精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

大晦日なのだ

2008年12月31日 16時35分29秒 | 佐々木の想い
 今年もあと7時間ほどで幕を閉じる。以前にも書いたが、年末は何かと忙しく、年賀状は、今年もまたギリギリになった。この悪循環は、そう簡単には直らないのかなと半分諦めている。
 この1年間は、公私共にあわただしかった。初めて経験することも多々あり、1からの勉強の苦労も重ねてきた。残念だったこともあるが、前進したこともある。ただ、あと2カ月半で50という大台を迎えるにあたって、徐々に体力が落ちている感がある。20代の頃の、「宿直で徹夜しても翌日遊びに行けた」というのは夢の夢。「once upon a time」の話である。
 知り合いで亡くなった方もいれば、新たに知り合った方もある。これだけ人口が急増している町では、もっと急速に多くの方と対話する必要があると感じているが、現実はなかなか進まない。何か新たな試みが必要なのだろうか。新たな試みといえば、このプロ具を始めたのはまだ今年のことだ。どれだけの方に読んでいただいているかは、人数的には分かるが、どんな感想を持っているのかはすべて把握できていない。率直な感想をお聞かせいただきたいと感じている。
 世間では、不況の嵐が吹き荒れて、年を越せないという悲痛な叫びが聞こえてくる。今日から、東京では、労働組合などが年を越せない人たち向けのテント村を設置するとのことだ。このような仕事を、なぜ政府ではなく民間なのかが疑問だ。政府こそがtoo late(遅すぎる)ではないか。
 個々のくらしはいろいろあると思うが、みなさんには素敵な年を迎えていただきたい。今年、良くなかった方々も、来年こそは好転されることを願うものである。
 今年最後の書き込みです。また、来年もよろしくお願いします。
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帰省

2008年12月30日 14時03分14秒 | 各地・分野の動向
 年末年始とお盆は、日本中で「民族大移動」が発生する。わが精華町も、元々の住民は1万人もいない。およそ3万人が、他の市町村からの転入である。
 しかし、それも時間が過ぎると状況が反転する。私の住んでいる北ノ堂地域は、1960年代後半から入居が始まった。40年ほど前のことである。当時は、盆・正月になると、地域から人が消えたものだ。ただ、15年ほど前から、事態が逆転した。ここで生まれ、地元の小中学校に通っていた世代が大人になり、子どもを持った時、ふるさとは両親の実家ではなく、精華町になったのである。だから、この間は、盆・正月になると人が消えるどころか、他府県ナンバーの車が地域内に目立ってきた。仕事や結婚で精華町から転出した家族が「帰省」しているのである。若干の路上駐車も発生するが、一時的なことでありお互い様。目くじらを立てることでもない。
 ここ北ノ堂では、20年近く前から「北ノ堂まちづくり協議会」を結成し、さまざまな活動を展開している。私も当初からのメンバーの1人だが、初期の議論では、「ふるさとづくり」をメインに掲げていた。ここで育ち・巣立っていった方たちが、「ふるさと」として戻ってこようと思えるまちづくりをめざしている。
 夏祭りなどでは、参加した子ども達にジュースなとが配られる。お盆近くの日程なので、お孫さんたちも帰省していることが多い。少しだけ「地元の会費で開催しているのだから、地区外の子どもには渡すべきではない」というような意見もあったが、今では一緒に楽しんでもらえる方向に解消しつつある。
 「ふるさと」は、お金に換え難い宝でもあると思う。
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今年も残り少ない

2008年12月29日 23時52分32秒 | 今日のできごと
 年末年始は、時間があるようでさほどない。大掃除や年賀状作成、正月の準備の買出しなどなど、むしろいつもより忙しいと感じている。
 今日、忘れていたお年玉用の両替のために、銀行に出かけたが、長蛇の列・列、しかもいつもATMを使い慣れていない利用者もいて、係員も多忙を極めていた。
 それにしても、全く見かけないのが「2000円札」。1カ月ほど前に1枚見つけたので、財布にいれずに別の棚に保管している。「お年玉」では顔を見せるのだろうか?
 あの評判の悪い「定額給付金」は、一般国民には1人1万2000円とのこと。この額の設定は、もしかして「2000円札」の活躍の場を与えるためなのだろうか。
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民間なら・・・

