精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

9条の会

2008年11月29日 23時53分08秒 | 今日のできごと
 今日の午後、木津川市で「相楽9条の会」4周年記念集会が行われ、参加してきた。内容としては、コーラスやマジックもあり楽しく参加できました。出口弁護士の講演は、4月に名古屋高等裁判所で出された、イラク訴訟違憲判決の意味するものを学ぶことができました。この違憲判決とは、イラクに派遣されている航空自衛隊の活動内容が、イラクでの戦闘行為に参加するアメリカ兵の輸送が大半を占めており、これは憲法第9条に違反するというもの。私も、判決文を読んだが、緻密に検証した上での認定で、画期的なものである。
 ちなみに、この判決が出て記者からインタビューを受けて「関係ない」と言い放ったのが、あの田母神元航空幕僚長である。3権分立の中で、司法権が行政を裁いたことは真摯に受け止めるべきなのに、「関係ない」とは、勝手すぎる。
 夕方から京都市内まで足を伸ばし、経済学者・アナリストである森永卓郎氏の講演を聞きに言った。アジアの通貨危機・イラク戦争・サブプライムローン・原油穀物高の原因と世界のお金の動きやインチキ経済の仕組みなど、非常に分かりやすいお話でした。グローバルの時代であり、自分達の内側だけでなく、外側からというか一歩視点を引いた見方が求められているとも感じた。
 明後日からすでに師走に突入する。12月議会をはじめ年賀状の準備、年末年始の準備などなどで、今年もまたバタバタする年末を迎えそうだ。
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議員研修会と12月議会

2008年11月28日 21時38分23秒 | 今日のできごと
 昨日は、町村議長会主催の議員研修会で、京都市内まで出かけた。講師は2人。1人目は、議会改革・活性化ではいくつかの本も書いている大森氏。本では何度かお目にかかっているが、ご本人とは初対面。意外と現場がよく分かっている方という印象を受けた。本では、臨調や行政改革会議などの難しい報告が並んでいたので、固い方かなという印象だったので・・・市町村合併の目標数値については、自民党案も民主党案も非現実的なことがよく分かった。そもそも、人口も風土も気候も地形も異なる日本の地方で、同じような自治体が成立するはずがない。よくよく考えれば分かることだが、「バスに乗り遅れるな」的な発想で、われもわれもと合併になびいた。しかし・・・合併した自治体の多くは「こんなはずじゃなかった」との想いを持っているとのこと。他山の石としよう。
 2人目は、テレビでも活躍している与良氏。市内まで出かけてテレビの裏話を聞きたかったわけではないが・・・この種の研修会は、過去いろいろだった。だが、半分近くは政治評論家と言われる方々の話だった。確かにおもしろい話をする講師もいたが、議員を集めての研修会なのだから、議会活動が改善されるような内容にして欲しいと思う。政局の話もいいが、私らは評論家ではない。それぞれの地域で、生の生活を目の当たりにして、地域の政治のあり方を論じ・政策立案をしているのだから・・事務局も、その辺のことをよく理解して、講師の選定をして欲しいものだ。
 今日、12月議会の議案書が送付された。といっても自分で役場まで取りに行くのだが・・
 12月議会は、通常大きな議題は少ないのだが、今回は少し違う。1つは、議員提案で「議員定数改正」がされていることだ。残念ながら、配布された議案書には「改正の提案理由」が書かれていない。提案する側としては、少々不手際だと思うが、議会で質疑することにしたい。もう1つは、まだ正式には提案されていないが、精華町初の「直接請求による条例提案」がされる予定だ。請求人から議員には事前に「条例案」が配布されているので、内容は判明している。ジュネーブ条約を利用したものと受け止めたが、そもそもジュネーブ条約自体が、戦時法制である。また、町という自治体が、戦争の当事者になれるのかにも疑問が残る。どちらにしても、この2件の議案は、住民の声を聞くなど慎重審議を主張したいものだ。賛否双方の意見を聞いて判断することが必要であろう。
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表現の自由とは

