精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

佐々木まさひこ議員の一般質問 予定でーす

2018年06月10日 11時28分03秒 | 精華町

 精華町議会は、すでに始まっています。
 6月議会で、佐々木まさひこ議員が予定している一般質問は、次の通りです。
 予定では、6月11日午後1時30分頃かなぁ?

1、生活環境問題
 ① 空き家の樹木が繁茂している対策。
 ② 資源ごみの持ち去り問題。

2、祝園駅周辺の交通問題
 ① 新設された北側ロータリーの正否を問う
 ② 駅前・中央通りの交通安全対策を問う
 ③ 通過交通の山手幹線への誘導策。
 ④ 同志社国際学院スクールバスは脱法的乗り入れ?

3、住民参加のまちづくり
 ① 予算編成過程を見える化してはどうか
 ② メモリアルの情報発信で、住民の創意工夫を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精華町議会 6月会議の日程でーす

2018年06月10日 11時17分53秒 | 精華町

 アップし忘れていました。

 精華町議会は、6月7日に6月会議を再開しました。

 主な日程は、次の通りです。

 7日・木 10時~ 本会議・提案説明
 8日・金 10時~ 本会議・一般質問その1
11日・月 10時~ 本会議・一般質問その2
              この日の4番目が佐々木議員の登壇です
12日・火 10時~ 本会議・一般質問その3
13日・水 10時~ 本会議・質疑
14日・木 10時~ 総務教育委員会
      1時半~ 民生環境委員会
15日・金 10時~ 建設産業委員会
      1時半~ 予算決算委員会
20日・木 10時~ 会派代表者会議
      1時半~ 議会運営委員会
22日・金 10時~ 本会議・採決

 ネット中継します。
 傍聴も簡単。役場6階の議会事務局でOKです

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~を除く   表示

2018年05月03日 14時55分12秒 | 精華町

 3月末に、精華町の中心駅である「祝園」「新祝園」の西口ロータリーが、一般車進入禁止となった。
 議員である私や役場関係者は、よく知っているが・・・

 ロータリー入口のペデストリアンデッキの壁面に、

 進入禁止 標識があり

 その横に

 バス・タクシーは除く

 と書かれている。

 もちろん間違いではないし、通常の標識でも標識マークの下にいわゆる「例外(除外)」が書かれている。

 でも、正式な標識でもなく「看板的」な意味のある表示に、お役所仕事的に同じように書くことの意味があるのだろうか?

 私なら

 「バス・タクシーのみ進入できます」

 と書くだろう。


 いわゆる「二重否定」的なことば遣いは、日本語に多い。
 「できかねないことはない」(できる)
 「~ないことはない」(ある)
 みたいなものだ。

 相手を思いやり婉曲的な表現は、話しことばではいいものの、瞬間的に見て判断を求められる交通標識では好ましくない。

 どうしてもルールのある標識ならまだしも、
 自由に表現できる案内看板は、
 一瞬で読み手が理解できる表現に直すべきだと思う。

 皮肉的に言えば、
 前述の表記をいっそ

 「バス・タクシーは、入れないことはありません」
 「バス・タクシーは、進入禁止からはずれますので、入っても構いません」
 などの表記にしてはどうか??
 わき見時間が長くなり、事故を誘発する原因となるに違いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自衛隊は「福祉関係」??

2018年04月08日 20時32分07秒 | 精華町

 精華町役場のチラシケース。

 ここには、町の広報誌や子育て情報・介護情報など福祉関連理のものが多く置かれている。

 先日、目を疑った。

 自衛隊の広報誌が「福祉関係」だそうです。

 かなり違和感あります。ハイ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅の通路が「左側通行に」

2018年04月08日 20時25分55秒 | 精華町

 

 祝園駅の連絡通路とその周辺が、ようやく左側通行となった。

 この間、学研開発で、住民の通勤・通学のみならず、反対方向となる「精華町への通勤」が急増している。
 この通路が完成した20年ほど前なら「余裕」だったが、今では朝も夕方も行きかう人で混雑している。
 人と人の衝突をされるため、「左側通行」を提唱していたが、ようやく実現した。

 ただ、最初の表示は「日本語だけ」だつた。
 3月の一般質問で指摘したら、「英語との併記」となった。
 本来、ハングル・中国語も含め、最低4か国語程度は欲しいのだが、一歩前進か。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭すぎる、鉄道の踏切