2008年12月27日 18時01分42秒 | 各地・分野の動向
 「民間なら・・・・」
 このフレーズは、最近までいろんなところで聞かれていた。例えば、「民間ならこんな放漫経営しないのに」「民間なら残業があって当り前」「民間ならもっと知恵を出すのに」などなどである。マスコミの論調でも聞かれたし、議会内の議論でも、特に行財政改革の議論の際によく聞かれた。
 ところが、最近は余り耳にしない。なぜだろうか。今年の夏が過ぎた頃から、経済の冷えも急速に進行し、民間の調子が悪くなったからか・・今「民間なら・・」というと何を想像するだろう。トヨタや大銀行などにみられるように、バブル期をはるかに凌ぐ利益剰余金いわゆる内部留保資金=貯めこみ=一説では有名な企業では5年間ほど従業員を遊ばせておいてもまだ使い切れないほどの資金があるとのこと。また、ある大企業では、株主配当金を1株あたり3円低くするだけで、非正規従業員も含め首を切らずに1年間維持できるとのこと。
 こういう反社会的な行為が目立ってきて、民間のイメージもダウンしている。公共(市町村役場など)も、税収が落ち込んだら職員をバサバサと切り災害以外の公共事業もすべてストップさせれば済むのだろうか。
 1929年頃の世界大恐慌で、税収が落ち込んだ際に、アメリカはニューディール政策という公共投資を増やし、民間にマネーを流すことで景気回復を図った。「民間なら」倒産している政府の懐事情だ。現在は、経済の規模やグローバル化など環境が異なるので同じ効果は期待できないが、全世界の政府は今、金融=銀行や大手企業に巨額の資金を回している。金利を調節してお金の流れをコントロールしようとしている。なぜだろう?アメリカ・イギリスに始まった新自由主義というのは、規制を緩和して儲けたい人・企業はビジネスチャンスを生かしてどんどん儲け、失敗したら「自己責任」で守ってもらえないことが基本だ。これで、貧富の格差は大きく広がった。自由主義・資本主義の成果だと言われた。私は好きな言葉ではないが、「自己責任」の原則はどこに行ったのだろうか?
 今、全国では、失業者・内定取り消し者対策として、自治体が職員募集をしたり公営住宅の入居枠を広げたりしている。一部の小さな民間企業も、募集に乗り出している。昨日・今日の新聞報道では、さらに8万5000人が失業する見込みだという。
 「民間なら・・・」という言葉は、地域の小さな企業ではなく、主に大手企業モデルを指して使われてきた。しかし、この現実を直視した時、まだ「民間なら・・・」の論法で、公共セクターを巻き込むことは、これくらいで終わっておくべきではないか。公共セクターと民間セクターでは、存在する目的や意味が異なっている。外見上、同じように見えるものでもやはり違う。今は、それぞれの存在目的を改めて確認し、その目的に沿ったあり方を模索すべき時だ。
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建設的政策競争の提案