2008年11月26日 22時22分54秒 | 今日のできごと
 今日は、早朝配達の日だ。徐々に寒くなってきているが、先週ほどではない。車のフロントガラスもなんとか凍りついていなかった。
 午前中は、議員団会議。12月議会の一般質問の調整などを行う。昼からは、一般質問の事前調査や報告書つくりなどで時間が経過する。結局、夕方に持参するとしていたものが届けられずに・・・
 自衛隊員だった田母神発言・論文について一言・・
 先日のテレビ番組で、評論家が「田母神氏にも表現の自由がある」と言っていた。一般的にはそうだが、自衛隊の特殊性をまったく無視している。自衛隊員も国家公務員である。しかも政治的活動が制約されている。日本の憲法では、国会議員や裁判官、大臣、公務員などは憲法擁護義務を負っている。民間人とは明らかに違う存在である。憲法擁護義務がある中で、唯一改正発議をすることができるのが、国会議員である。要するに、それ以外の国家公務員は、職務上改憲発言は制約されるのである。
 しかも、自衛隊は特殊な存在だ。名前は「自衛隊」でも、れっきとした軍隊である。世界各国で軍がクーデターを起こし、政権が転覆させられたことは数多くある。武力を行使して国民を殺傷したり脅かしたりできる存在なのである。憲法擁護義務をより厳格に適用することが求められている。自衛隊3軍のうち1軍のトップが、あのような発言をすることは許されない。しかも、時代・歴史認識が無茶苦茶でもある。国を愛することから始まると言うが、愛するがゆえに厳しい反省を迫ったり、厳格な教育をすることは世間一般にも多く見られることだ。過去を反省することが、国を愛していないという短絡的な発想は60歳にもなる大人の発想としては、幼稚というしかない。
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学校のバリアフリー

2008年11月25日 18時50分42秒 | 今日のできごと
 日曜日から体調不良が続き、予定がこなせていなかった。今日は、なんとか午後の予定をこなす。
 町内の小学校・中学校を1校ずつ視察する。この間の学校施設改修でエレベーターが設置されているところもあるが、未設置のところも残っている。小学校は4年生の児童が車イス生活で、2年後には中学校に上ることになっている。その通学する予定の中学が未設置校だ。町内でも一番古い中学だが、施設改修は遅れている。なんとか、中学入学までに整備されるよう議員団としても努力するつもりだ。
 中学校は、ここもエレベーター未設置だが、すでに2年生に車イス生徒が在学している。他の生徒達の協力でなんとかしているとのことだが、「自立」とは何かということを考えさせられた。
 平成6年に策定された「福祉のまちづくり指針」だが、これが実行されるのに時間がたちすぎてはいないかと感じている。
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住民の意見を聴く

2008年11月23日 11時52分19秒 | 今日のできごと
 昨日、お知らせした議会報告会を開催した。
 地元からも参加があり、歩道整備などの安全対策の要望をお聞きした。すでに、取り組んでいるものではあるが、早期実現に向けてさらに頑張りたいと思う。
 迷走する麻生政権についての意見や感想も出された。特に、定額給付金についての批判は大きい。経済対策か福祉対策か、政策目的が曖昧なまま2兆円もの大金が使われることになる。今一度、見直すべきではないか。この定額給付金、1800万円以下のすべての国民にと言っているが、そもそも本当に必要な国民らに届かないことが指摘されている。例えて言えば、ホームレスなどの路上生活者、DVなどで住民票を移さないまま(住民票を移せば、もとの夫・妻が居所をつかみ、また暴力の的になる恐れが多いので、このような措置をしている)、別の生活拠点で暮らしている母子・父子家庭の方々などである。こういう国民には、どのような方法で給付金を届けるつもりなのか、自民・公明与党のみなさんに説明を願いたいものである。
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議会報告会

2008年11月22日 12時14分12秒 | イベント

 本日、午後2時より、精華町むくのきセンターにて、議会報告会を開催します。ぜひ、ご参加下さい。
 町政や国政に意見のある方も、どしどし参加してお聞かせ下さい。
 
 お待ちしています。

 

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漢字の読み方

2008年11月19日 14時10分23秒 | 佐々木の想い

 麻生総理の開示の読み間違いが、マスコミなどで取り上げられている。読み間違いや書き間違いは、誰にでもあるので、それのみで人格や能力を断定することはできないとは思う。
 が、ちょっとひどすぎるとの感もある。踏襲を「ふしゅう」と何度も読んだところを見ると、読み間違いではなく、「ふしゅう」と間違えてインプットされているようにも思える。私は、手話サークルの会員でもあるが、過去にあるサークル員が他の地域との交流で覚えたての手話をサークルで披露したことがあるが、その覚えたての手話が不正確に覚えていたので、教えられたサークル員は疑いもせずにその単語を使っていた。しかし、しばらくして間違いということに気づいたのである。ただ、大学の卒業生としてはなんとも・・・
 わが精華町議会でも似たようなことがある。これは、世論を「よろん」と読むか「せろん」と読むかに似たものだが、「早急」という言葉がある。私的には「さっきゅう」が正しいと記憶しているが、「そうきゅう」と読む国民が7割を超え、「そうきゅう」でも良しとしている。しかし、正しくは「さっきゅう」だと思う。「早速」は、「さっそく」であり「そうそく」ではない。ただ、「さっきゅう」と読むのは私くらいであり、他の議員や職員の大半が「そうきゅう」と読むので、少々孤立している。また、取得は「しゅとく」だが、「しゅうとく」と読む方もいる。「しゅぅとく」だと「拾得」を発想し、「ひろいもの・おとしもの」の意味になってしまう。
 今では、世間で幅を利かせている「一生懸命」も、本来は「一所懸命」が正しい。「携帯電話」の「携帯」も「けいたい」のはずだが、「ケータイ」という読み仮名がよく使われている。「体育」もそうだ。正しくは「たいいく」だが、「たいく」と発音する人が多数派である。似た話では、関西の多くの私鉄が加入している「スルット関西協議会」が発行している「3Day」きっぷというのがある。以前から気になっているのだが、1日フリーパスなら「ワンデイチケット」という言い方は正しいが、3日間使えるのだから本来複数形となり「スリーデイズ」とSをつけるのが正しいのではないだろうか。などなど言葉の乱れが気になるこの頃である。

