竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

伊勢うどん

2007年07月30日 | 全国うどん食べ歩き情報
7月29日
生まれて初めて伊勢神宮に参拝。
外宮、内宮と参り、お目当ての伊勢うどんを食べに行く。

伊勢駅から程近いうどん通ならおもわずそそられる古びた歴史ある店構えの「山口屋」さんでいただいた。
三重に来て以来君は伊勢うどんを食べたか?と何度も聞かれたので
この瞬間をどれだけ待ちわびたことか。

注文し出てきたうどんにびっくり。
まるまるした太い麺にこってりとしてそうなつゆ。
まるで大蛇のようだ。
しかも想像では冷たいうどんだと思っていたが実際は温かいものだった。

食べた感想は麺にはコシはなくやわらかい感じ。
つゆが見た目ほど濃くなくけっこう食べやすい。
これはこれで伊勢にきたら食べなくちゃって思いました。

7月30日
松阪にある30年以上前から自然食品店をされている「かねこや」さんでうどん打ちをさせてもらった。
夜、木材加工の方が食べに来てくれて、本物の割り箸の意味を教えてもらった。
今でこそ割り箸は中国で乱伐された木で作られていて森林を破壊しているから
悪いイメージで捉えられているが、本来は製材で出た材木としては使えないきれっぱしを利用し作っていたもったいない精神の賜物だそうです。
間伐材やきれっぱしの割り箸でまかなえるようにしたいですねー

コンポストマイスター

2007年07月28日 | 岐阜・愛知・三重
7月28日
津市白山町にてコンポスト(堆肥)作りの研究をされている橋本力男さんの所でコンポストマイスター(堆肥作り職人)課程を受講されている方々の昼食にうどん打ちをさせてもらった。

橋本さんは30年以上堆肥、育土の研究をされているスペシャリスト。
農業において土は1番大事でその土がどんな栄養をもっているかで作物の品質が変わる。
そのために用途に応じた栄養のバランスのいい堆肥を今は5種類作られている。その一つには生ごみから作る堆肥もある。

受講者の亀井さんは生ごみリサイクルとして近所の100件くらいの生ごみを堆肥にし畑やガーデニングなどに利用されている。

上質の堆肥には土壌改善、環境改善の力もあるらしくおもしろい分野だと感じた。

愛農会

2007年07月27日 | 岐阜・愛知・三重
7月26日
伊賀市ある全国愛農会本部にてうどん会をさせてもらった。

愛農会さんは農業を愛し、農業に生きる仲間が自立し、平和で明るい農村や社会を実現しようと全国で活動されていています。

本部の横には愛農学園農業高校があり、野菜、作物、果樹、養豚、養鶏、酪農の6部門あり、百姓がスキでスキでたまらない愛農青年を育てられておられます。

また農業集中講座の開催、有機農産物の流通など様々な活動をされています。

敷地内にはかわいいこぶたが歩いて散歩していた。

やはりブゥブゥって鳴いていた。

翌日は愛農会さんの紹介で近くで有機農業されている中さんを紹介してもらいお世話になりうどん会させていただいた。

夏休みで子供さんもたくさん食べに来てくれて賑やかな会でした。


伊賀にて

2007年07月26日 | 岐阜・愛知・三重
ご無沙汰してます
ただいま三重県熊野市にきてます。
台風が接近しているようで風が強く、波が暴れてます。

7月24日
伊賀市上阿波で農家民宿「甚九」をされている東さんにお世話になりうどん会。

東さんの所では農業体験やこんにゃく作りなど様々希望に応じて体験できます。

翌日すぐ近くにあるさるびの温泉へ行った。
ぬるりとしたいいお湯でした。


7月25日
伊賀市下阿波にあるイベントスペース「風庵」の小川さんにお世話になりうどん会。

風庵さんでは落語会など楽しいイベントをよくされています。

そして今、全国落語武者修行ツアーをしている桂三若さんという方がいるという話を聞いた。
桂三枝さんのお弟子さんでバイクにてまわってるそうです。

どこかでの町で会えるかもしれない。

月の庭&而今禾

2007年07月25日 | 岐阜・愛知・三重
7月19日
亀山市にあるオーガニックレストラン「月の庭」さんにいった。
以前、月の庭スタッフとして働いている学さんを紹介してもらっていて、おもしろい所だからぜひ立ち寄って下さいということで今回お邪魔させてもらった。