2008年12月26日 11時54分58秒 | 佐々木の想い
 12月議会で突如出された定数改正案のてんまつをめぐって世間では、さまざまな議論になるかもしれないが、とりあえず否決されたので、これ以上深追いしない。また、具体的な話が浮上した際に再開したい。
 ただ、1つ提案がある。該当する議員たちには失礼な話だが、率直に言って提案された議員のみなさんに、今の精華町を動かし統治できるだけの知識や技量が不足していると感じている。もちろん、それぞれの議員は各地・各分野で頑張っていることは十二分に認めている。議員活動だけではなく、議会内の各委員会や本会議、その他の話し合いの場での知識・技量が総合的に備わっていないという意味である。
 制度を変える以上、「頑張ったができませんでした」では済まない。例えば、新入社員が入ってきて、通常ベテランなら3人チームで作業するところを4人で1年間やったとしよう。ただ、その仕事は通常でも5年は修行が必要なもので、先輩達から「頑張っているがあと3年は無理」という評価を得ている場合、新人さんが「もう2年目だから3人チームで頑張ります」と言っても、やる気は認めるが任せられない状態である。今の仕事を少ない人数でやろうとする時、そしてそれが大きな失敗が許されない場合、まずやる気のある人からいろんな工夫を提案して、実践して証明することが信頼を得る近道だ。
 私は、会派が違っても新人議員には、「分からないことは早目になくすことが肝心なので、恥ずかしがらずにどんどん聞いて早く一人前の活動ができるよう期待している」と声かけている。中には、その通りに頑張る方もあるが、中には十分理解していない議案に質問・発言もせず賛成する方もある。もちろん固有名詞は書かないが、心当たりはあるだろう。
 そこで提案の核心だ。私たちに残された任期はあと5ヶ月を切った。定例会も来年の3月予算議会のみである。でも、3月議会は予算を審議し決める意味で重要な議会だ。日本の社会も今、不況の嵐で大変な状況であり、わが精華町も無関係ではいられない。100年に1度(かどうかは不確かだが)といわれている現在、いつもと同じような予算編成で本当にいいのか疑問だ(もちろん現段階では予算が提示されていないのでいつもと同じかどうかは不明だが)。私たちの会派はすでに来年度予算編成への要望は町長に提出している。他の会派もぜひ提出して欲しいし、予算案をよりよい予算に修正することも含め、政策提案をどんどんしよう。予算にかかわらない分野についても、政策提言や意見書案などを出し合おう。そのためには、会派や委員会で現地に出向いたり、関係者との対話をすることになる。今、私たちに求められているのは、定数を維持するか変更するかでいがみ合うことではなく、住民の立場で競い合うことだ。もちろん、委員会ではいくつかの違う会派もいるので、単に競争するだけでなく協力することも必要だ。合議制の機関として、1つでも多くの合意を作り出し、行政に迫ることである。そのような活動なくして、統治能力を高めることはできない。
 私の議会での発言をめぐり、町内の方のサイトでいろいろ言われていることは以前紹介した。段々エスカレートしていて、事実でないことまで思い込まれて、理性的な議論が困難になっているので、現時点では、これ以上の反論はしない。非生産的で意味がない。ただ、1つ残念なのは、以前彼の人権が議会内で侵害されそうになったことがあった。それを察知して、被害を最小限にとどめたのは私である。恩着せのために言うわけではないが、議会人としては当然のことをしただけである。具体的なことを書くと他の方に迷惑がかかるので避けるが、本人が知りたいのであれば個人的に伝えてもいい。彼に議会内の情報を提供している方たちは、その時彼の人権を守ろうとはしなかった。たぶん今でも何のことか気づいていないだろう。その彼から、今、私は自分の人権を侵されつつある。皮肉なものである。
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議員定数