2018年04月08日 20時17分05秒 | 精華町

 これは、精華町内の鉄道踏切。
 具体的には、近鉄とJR西日本が走っている。
 精華町が学研開発前の状態なら、この踏切はまあそれでいいのかもしれない。
 しかし、この間の学研開発で、人口増加かついろんな方が街にやってくるようになった。
 見てお分かりのように、前後の道路はある程度の幅があるのに、踏切部分だけ狭くなっている。
 今は、地元車が多いので、「譲り合って」何とかしているが、この30mくらいの2つの踏切を通過するのに、狭さと遮断機稼働などで、10分近くかかるときもある。
 しかも、JRの踏切が規定時間を大幅に上回る140秒程度下りることもあり、混雑に拍車をかけている。
 鉄道事業者は「安全のため、踏切は増やさず・拡幅せず」と主張しているが、この状態を放置することのほうが危険性を助長していると感じているのは、私だけ?
 近鉄・JR西日本には、早急な対応を求めたい。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄道事業者は、交通安全に協力して・・・ほしいものだ

2018年04月08日 20時15分39秒 | 精華町

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

案内板が・・・・

2018年04月08日 20時10分53秒 | 精華町

 精華町の新祝園駅改札前に最近設置された。
 おそらく、前からアナウンスされている奈良交通のサイネージだと思う。

 しかし、せっかく設置してある看板の文字を読めなくする高さ・位置に設置するとは・・・・

 計画性はないの?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精華町議会の日程 6月議会始まります

2017年06月08日 13時32分33秒 | 精華町

 精華町議会の日程が決まりました。
 今回は、5月に選挙があったので、1週間ほど遅れた日程です。

6月
 12日・月 10時~ 本会議・提案説明
 13日・火 10時~ 本会議・一般質問その1
         多分、この日の1時から佐々木の質問順番です
 14日・水 10時~ 本会議・一般質問その2
 15日・木 10時~ 本会議・一般質問その3
 16日・金 10時~ 本会議・議案質疑
 20日・火 10時~ 総務教育委員会
        1時半~ 民生環境委員会
 21日・水 10時~ 建設産業委員会
        1時半~ 予算決算委員会
 23日・金 10時~ 会派代表者会議
        1時半  議会運営委員会
 27日・火 14時~ 本会議・採決

 一般質問は、18人の議員のうち14人が通告しています。
 抽選の結果、佐々木は3番目です。恐らく、1.2番でお昼休みになる可能性が高いので、午後1時からだと思われます。ぜひ、傍聴にお越しください。ネット中継もしています。
 14人のうち、5人が13日、6番から10番が14日、11番以降が15日に登壇予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・精華町会議員選挙の結果

2017年05月15日 00時41分57秒 | 精華町

 5月14日に投開票された、精華町会議員選挙の結果をお知らせします。

 有権者数 2万9801人
  投票率   51.10%
  無効票    226票
 有効投票 1万5003票

 無所属   岡本あつし  1293
 公明党   今方はるみ  1083
 無所属   あたぎ吉昭  1039
 無所属   山下 芳一   999
 無所属   森田よしひさ  897
 無所属   奥野 弘佳   892
 公明党   ふつみふく子  853
 無所属   杉浦まさみ   761
 無所属   山本せいご   707
 無所属   三原 和久   687
 日本共産党 松田たかえ   685
 民進党   宮崎むつこ   635
 日本共産党 佐々木まさひこ 579
 無所属   青木さとし   562
 無所属   森本しげる   560
 日本共産党 かつしま武司郎 556
 日本共産党 ゆうき弘子   527
 無所属   塩井みきお   463
  ここまでが当選
 無所属   山口としただ  383
 無所属   村田しゅう子  365
 無所属   澤 和人    258
 無所属   平田 和夫   145
 無所属   タケダ 和人   74
  5人も落選。

 佐々木雅彦は、住民福祉向上に、これからも取り組んて行きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・精華町会議員選挙の結果