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先週のこと

2008年11月17日 23時11分29秒 | 今日のできごと
 先週は、いろいろとあった。西部塵埃議会の研修会に始まり、民生環境委員会の閉会中審査や議会運営委員会の視察受け入れ対応など、多彩にとんだ週だった。
 そして週末もいろいろと。まず金曜には、高校時代の友人が精華町を訪問。例の「しごと館」や「国会図書館」などに案内し、少しはマスコミで言われているほど意味のない施設ではないことを理解してもらったと思っている。桝添大臣も現場に来て「必要性」を感じたらしい。大臣の作品も「しごと館」に飾られていていた。
 土曜は、午前中は「手話通訳者会」の例会。日頃は一般市民である府に登録されている「手話通訳者」だが、時々依頼が入り通訳業務に携わる。その経験や苦労、情報交換をする場でもある。年明けに予定されている現任通訳者研修会の内容についての意見も出されていた。常に学習することが、どの業務であれ求められている。
 日曜日は、せいか祭り。午前中はあいにくの雨模様だったが、午後は天気も回復する。一部のイベントは中止となったが、相変わらず多数の参加があった。妻の中高校時代の友人が来られ、一緒に参加をした。昼は、体にいい「韃靼そば」を町内のお店でいただく。何度か訪れているが、おいしいそばである。具体的に知りたい方は、メールを下さい。
 今週は真冬並みに寒くなるとのこと。みなさん、十分気をつけてください。
 
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田母神氏の参考人

2008年11月12日 10時18分19秒 | 佐々木の想い
 昨日、国会の参議院で、前航空自衛隊の幕僚長いわゆる制服組トップだった田母神氏の参考人招致があった。こんなに大きな問題なのでテレビ中継されるかと思いきや、自民党の反対で中継されず。国会ネットの回線がパンクしたとのこと。
 もう一つの驚きが、自民党の国防関連部会で、田母神氏を擁護する発言が相次いだことだ。そういう発想・思想の持ち主が、代々の防衛大臣や副大臣・政務官などを歴任してきたのだから、彼のような偏った歴史認識を持つ自衛官が出世してきたことはうなずける。しかしだ、文民統制という原則から逸脱する言動を容認すれば、またもや郡部の暴走を招き、「正しい戦争」という美名の下に再び国民が動員されることになる。
 経済問題や社会保障はもちろん大切な観点だが、この自衛隊と文民統制さらには過去の歴史認識も今度の総選挙の大事な観点になるのではないかと思う。それは、戦争が起これば、経済や社会保障はズタズタにされ、人権どころじゃなくなる。福祉や教育・くらしの対極にあるのが軍事だからである。簡単に言えば、軍事優先の自民党政権を続けさせるのかどうかという意味でもある。
 福祉と平和の党を標榜してきた公明党は、いつまでこのような自民党と一緒に、訳の分からない政権を守り続けるつもりだろうか。公明党を支えている宗教団体も真剣に考えて欲しいものである。
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定額給付金

2008年11月09日 16時03分04秒 | 各地・分野の動向
 公明党の強い要求があって、自民党が嫌々受け入れた「定額給付金」が迷走している。麻生総理は、全世帯に配布すると言い切った後に、高額所得者には必要ないなどの声が閣僚からも出されている。しかも、総理は3年後に消費税を上げるとまで明言し、いわば「喜び一瞬、負担一生」という代物だ。
 公明党の政策能力にも疑問がある。そもそも、10年ほど前に「地域振興券」というものを発行したが、実際に地域経済に貢献したのは3割前後であり、当時の政府や自治体も「失敗」だと評価していた。しかも、「地域振興券」はその自治体の範囲で使えたものであり、多少は地域経済に刺激があったが、今回は現金または小切手のようなものなら、必ずしも地域の街の小売店で使われず、イオンなどの大手スーパーに流れる可能性もある。ますます、勝者が伸び・弱者が衰退するだけではないかと危惧している。そんなものを選挙前だからといって、またぞろ提案するのもなんとも・・・・である。
 それよりも、2兆円も使うのなら、後期高齢者医療・介護保険・健康保険の自己負担金を減額するとか、年金の建て直しに使うとか、将来に渡り国民が安心する使い方をするほうが、消費も伸びるというものである。官僚も嘆いているとか・・・
 とにかく、目先のアメに踊らされ、後のムチが見えなくなるようなことのないよう、みなさんにはじっくり考えて政治に参加してもらいたい。
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議会運営視察と街の変容