月の庭のオーナーの岡田さんご夫妻にお世話になり、お店が忙しい時期だったのですがうどん打ちさせてもらった。

それもなんと朝一番うどん会。
五時半から仕込み、朝食にうどんを食べてもらった。
岡田さんご夫妻、スタッフの方もうどんの仕込みからみたいと勉強熱心で朝から参加されていた。
朝一からの仕事は修業時代を思いだしました。

お昼には月の庭のランチをいただき、「未来食」という名の雑穀を中心とした料理で味、食感など様々あり美味しかった。

また月の庭では頻繁にライブやイベントをされていて、人が集まり地域の活性化にも貢献されているすばらしいお店です。

さらにこの日の夜には隣町の関にある月の庭の奥さんのお姉さんのお店ギャラリー+カフェ「而今禾」(JIKONKA)さんを紹介してもらいうどん会。
久しぶりに一日二回のうどん打ちでした。

この関という町は岐阜の刃物で有名なところではなく、江戸の宿場町情緒の溢れれる場所だ。
そんな町並みの中にある而今禾さんもとてもすばらしい空間で陶器や服など古い家具に巧みに展示されてました。

またうどんがきっかけとなり翌日に而今禾さんで行われるおいしいコーヒーの入れかたやエッセーなど書かれている中川ちえさんの出版記念イベント、夜には「えま&慧奏」さんのライブがあり人が集まるという事でうどんの販売をさせてもらう事になった。

7月21日
夕方ライブ前にうどんの販売をさせてもらった。
「えま&慧奏」さんのライブが始まるとそちらの方に参加させてもらい楽しみました。
ジャンルはワールドミュージックって感じなんでしょうか、とにかくえまさんの澄んだ歌声と慧奏さんの情熱の演奏が良かったです。

将来うどん屋でもたまには小さなライブイベントも出来るお店にしたいと思っております

三重県入り

2007年07月22日 | 岐阜・愛知・三重
7月18日
とうとう紀伊半島の入口三重県にやってきた。

四日市市にあるギャラリー&雑貨&カフェの「花花道具」にてオーナーの辻さんや石川さんにお世話になりうどん会をさせてもらった。

お店の周りには茶畑が一面に広がっていてあまり知られていないが日本有数のお茶処で伊勢茶というブランドとして販売している。

お客さんの話声が関西弁で聞こえてくる。
あぁだいぶ戻ってきたなと感じました。

久々に…

2007年07月21日 | 岐阜・愛知・三重
7月14日
単身赴任で名古屋に住んでいる父と会い、いきつけの居酒屋「居楽亭」さんにお世話になりうどん会をさせてもらった。
父の知り合いの方やお店の常連さんがたくさん来て下さり大盛況でした。
父は会計やお茶出しなどしてくれ、親子での初うどん仕事は無事に出来ました。良かったです。

7月16日
豪風号再び大学に潜入する。

名古屋市南区にある大同工業大学の横山先生を紹介していただき横山さんの研究室でゼミの学生さん達とうどん会。
うどんの道具を研究室に運んでる光景はおもしろかった。
何してるんですか?と聞かれればうどんの研究ですと答える

横山さんのゼミではコンピュータグラフィックの研究をされている。
またCGだけでなく実際に物作りもしようとフォーミュラカーのボディ作りをしたり、しかも今年は和紙と漆を使ったボディにチャレンジされている等、楽しいゼミをされてます。
来月には富士スピードウェイでレースもあるそうです。

道場破り

2007年07月21日 | 岐阜・愛知・三重
岐阜県美濃加茂市に日本そば文化研究所「半布里道場」という所があると聞き、たのもう~と門を叩き、道場破りに…
というよりも勉強させてもらいに行ってきました。

ここではそば打ち体験や入門、また出張販売などされている。

うどん職人でもそばの事知ってた方がいいよと師範の波多野さんによる楽しくわかりやすいそば打ち講座を体験。
そば打ちの技術だけでなく道場ならではの指導方法も勉強になった。