2017年05月15日 00時41分57秒 | 精華町

 5月14日に投開票された、精華町会議員選挙の結果をお知らせします。

 有権者数 2万9801人
  投票率   51.10%
  無効票    226票
 有効投票 1万5003票

 無所属   岡本あつし  1293
 公明党   今方はるみ  1083
 無所属   あたぎ吉昭  1039
 無所属   山下 芳一   999
 無所属   森田よしひさ  897
 無所属   奥野 弘佳   892
 公明党   ふつみふく子  853
 無所属   杉浦まさみ   761
 無所属   山本せいご   707
 無所属   三原 和久   687
 日本共産党 松田たかえ   685
 民進党   宮崎むつこ   635
 日本共産党 佐々木まさひこ 579
 無所属   青木さとし   562
 無所属   森本しげる   560
 日本共産党 かつしま武司郎 556
 日本共産党 ゆうき弘子   527
 無所属   塩井みきお   463
  ここまでが当選
 無所属   山口としただ  383
 無所属   村田しゅう子  365
 無所属   澤 和人    258
 無所属   平田 和夫   145
 無所属   タケダ 和人   74
  5人も落選。

 佐々木雅彦は、住民福祉向上に、これからも取り組んて行きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事実の告知

2017年05月09日 23時44分43秒 | 精華町



 今日から町議選がスタートした。
 私も当事者なので、泥仕合はしたくない。
 が、
 またまた事実と違うこと・すなわちウソが流布されているので、事実を知っていただきたいと思う。

 それは、前回の町議選と町長選で落選された方の「後援会だより」の記事。
 議員報酬に関する記述だ。理論矛盾がいくつかあるが、今回はあえて書かない。

その1 議長からの見直し依頼 ではなく、議会の総意
 形式的には、議長名で提言を出しているが、実質は全議員の総意です。総意とは、上げるかどうかのことではなく、
  今まで確たる根拠がなく「横並び」で決められていた議員報酬にはそ もそも根拠がなく、議員の働きに応じての報酬という考え方で再検討してほしい
 ということをまとめた提言を議会の長である議長名で出したに過ぎない。自治会の総意としての意見を自治会長名で出すのと同じことです。
 念のために申し添えますが、その提言には「アップすべし」とは書かれていません。

その2 生活できないのであれば、議員を辞めて正職に就いて働くべき という記事
 ?がいくつも付きます。
 議会というのは、年齢・性別・職業・所得などなどさまざまなメンバーがいればいるほど、多面的な検討ができ、より住民の実感・声に近い結論を出すことができます。
 もし、「男性ばかり」「高齢者ばかり」「金持ちばかり」「生活費は議員以外で確保できる人ばかり」・・で構成されたとしたら、単眼的な・住民実感とはかけ離れた結論になる恐れがあります。
 前述の提言の内容は、そうなってはならないのでという前提で議論され書かれています。
 もし、どうしても「要らない」という議員がいるならば、何らかの条件下で議員報酬を減額する条例を提案すればいいのです。
 九州のある議会が、「年齢による議員報酬の格差(ある年齢より若い議員を増額するという内容)」を設けています。
 「年金収入があるから、議員報酬は半額でいい」などの実態があるのなら、そうするべきものです。議員報酬が一律であることはないのでは?ただし、法律的な検討課題は残るのではないか、場合によっては法改正を国会に求める必要性があるものです。ただ、議論に値するとは思います。
 逆説的に言えば、議員報酬を低く抑えたい人は、「議員以外の本業があるので、一所懸命議員活動をしたくない。そこそこの活動にセーブしたいので、低くていい」と宣言しているとも考えられます。要するに、評価に値しない活動しかする気がないことを宣言しているのです。
 というか、「議員を辞めて・・」は、議会制民主主義の考え方を否定するものでもあります。

その3 全国トップクラスの報酬額?  まったくの的外れです。
 統計は少し遅れるので2015年の数値ですが・・
 人口3万人以上の町村は、全国で約60余です。
 報酬額の最高は40万円。
 額が上位50町村のうち、3万人以上の町村は24。
 改定後の精華町の額は、50位程度つまり3万人以上の町村では25位クラスとなる。60余りのうち25番目を「トップクラス」と通常言いません。
 ここまで読まれたら、気が付かれた方もいると思いますが、上位50町村のうち24町村が人口3万人以上。ということは、人口3万人以下の町村で精華町以上の報酬額が26町村あるということです。当然ですね。報酬が人口に比例するというルールはありませんので。

