中で修験道のお寺、山学林をされている立石光正さんにお世話になり少し修行させていただいた。

修行といっても朝の勤行に参加させてもらう位。
お寺で近くの子供達が夏合宿で自然体験していて一緒に近くの清流和田川で川遊びやもりで鮎突きなどめったに出来ない体験をさせてもらった。
水深5メートルでもはっきり見える綺麗な川で感動だった。

自然を尊び山川に親しむ修験道。また機会があれば勉強してみたい。

八月八日
那智勝浦で茶道の先生をされている芝先さんにお世話になりうどんをさせてもらった。

八月九、十日
色川町にて城さんにお世話になりうどんをさせてもらった。
色川は熊野の山岳地帯の町で過疎が進んでいたがUターン、Iターンを積極的に進め今では小学生のほとんどが移住者の子供達らしい。
また若者世代がじいちゃんばあちゃんから百姓や暮らしの知恵を学びたくましく生き抜く力を持とうと百姓養成塾という取り組みもされていてすばらしい。

お盆が近づき綾部にここから戻った。

天女座

2007年08月04日 | 岐阜・愛知・三重
八月四日
熊野にある音楽ホール「天女座」さんにてうどん打ち。

天女座はシンセサイザー奏者の矢吹紫帆さんとご主人で4オクターブのボイスパフォーマンスの矢中鷹光さんがされている海の見える音楽ホール。
観客から好きな言葉をいただき瞬時にその言葉のイメージし自由自在に演奏する『即興』のライブをされている。

お二人は天女座をされる以前一人でも多くの人と出会いたいと「10万人とふれあうコンサート」開始。海外、国内のべ500回以上のコンサートを行われ10万人を達成された。

そして夢であった海のみえる音楽ホールを熊野の過疎化の進む地域にあった車の修理工場を改装され数々の困難や奇跡的な出会いがあり、今はとてもすばらしいホールが出来ています。

ちなみにカフェもされていて窓から見える熊野の海は抜群で一日眺めていても飽きない景色です。

話を伺い、夢を実現するためのイメージを持ってあきらめず行動すれば叶うんだなと感じた。

熊野

2007年08月02日 | 岐阜・愛知・三重
8月2日
三重県南部御浜町で「御浜天地」という農場をされいる山本さん、田口さんにお世話になり熊野地方の若手農業チーム「熊野どいらいファーマーズ」のメンバーさんにうどんをたべてもらった。

山本さんは熊野で鬼城太鼓という和太鼓されていて、翌日講演に招待してもらい
体の中まで響いてくるような迫力の音を聞かせてもらった。
男らしい日本伝統の和太鼓もかっこいい。