2008年12月25日 08時59分13秒 | 議会・地方自治
 昨日の最終議会で突如提案された「議員定数削減議案」について一言報告しておきたい。
 まず、出し方の点である。実は、先月に数名の議員の連名で同一内容の議案が提案されていた。形式も整っており、通常の議案として12月1日の議運では、17日に委員会審議することを決めた。しかし、開会直前の9日に突如理由不明のまま取り下げられた。開会前なので自動的になかったことになった。もし、この議案が取り下げられなかったら、17日にもっと時間をかけて深い論議ができたと思われる。それが、最終日2日前の夕方(1日前の23日は祝日で閉庁日)突如同一内容の議案が提出された。提案者の議員名は違うが、署名した9人名5人は前回と同一の議員がサインをしている。本会議前の議運で、委員から「前回議案を取り下げた理由は何か」と問われ、前回議案の提出者は「いろいろあったが言えない」とはっきりせずのまま議運は終了した。しかしだ、最低5人の議員は一旦取り下げた議案と同一内容の議案を同じ会期の議会に提出するという行為を説明する責任があるのではないか。さらに、議運の副委員長という立場で憤慨しているのは、1日の議運で最終日はさほど時間を要しないので、2時半からの開会ということで全会派一致で確認した。もちろん、政治は生き物なので変化はありうるが、このような時間を要する議案を最終日に提出する意向を固めた段階で、なぜ最終日の開会時間を繰り上げる提案・申し入れをしなかったのだろうか。議運委員は全会派から出ていて、特定議員で日程を決めているわけではない。議会の設定には、全会派が責任を負っているのだ。無責任といわざるを得ない。彼らの責任ある行動があれば、昨日の議会も時間を延長して、職員の時間外手当や光熱費などを無駄にすることはなかった。経費節減の観点からも無責任だ。また、22日に議案提案をした順序も疑問だ。時間的には、記者会見をしてから議案が提出されているようだ。土壇場の提出だったため、22日の5時過ぎに各会派代表宅に連絡が入っている。しかも、その時は議案名だけで、内容は分からないままだった。これでは休日返上してでも会派ごとに集まって検討をする材料もない。新聞記者から会見内容について問い合わせがあっても答えようがないという順序だったということだ。議会人としての常識は、まず議会に提出してから、記者会見するものではないだろうか。そして、記者からの問い合わせを想定して、議長(事務局)は、議員に議案を送付する責任があるのではないか。さらに、これは実務上の配慮だが、同じく最終日に提案する意見書があり、こちらは22日昼までの提出を求められていた。一方は厳しい条件を課しておいて、一方は就業時間ギリギリでもいいという扱いの公平さも疑問が残る。
 次に、内容だが、一言で言うと体系的に議論されつくされた提案ではなかったということだ。個々の議員には議案提案権があり、それを否定するつもりはない。私たちも数々の提案をしてきた。その都度、関連の資料は準備をするし関連の職員や機関に問い合わせをするなどの調査や想定できる問答を準備するものだ。昨日の定数削減提案は、それらが決定的に欠けていたのではないかと思わせる場面が多々あった。議案上は、「定数を22人から20人にする」という簡単なものだが、目的や理由、類似団体の(定数だけでなく議会の運用方法や住民の参画手法なども含め)調査など実態や理論の準備があってしかるべきだ。それがないので、説得力に欠いていた。いつも議会に対して批評されている方のホームページでは「佐々木議員のもっともらしい質問におされたが、詐欺的な質問だ。想定もしない質問されれば答えられないのも仕方ない」という趣旨のことが書かれているが、これもあたらない。私が昨日質問した項目の大半は、この間提出した議員の方々と個人的や委員会視察の道中・宿舎などで意見交換をしてきたことだ。いわば、私としてはすでに質問の手の内をこれまでのさまざまな場で明かしているのである。しかも、昨日の本会議の私の質問中の休憩時間に、質問原稿メモを議長や提出側の議員に渡して、きちんと質問したことに答えるための情報を提供しているのだ。私は、情報を独り占めするような意地悪なことはしない。堂々と議論するために必要なら、原稿だって日頃考えていることだって求められれば提供している。そこまでしても、あのようなレベルの説明答弁しか準備されていなかったことが全てである。しかも、上記のように委員会での審議なら、一問一答式で1つ1つの論点を整理しながら議論することが可能だが、本会議では発言回数などの制約があり一括質問しかできない。本会議前の議運でも、本日の本会議で採決までするのか、別途(継続審査など)時間を設定して議論するのか協議されたが、提出側の会派の皆さんは採決することを主張された。それは、このような一括質問・一括答弁方式で議論されることを承知の上での準備があったと理解するものだ。もし、「そんなこと知らなかった」というなら、最低でも4年近く議員をやってきた者として初歩の初歩のことを認識していなかったことになる。議運では誰かが一方的に決めていない。発言の機会は全委員に十分に与えられていた。自分で対応しにくい状況を作っておいて、それに対応できない自己責任の議員を擁護するのはどう考えても筋違いだ。詐欺師呼ばわりもいいが、真実を見ずして一方的な名誉毀損は人として恥ずべき行為ではないだろうか。
 議案や議論の詳細については、リクエストがあればまた掲載します。
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長い一日