その4 介護保険料を下げてくれ  上げることに賛成したのは誰?
 今回のブログにアップした写真をご覧ください。
 これは、精華町議会の広報紙です(精華町議会だより136号)。平成24年度から3か年の介護保険料を決める条例の審議経過と結果です。
 結果欄に、「賛成17、反対4、賛成多数可決」とあります。当時の共産党議員団は4人。その4人のみが、介護保険条例にも予算にも反対しています。
 すなわち、この「後援会だより」を発行している方も当時は議員だったのです。しかも、この時のアップ率は33%という大幅なもの。精華町の介護保険料の推移では、最大のアップ率であった条例提案でした。
 その大幅アップ議案に「賛成」していたのが、この方です。
 詳細をお知りになりたい方は、精華町議会ホームページの中の「議会だより」の№136のPDFをご覧ください。議員全員の賛否表明結果が掲載されています。

 これらの評価は、1人1人の有権者がすべきことです。
 しかし、ウソやご都合主義の展開は、結果として住民をだますことになりますので、避けることが望ましいのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

議員報酬の改定の「事実」

2017年05月06日 22時45分54秒 | 精華町

 来週の火曜日5月9日から、精華町会議員選挙が始まります。それに照準を当てた論戦が始まっています。
 
 私も当事者の1人ですので、誤解を恐れずに「事実」を示しておきます。

 3月の議会で賛成多数で改定が決まりました。反対された議員が「問題ある」とチラシに掲載して配布されています。配布されることは自由ですので、異論ありません。その議員は、ブログでも議論の活性化を主張しているのですから、その点は賛同します。

 ただ、問題は「ウソが書かれている」ことです。

 いくつかあるのですが、論点がぼけるので「事実」を2つ挙げておきます。

1つは、20%アップということです。
 事実は、当面約9%アップです。恐らく、条例本則のことを言っておられるのでしょうが、3月議会ではもう1つの条例・アップ幅を50%カットするものも可決されています。ので、正しい事実は「約9%アップ」です。
 そのチラシでは「一般労働者の春闘では1%前後のアップなのに」とあります。しかし、春闘は毎年ありますが、報酬改定は18年ぶりです。春闘が毎年1%なら(もちろん経済情勢で波があります)、18回すれば18%前後になるのですが・・・。というより、報酬と給与を同列で議論することの是非が問われます。
 第3者機関である特別職報酬審議会の会議録にも、「平成22年からの議会活性化と充実、通年議会の本格導入」で、「町長を100とした議員報酬の額が、類似団体議会の水準を下回っているため、全国平均とする」という前提で、報酬額を答申されています。
 簡単に言えば、18年間据え置きの反動で一挙に上がるということです。
 しかし、政治的判断で、前述の通り当面「アップ幅を50%カット」しています。チラシを配布した議員が議会での主張されたとおり、選挙後の議会でそのカットを続けるのか元に戻すのかは改めて判断されることになります。
 なお、これも「事実」ですが、チラシを配布されている議員さんたち2人は、「50%カット条例にも反対された」ということです。これは、「反対したけど上がったので、わざわざ50%カットせずに全額受け取ればいい」という意思表明です。アップに反対しながら、カットにも反対するという「どちらなの?」という矛盾した態度表明になっているのです(政治の場では有りうることかなぁ。反対するけど上がったらホンネとしてカットされたくないということ)。会議録や議会だよりを確認していただければ、事実だと確認できると思います。
 

2つは、議会提言の公務日数換算の数字が「ウソ」ということです。
 このチラシには「248日間」と書かれています。しかし、議会から町長に提言した最終文書には「170日間」とあります。なんと46%も水増しして住民感情をあおっています。町長の年間勤務日数(およそ350日)に対する170日ですから、約49%相当です。248日間なんて公務性のある日数があるはずありません。
 今回の作業は、議会として初ですので、議員の中でも事務局の中でも勘違いが発生しました。議会運営委員会でも「そんなはずない」と再検証し、反対されて議員さんからも計算方法の提案があり、再計算した結果が「170日」です。ただし、断っておきますが「170日の出勤」ではなく、「170日分の公務性のある業務」ということです。私たち議員は、労働基準法が適用されません。会議も2時間程度で終わる日もあります。逆に、早朝から夜まで8時間を超えて業務につく日もあります。それらの時間をトータルすると、およそ170×8=年間1360時間程度となるので、「170日分」としています。
 なお、議会運営委員会の作業チームでは前例をリサーチしたうえで作業を進めてきました。
 議会改革の先進的な取り組みをしている議会は全国にいくつかあります。その主な先例は、
 神奈川・葉山町議会 年間127日 対町長46%
 熊本・御船町議会  年間192日 対町長64%
 岩手・紫波町議会  年間174日 対町長52%・・・です。
 ご覧の通り、精華町議会の170日分が、異常に多くも少なくもないことが理解されると思います(町長の出勤日数がそれぞれ異なるので、%は合いません)。