昼食に打ちたてのそばをごちそうになり、その後はうどん講習となった。

夕食にうどんを食べてもらい、話の中で多治見に「信濃屋」という珍しいうまいうどん屋があると聞き、翌日波多野さんが連れていってくれました。

信濃屋さんは昔ながらの名古屋伝統の手打ちを受け継ぐお店で戦争時に多治見へ疎開され、その後はそのまま今の場所でされている。

ご主人の滝さんと波多野さんは親しいためうどん話も聞かせてもらえた。
まずはうどんをどうぞところうどんをいただく。

太麺でちょっと濃いめのつゆ。
麺はふわふわチュルチュルって感じで優しくどんどん食べれてしまう。

麺とつゆが絶妙でした。話しを聞くとなんと麺の茹で時間70分。
下手な麺だと溶けて失くなってしまうらしい。思いを込めて14時間かけ仕込んだ麺ゆえに耐えられる。

以前取材にきた食通が「魂のこもったうどん」と言ったそうです。
いつか自分のうどんも70分茹でてみるかな。
ちなみにころうどんの発祥はこの信濃屋さんでもともとは「香露うどん」からきている。

また不思議と食べたくなるうどんでした。

愛知にて

2007年07月12日 | 岐阜・愛知・三重
7月6日
岡崎市にある江戸時代末期の築150年の古民家カフェ「石原邸」さんにてうどん会。

石原邸には、土間の釜や井戸など昔のままの物が残っていて江戸の生活の息吹を感じられる。
そんな雰囲気の中でのうどんを食べる。
いい感じでした。

普段はカフェ、ランチ、リラクゼーション、イベントなど様々されてます。

7月7、8日
香川での修業時代から何度も食べに来てくれて応援してもらっている知立市の西川夫妻宅にて、うどん祭。

二日間に渡り様々な人が食べに来てくれて楽しかったです。
特に二日目にうどんの合間に愛知の喫茶店はおもしろいとの事でコメダ珈琲に行った。

愛知は喫茶店の数が多く個性溢れるお店もたくさんあるようでコメダはその中でも一般的な店らしい。

コメダのメニューの写真にはやたらクリームが乗っかっていた。
隣に座った友達夫妻が二人ともクリームコーヒーを頼む。

そしてやってきたクリームコーヒーに目を疑った…

そびえ立つツインタワー。
写真では想像できないほどソフトクリームがもりもりだった。
コーヒーにたどり着くのに大変そうでした。コメダはまさにクリームパラダイスだった。
なんとも言えない別な愛知の一面を垣間見てしまった…

コメダの入り口に書いてあった「アイスクリームは太らない」という新聞記事が笑えた…
それからというもの各地にあるコメダ珈琲がやたら目に入るようになりました…


東濃にて

2007年07月05日 | 静岡・山梨・長野
6月28日
ゴーバルさんで少し働かせてもらった。
その仕事は豚の解体。
やらせてもらったのは後ろ足をばらす作業。
師匠は手早く関節に包丁を入れあっという間に解体していくのですが、いざやってみると力ばっかり入ってうまく出来ず大変でした。
普段はパックに入った肉しか見ないですが少し見る目が変わった気がします。

夜は近くの小学校にてサッカーがあるという事で久々に体を動かしたいと思い経験はほぼなしですが参加させてもらった。

普段歩くのは自信ありなんですが走るのはダメでした。
翌日に筋肉痛がきて若さありと思ったが翌々日さらに痛みが増してました…

6月29日
中津川市根の上高原でロッジをされている「あかまんま」さんにてうどん会。
オーナーの赤尾さん御一家は森を歩き、遊び、学ぶ体験教室などされている。

東濃地方に入り「ころ」といううどんの食べ方がでてきた。
冷たいうどんに濃いめだしをかけて食べるものだ。
それに天ぷらをのせたものを「天ころ」
名店もあるとのことで食べに行きたい。
またこの辺は小麦文化が強いようで麺にうるさい人も多い。
辛口意見もしっかり聞いて活かしていきたい。

6月30日
中津川市付知町で林業されている宮田さん宅にてうどん会。
来ていただいた方の中に木を植えている方、木を育ててる方、そして森の素晴らしさを伝える方がいてさまざまな立場からいい話を聞かせてもらいました。

7月1日
岐阜県多治見市のタイル作りをされている水野さん宅にてうどん会。
多治見近辺は陶磁器の町。
陶器、磁器、タイルなどの会社がたくさん集まっている。
来られた方にも職人さんが多く、褒めてばかりじゃ成長がないとうどんに対して感じたことをはっきりと言ってもらえた。勉強になる話もたくさん聞かせてもらいました。


7月4日
愛知県岡崎市にある築150年の古民家「石原邸」でされているカフェを紹介してもらい伺った。
オーナーのジョテスさんと話が弾み、明日の昼にうどん会をさせていただけることになりました。
近くの方はぜひお越し下さい。