2008年12月25日 08時27分11秒 | 議会・地方自治
 昨日は、12月定例会最終日だった。私どもの会派が提出した平成17年以降の税制改革などで非課税から課税になったりして負担が急増した70歳以上の高齢者に年1万円を支援するささやかな「高齢者生活支援手当支給条例」は、賛成少数で否決された。政府がねらっている3年後の消費税増税に反対する意見書案は、民主党とわが党のみの賛成でこれも否決された。年間約320億円もの税金を共産党以外の政党で山分けしている政党助成金廃止を求める請願も不採択(否決)となった。これらに反対した議員からは委員会審議でも本会議審議でも納得できる理由は聞かれなかった。しかも「高齢者・・条例案」は、3ヶ月前の定例会ですでに各会派に提案していたものだ。その時は、「支給対象者をもう少し絞り込めばいいのでは」などの意見が他の会派からも出されていたので、わが会派でも意見調整して最初の原案を修正したものだ。もし、それでも納得できないなら、議員個々には修正案を提出する権利があるので対案を出して折り合いを見つける努力がされてしかるべきではないのかと思う。後述するが、定数議案の時に削減提案の議員諸君は、口ではそれなりの理屈を主張しているが、日々の議会活動(個々の議員活動ではない)の中では、理由や対案を出さず結論だけを主張してくる。これで、本当に合議制の議会議員と言えるのだろうか。住民の中では、これらの日常的な議会活動を注視せず、一方の表面上の言い分だけを見て、彼らを評価したり私たちを非難する方がいるが、もっと内実を知った上で論評して欲しいものだ。
 昨日は、朝9時過ぎに登庁し、夕方6時頃まで議会対応に追われた。従来なら最終日というのは、委員会での論議を確認する場であり、ほぼ結論は出ているのが通常だが、朝からさまざまな調整があり、精神的にもかなり疲労したようだ。帰宅後、胃の調子が悪くなり苦労した。1つ1つの議案には、さまざまなやり取りがあり、できれば軟着陸させたいと考えて他会派などと折衝することもある。それでも、本会議など公的な場では、それぞれの立場でそれぞれの主張をするのは当然だ。一般の住民に舞台裏まで熟知してほしいとは思わないが、町政・議会ウォッチャーを自負する方々にはもう少し実情を知ってほしい。現実に、私が知っている住民の中には、舞台裏を知り、議員が口に出す言葉と本心の違いを熟知している方もいる。表面的な議論や論評は、真の自治を生み出さない。
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親睦旅行?

2008年12月23日 11時43分35秒 | 議会・地方自治
 精華町内に住む方のサイトで1週間ほど前に掲載された記事がある。その概要は、「精華町の共産党議員が公費で親睦旅行に行っている。入手した資料で明らかになった」というもの。
 しばらく見守っていたが、訂正のアップもないのでこのブログを借りて反論したい。
 まず、いつ・どこに親睦旅行に行ったのか示していただきたい。共産党議員団としては、私費の私的なものは除いて、公費で公的目的のない親睦旅行に行ったことはない。あいまいな書き方で他人の名誉を侵害することなく、具体的に示して主張して欲しい。万が一、親睦旅行と解釈される根拠に納得できるものがあれば、もちろん正すべきところは正すが・・自分のサイトに書き込むだけではなく、当事者に具体的に伝える努力をすべきではないか。
 また、勘違い・思い込みに基づく記述がたまにある。それぞれの主張には、背景がある。もちろん、反社会的な主張は認められないものだが、その人がそう考えるには経過があるものだ。それらを無視して、一方の価値観で攻撃するのはどうだろうか。遠く離れた人同士なら簡単に出会いはできないが、同じ町内同士なのに、これらの件で対話や申し入れを受けたことがない。攻撃された側から、反論があれば連絡して来いということなのだろうか?
 どちらにしても、思考過程を飛ばして一足飛びに結論に達している論調を見ていると「△だからいい」「◆だからダメだ」というふうに思考パターンが定着している某集団のように見える。
 少なくとも固有名詞で名指しで批判する場合は、その根拠を示すことと、可能なら当事者に指摘することを求めたい。人間なので、間違うこともあると思うので、言論を遠慮することはない。ただし、もし間違ったのなら素直に謝罪し、反省することも人として必要なことではないだろうか。
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一般質問終わる

2008年12月13日 01時55分45秒 | 議会・地方自治
 昨日、一般質問が終わった。
 私の質問での答弁要旨は次の通り。
 都市計画税を納めている人と、受益者との整合性がとれていない問題では、いろんな面で難しいとの認識が示され、今後とも互いに研究することにしたいと思います。長々と経過の説明がありましたが、一定理解できるものの、受益者と負担者の違いは納得できるものではありません。この分野で、知識や経験のある方、お知恵をお貸し下さい。
 ほうその運動公園にトイレを設置して欲しいとの件は、「防犯上の問題から困難」とのことでした。ただ、この公園は、広域避難地に指定されており、災害時にトイレがないというわけにはいかないところです。簡易トイレのことも検討されているとのことで、何らかの方法でみなさんが、遠慮なく使える公園になればと思います。
 来週の月曜は、議案質疑です。その後、火曜日からは各委員会などが開催されます。16日には、わが会派が提案している「高齢者生活支援手当支給条例」などの審議、昼からは補正予算の審議があります。19日には、総務委員会で、「教育条件整備を求める請願」や「政党助成金廃止意見書を求める請願」、また、住民からの直接請求議案が審査されます。そして、最終日は、クリスマスイブの24日です。ご意見があれば、お寄せ下さい。
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一般質問の日