 平成27年度の全国議長会で特別表彰をうけた、長野・飯綱町議会では、議員報酬や定数を考えるとき、次のような視点が必要だとしています。
 ・議員活動の実態
 ・町村規模(いわゆる業務量)
 ・立候補の意欲が将来期待できるレベル
 ・その地域の生活に見合う
 ・調査研究などの議員力が発揮できる  などです。
 要約すれば、「ヒマなのに高額もらうな。業務量に応じたレベルであること。議員の明日の生活を心配せずに住民の負託にこたえられる活動が展開できる。将来現役世代も意欲もって立候補できる条件が必要だ」ということです。
 ほぼ、この間精華町議会で論議してきた視点と共通します。

 チラシ配布の議員は、自身のブログでも「事実に基づく議論が大切」旨書かれています。その通りだと思います。ならば、その言葉に泥を塗らないためにも、ニセの情報発信したことを、率直に認めて、謝罪し、必要な訂正措置を取られることが、常識的な対応だと思うのですが・・・・誰にもミスはあるものです。
 このまま選挙に突入すれば、不要かつ不毛な論争になるのではないかと危惧するものです。


 報酬据え置きを主張する議員に共通するのは、ご自身が年金など議員報酬以外の収入を得ていることです。それがダメだとは言いませんが、議会は年齢的にも地域的にも、性別的にも多様な意見が反映されてこそ存在意義があります。年金を受け取っていない方のことも考えて判断する必要があると思われます。


 さらに、もう1つだけ「事実」を示します。
 それは、活性化に取り組んできた精華町議会の議員が、「他人事・傍観者的立場」でいてはいけないということです。
 もちろん、議会活性化は「定数や報酬」という議員の身分にかかわることだけではありません。会議の公開や説明責任、住民参加、監査機能の発揮など多種多様にわたります。
 率直に言って、副業的な位置づけでは、こなせません。自治体規模が大きくなり都市化すれば、業務の幅は広がり、関係する住民や団体も多様化します。時には、相対立する意見が出される場合もあります。単純な判断もできません。前例があるケースもあればないケースもあります。昔と違い、採決要員・追認議会では通用しません。
 だからこそ、議会のあり方・活動スタイルを自己変革する必要があります。委員会の録画中継もその課題の1つです。
 チラシ配布の議員は、この間議会内部でそれらのことをほとんど主張せずに、今、他人事のように「すべきだ」と言い始めています。
 私も、私たちも、スムースな活性化を望んでいて、議会運営委員会を軸に検討を重ねてきました。ただ、財政上の問題・職員体制の問題・裏付ける条例整備など、「今日決めたら、明日から実施できる」簡単なものばかりではありません。これまでも、試しにやってみて制度設計をし直して実施に移すことも多々ありました。
 主張するなら、まず議会内部の議論に積極的に参画して実践してもらいたいものです。「委員でないのでできない」なんていう理屈は通用しません。これまでも、議会運営委員会は、委員以外の議員の意見を何度も聞いてきましたし、積極的な改革提案はいつでも歓迎してきました。報酬問題に限らず、全員協議会(全議員による意見交換・調整の場)や委員会への委員以外の議員の参画など、対応してきました。
 みなさん、私の見解はおかしいのでしょうか?

 精華町議会の定数は18人です。1人の議員では1/18の権限しか発揮できません。私たちは政治的存在ですから、意見の相違ははっきり主張します。賛成する時もあれば、反対する時もあります。
 ただ、住民に奉仕するための議会改革・活性化は、自己主張していただけでは前進しません。可能なら18人の議員が協力して活性化する必要があります。

 9日から始まる町議選の結果、議会問題を「自分の問題としてとらえられる議員」が1人でも多く誕生してほしいものです。私も頑張ります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

