精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

コメントへのコメント

2010年02月12日 12時50分32秒 | 佐々木の想い
 12日づけのブログにコメントをいただきました。
 趣旨が不明なので的確なコメントはできませんが、12日付のブログの意味は、当日資料として現行の議会議員の報酬額を記載したものを配布させていただいたにも関わらず(月額表記なので掛ければおおよその年収は分かる)、「1人年間1000万円かかる」という意味の発言をされた方がいたので、想像で発言するのではなく事実関係を踏まえたうえで、意見を述べて欲しいという意味です。
 もちろん、私自身は立候補する前に、その時点での議員報酬額は把握していますし、それに対して文句を言っているわけではありません。
 また、「職業議員」に関する議論があるのは承知していますが、以前から述べているように、市町村長と議会は、民主主義の両輪でお互いの権力の暴走を抑制し、住民・国民の意思を1つでも多く反映させるところにポイントがあります。であるならば、「市町村長も職業化せずボランティアですべき」という主張とセットなら筋が通っていると思いますが、一方だけの主張は的外れです。また、もし、「ボランティア政治家」でいいということになれば、市町村長側も議会側も大幅に人数を増やさなければ、本当の意味のかみ合った政策論議はできないと思われます。それだけ今の仕組みは複雑怪奇な物です。今の市町村長や議会の活動スタイル(例えば会議の大半は平日の昼間)を抜本的に変更しない限り、「経済的に余裕のある住民」しか政治にかかわれなくなるし「公的制度として残業や休日出勤が免除される」ことにしないと、過酷な労働環境で働いているサラリーマンは関われません。結果として、氏がおっしゃるような国民のための政治を構築することが困難になるのではないかと思われます。
 私も、議員定数問題のみを議論することはあまり建設的でないと思います。氏のような意見も尊重したいので、できれば地方自治制度がどのようになれば、氏の主張されるような仕組みにすることができるのか、建設的なご提案をお待ちするものです。
 ぜひ、部分的・感情的でなく体系的・理性的な提案をお寄せください。お待ちしています。
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議員報酬

2010年02月12日 09時30分02秒 | 議会・地方自治
 昨日のブログにも掲載しましたが、昨晩第1回目の意見聴取会が開かれました。今晩に、第2回目が開催されますが、昨日の発言で1つだけびっくり&そういう誤解しているのか ということだけ、取り急ぎアップしておきます。
 定数削減賛成の意見を持つ住民の方の発言で、
 「町会議員は1人当たり年間1000万円ほどの報酬をもらっていると思うので、4人減らせばそれだけ町財政が助かる」という趣旨でした。
 賛否はともかく、私たち議員は1000万円どころかその半分も報酬はありません。分かりやすく言えば、一般企業の初任給程度の報酬です。しかも、年金掛け金や健康保険などは、使用者負担がないのですべて自己負担ですし、雇用(失業)保険にも加盟できませんので、何の保障もありません。
 また、役所や企業なら、仕事に要する経費は原則負担する必要はありませんが、私たち議員は活動すればするほど、少ない報酬の中から活動費に転用しています。実際、保険料・税金などを差し引いて毎月の生活費として使えるのは、私で10万円程度です。
 あと2回、聴取会はありますが、基本的なことは誤解なきようよろしくお願いします。
コメント (1)
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