2008年12月12日 09時21分57秒 | 議会・地方自治
 10日からスタートした12月議会。昨日・今日と一般質問が展開される。私の番は、昨日だと思っていたが、本日のトップバッターとなった。10時からですので、ぜひ傍聴にお越し下さい。
   
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定額給付金

2008年12月08日 22時03分28秒 | 各地・分野の動向
 今朝の新聞やテレビでは、麻生政権の支持率が急落しているとの報道が相次いでいる。「政局より政策」と言っておきながら、補正予算は出さず来年回し、解散もせず、その上失言に次ぐ失言で信頼性を失墜している。まさにKY首相である。
 こういう時に自民党という政党は、自分の総裁を批判して求心力を回復しようとする、または新党結成して保守層の不満分子を取り込もうとしてくる。新自由クラブや保守党など挙げればきりがない。本当に自民党と決別するのなら、信念を持ってやればいいが、多くの場合はいつの間にかまた元の古巣に戻って何もなかったかのように大臣になったりしている。政権とは、そんなに甘い汁なのだろうか?
 さて、総理とともに定額給付金も不評である。お金をあげると言っていることにこんなに不評となるとは、正直私も予想していなかった。でも、よくよく考えれば当然かもしれない。医療に介護、年金などがこんなにズタズタになっている。さらには、リーマンショックのような金融不安も渦巻いている時に、2兆円もの大金をばら撒くというのは、まさに狂気の沙汰と国民の目には映ったのだろう。しかし、それでもいい政策だと一歩も引かない姿勢なのが、公明党だ。状況が変わったのだから、ここらで方向転換して、給付金を止めるべきだ。そして、福祉の党というならば、国民が安心できる年金制度、医療制度、介護制度、障害者制度を再構築する時期になっているのではないか。自民党がそれを許さないなら、ここらで連立を解消して、メンツを捨てて国民の目線に戻るべきだと思う。こう考えているのは私だけだろうか?創価学会のみなさんも、遠慮せずに公明党に物申す時ではないか。
        
 
 
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開戦記念日INアメリカ時間

2008年12月07日 18時08分20秒 | 平和・憲法9条
 今日12月7日は太平洋戦争の開戦記念日だ。12月8日では?と違和感を感じる方もあるだろう。日本時間では、12月8日だが、奇襲攻撃をしたハワイ・真珠湾では7日なのだ。20年ほど前に、ハワイに行ったことがある。自由時間に街中の書店をのぞいていたら、「Don`t foget Dec7」(12月7日を忘れるな)という本が目に飛び込んだ。真珠湾攻撃と撃沈された戦艦アリゾナの写真集だった。これは、日付=時間のことだが、立場によって見方が変わることがあることを知った。あの9.11同時多発テロも、あと3時間ほど遅ければ日本時間では9.12になっていた。14年前の阪神淡路大震災も、ヨーロッパやアメリカでは1.16なのだ。
 つい先日、教科書検定の経過が透明化されるという報道があった。歴史に「もしも」ということはないが、視点はいろいろある。今年視聴率を稼いだ「篤姫」も、学校で習う政治家・武将(主に男性)の視点ではなく、女性の視点から描いているので、幕末の見方も複眼的に見ている視聴者も多いと思う。
 韓国や中国の歴史教科書について日本の右よりの人たちが、この間クレームをつけている。同じ頃、日本の被爆者や平和団体がアメリカで原爆展を開こうとしてトラブルがあった。民主的といわれるアメリカ市民の中にも、ヒロシマ・ナガサキのきのこ雲や被爆者の実態をはじめて知った人が多数だった。要するにアメリカでも戦争の実態をきちんと教えていないのである。1000歩譲って彼ら(他国の教科書を批判している方たち)の視点に立ったとしても、なぜ彼らは韓国や中国を批判して、アメリカを批判しないのだろうか?最近では、同じ面々が国籍法改正に異を唱えて、誰の子であれ生まれてくる子ども達の人権を無視しようとしていた。歴史の事実や人権にかかわることで、ダブルスタンダード(強い物には低姿勢・弱い者には高圧的のような態度)というのは、なんともお粗末である。
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12月議会の日程