2008年11月08日 20時24分29秒 | 議会・地方自治
 この間、パソコンの不調で更新が途絶えてしまい申し訳ありません。原因がはっきりしないまま、先ほど復活しましたので、久々に更新したいと思います。
 6・7日と、議会運営委員会の視察で、愛知県の東浦町と知多市にお邪魔しました。東浦町は、町といっても5万人近くの人口を擁し近々市制に向け準備するとのこと。知多市は、臨海部に大手の企業が数多く立地しており地方交付税も0.1%しか受け取らない事実上の不交付団体でしたが、議会運営については、それぞれ学ぶところがありました。
 議会というのは、「前例」「伝統」が幅を利かせ、なかなか改革するのに骨が折れますが、住民の期待に沿うためには不断の努力が欠かせません。住民側からも、もっと積極的にアプローチがあったほうが「外圧」での改革が進むのかもしれません・・・
 実は私、小・中・高校と愛知県でした。かなり前のことなので、変わっているところも多々ありましたが、宿舎の付近で高校時代に一緒に活動していた高校生の制服を発見。全然変わっていませんでした。なぜか懐かしさがふつふつと・・・こういう時代もあったんだと。その高校時代は、若いなりにもいろんな生徒・先生と交流しあい、さまざまな取り組みをしてきました。学習会はもちろんのこと、お茶会・ハイキング・討論会・フォークダンス、はたまた有志では観劇などにも出かけ、(夜遅くになりましたが)鑑賞した劇などの品評会?をお茶を飲みながら語り合ったりとか・・
 上記の案内していただいた知多市議会事務局職員も私と同じ横須賀中学卒業生でした。
 子どもの頃は、愛知県で変わり行く街を見てきました。そして、大人になり30歳で議会に出てから、精華町は急速に変わっています。初当選の頃、子どもの頃の街の変化を見てきた者として、同じ失敗を繰り返してはならないとおぼろげに感じていましたので、発言当初は「少数派」のことも順次取り上げてきたのです。古くは、「バリアフリー」や「防災計画」など、最近では「自治会のあり方」「住民活動の支援方策と自治能力の向上」などです。タイムリー性はあまりないのですが、街を形成していく過程で、地味だけど大切と思ったことは、今後も発言し続けていきたいと考えています。
 このブログを見ていただいている住民のみなさん・職員のみなさん、発言の意図をくんでいだき、中長期的な視点でもご一緒に街のあり方を議論していきましょう。
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100年

2008年11月03日 09時55分09秒 | 佐々木の想い
 100年というと平均的な一生より長い単位だ。100年前のことを実体験で覚えている人は、ごく少数だ。
 政治の世界で、またぞろ100年という言葉が出てきた。怪しいと思う必要がある。麻生総理の「100年に1度の経済危機」らしいが、科学的根拠はない。とうよりも、自然現象なら太陽の黒点活動の11年周期のようにある程度実証されているが、経済活動というのはきわめて人為的なものであり、周期があるわけではない。20世紀では好況と不況がほぼ10年サイクルで発生するとの観測もあったが、今ではこの法則性も疑わしい。むしろ、アメリカなどは不況になったら、意図的に敵を作って戦争を仕掛け、軍需を呼び起こしてきたという実績がある。
 「100年」という言葉、数年前の年金選挙で使われた。自民党・公明党、特に公明党が一生懸命「100年安心」と。自分達の年金制度改革案をアピールした。しかし、どうだろう、100年どころか改革後すぐに問題が発生し、今ではボロボロで信頼性が地に落ちている年金制度である。
 与党の国会議員は、すぐに「社会保険庁がこんなにひどいとは知らなかった」とか「役人に騙された」とか言うが、役所を使いこなすのは政治家の責任である。長年、政権の側にいた政党としての責任を棚上げするような発言は許せない。
 麻生総理が自ら記者会見して発表した経済対策も、経済学者などには不評である。10点とか30点という評価だ。それもそのはず、まじめに考えておらず「目の前の選挙目当て」の対策だからである。
 有権者の皆さんは、このような目の前のニンジンに惑わされることなく、自分達の人生を左右するものとして政治に参加して欲しいものである。
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