2008年12月05日 22時02分57秒 | 議会・地方自治

 来週から12月議会が開会する。その日程を紹介しますので、ぜひ傍聴にお越し下さい。
 10日 10時 本会議 提案説明
 11日 10度 一般質問1日目
 12日 10時 一般質問2日目
 15日 10時 本会議質疑 平和自治基本条例の提案も
 16日 10時 民生環境委員会 高齢者生活支援条例の審議
     1時半 予算決算委員会
 17日 1時  議会運営委員会 議員定数の審議
 18日 1時半 建設産業委員会
 19日 10時 総務教育委員会 教育請願・平和条例の審議
 24日 2時半 本会議 採決
 今回の議会の私が予定している一般質問は、
 1.都市計画税…これまでの総額と使途を明らかに。また、市街
化既存地域、市街化調整既存地域、新興地域間の平等性を問います。
 2.福祉・教育を問う…各種保険料の納付方式は住民の有利な方
法に。介護保険・障害者自立支援法の見直しにあたっての町の姿勢は。障害者権利条約とインクルージョンなど、障害児教育のあり方。
 3.ほうその運動公園にトイレの設置を求める  です。
 また、今回の特徴として、
  私たちの会派が、高齢者生活支援条例案を提案します。これは、この間の税制改定で従来非課税だった方々が課税となり各種負担金が増大した所得層を中心に、年1万円の支援をするものです。
 住民団体が地方自治法に基づく条例制定の直接請求をしたことで、条例案が提案されます。種々の問題がありますので、安易に賛成はしかねるのですが、慎重審査が求められます。
 そして、一部の議員から定数減の条例改正案が提出されます。議案書は配布されているのですが、提案理由が事実上なく、何を目的としているのか不明です。これも、広く意見を聞き審議するよう求めていきたいと考えています。
 ご意見があれば、お寄せ下さい。

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北ノ堂のイルミネーション

2008年12月04日 15時36分13秒 | 各地・分野の動向
 私の住んでいる地域=北ノ堂=では、「まちづくり協議会」が、毎年12月にイルミネーションに取り組んでいる。町内では、主に精華台や光台などの新興団地で、個人宅に様々なクリスマスイルミネーションが施され、競い合いをしているようだ。年々派手になつている感もある。
 北ノ堂でも個人宅で飾っていることもあるが、地域の入口にある公園の木々とフェンスを使ってデコレートしている。もともとは、夜間の防犯目的で各家の門灯を点灯しようということと、冬の寒い時期仕事や通学から、帰宅する地域の住民に「帰ってきたんだ」と思えるような温かみのある取り組みができないかという2つの要素が組み合わされて始まった。JR・近鉄で北向きに乗っていると、祝園・新祝園駅に着く少し手前で、右(東)方向に見ることができます。
 今回は、先週の日曜日に約10人で6時間ほどかけて設置した。設置するのは、意外と大変で、昨年使ったものの点検、新たな飾り付けの制作、電気関係の準備、木の上での飾りつけ作業などだ。北ノ堂まちづくり協議会には、現役またはOBとしての一等航海士・消防士・電気関係の専門家・看護師・銀行員・役場職員・保健師などなどがいる。20数人集まればいろんなことができるものだ。
 団塊世代の大量定年を迎えるこの時期、各地域でも楽しくためになる取り組みを始めてみてはどうですか?
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ジュリーと9条

2008年12月02日 17時30分12秒 | 平和・憲法9条

 「ジュリー」と樹木希林が叫ぶシーン。40代・50代のみなさんは、記憶に懐かしいのではないかと思う。ジュリーとは、歌手の沢田研二さんのこと。
 今週の朝日新聞に、ジュリーの還暦記念コンサートの記事が載った。大阪の京セラドームで、6時間かけ80曲を熱唱したとのこと。その中に、ジュリー自身が作詞をした「我が窮状」という歌があった。9月13日の朝日新聞では、憲法9条賛歌とし、インタビューでジュリーはこう答えている。「60歳になったら、言いたいことをコソっと言うのもいいかな、と。今憲法は、改憲の動きの前でまさに窮状にあるでしよう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい」
 どんな歌詞か気になると思うので、1番とラストを抜粋します。

     我が窮状
        作詞・沢田研二  作曲・大野克夫
 麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
 忌まわしい時代に 遡るのは賢明じゃない
 英霊の涙に変えて 授かった宝だ
 この窮状 救うために 声なき声よ集え
 我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ


 この窮状 救えるのは静かに通る言葉
 我が窮状 守りきりたい 許しあい 信じよう

 

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