校庭に東風吹いて 再上映です

2017年05月05日 00時44分21秒 | 精華町

 昨年完成した映画「校庭に東風吹いて」が、再上映されます。

 場面緘黙症の子どもを描いた作品で、原作者のお住まいである南山城村(精華町からクルマで30分くらい)でもロケがありました。

 再上映日程は、
 5月19日・金 10時30分、13時30分、18時30分
   20日・土 10時30分、13時30分、16時15分

 なお、赤字の上映会回は、原作者の柴垣文子さんの舞台挨拶があるそうです。

 会場は、けいはんなプラザ内 府立けいはんなホール

 入場料は、一般 1000円、小中生・シニア 700円、友の会 700円。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝園駅周辺の交通問題を考える

2017年04月13日 17時18分35秒 | 精華町

 先日、秋頃に精華町の玄関口である祝園駅の西側駅前広場が、一般車進入禁止になるかもというブログを書いた。

 今回は、もう少し具体的に述べてみる。

 1、一般車の乗り降りを、駅前広場よりさらに西側にあるガーデンシティという商業施設の駐車場に乗り入れて、Uターンさせようとしていること。
 問題点1
 現在の駅前広場に比べ、駅までの距離がかなり長くなる。しかも、乗降場には上屋を付けるが、それから駅方向には雨天時傘をさすことになる。今はほぼ濡れずに駅に行ける。本当に不便な駐車場に入るだろうか。もし、入らずに路上で乗降させることになれば、駅から西の道路が混乱する。ここの区間は、何度も駐停車禁止を求めているが、一向に応じず、今でも追い抜き行為を強いられ、安全性が低下している。
 問題点2
 仮に、駐車場に入ってきても・・・
 町の調査でも、現在で1時間あたりのピーク時には駅前広場に約280台の自家用車が進入している。この駐車場から出る場合、近くに信号があるため、3台ほどしか道に出られない。すなわち、残りのクルマは駐車場内で待機することになる。チケット方式なので、1台のクルマが出るのに12~20秒かかっている。この調子で、この信号の青時間で割り戻しても、1時間あたり最大240台程度しか交差点を通過できない。しかも、北側からの(駐車場利用しない)他のクルマが0台というありえない前提での計算である。他のクルマが加われば、さらに通過できる台数は少なくなる。

 2、駅前交差点の制御が可能かどうかということ。
 問題点3
 前述の結果、駐車場に入るのを嫌がるクルマが常態化するだろう。その場合のクルマの動きがどうなるのか想定してみた。
 南都銀行から駅前信号までの間で乗降させた場合、駅前信号を右折又は左折することになる(直進は駅前広場なので)。自家用車で送り迎えする住民の自宅方向の多くは右折である。しかし、右折矢印信号は1回あたり7秒しかなく、今でも曲がり切れないクルマがある。しかも、右折後約50メートルに鉄道踏切と交差する信号がある。そこが赤のため、今でも右折方向に滞留が発生している。さらに拍車をかけることになる。従来は、右折せず直進で駅前広場に入り、Uターンする形で来た道を戻ればよかった。
 右折が渋滞して行きにくいとなると、左折が増えるだろう。左折することは、自宅方向と逆に行くことになる。心理的には、できるだけ近くで戻れるルートを選ぶだろう。幹線道路として考えられるのは、ローソン前の交差点を左折することだ。この道を選べば事故の発生は少なくなるだろう。ただ、信号が多くなるので、自宅に戻るのには今より時間がかかる。
 ショートカットしたいと考えた場合、ガーデンシティの北側を通ることとなる。ここは信号もなく曲がりやすい。しかし、このゾーンは隣接する住宅地の一角を通過することになり、事故の危険性が高くなる。しかも、問題点2で述べた交差点と合流するため、このルートを選ぶクルマが増えるほど、駐車場から出ようとするクルマの邪魔となる。
 問題点4
 南都銀行の信号は、東西も南北もさほど変わらない。しかし、駅西の交差点信号は、東西より南北の信号が倍ほど長い。府道であるからだ。交通量も多いので当然と言えばそうだが、その分問題となっている東西の通過交通をさばきにくくなる。
 府道のバイパスとして「山手幹線」が建設されている。しかし、部分的に未開通区間があり、その区間は従来の府道が混雑する。バイパスのほうが2車線で歩道完備なので、安全性は高い。このバイパスに通過交通を誘導する工夫が必要だ。1つの案として、菅井の3差路で、常時左折化として、バイパスに誘導し、駅前交差点を通らせないことが必須だ。駅周辺に用事のないクルマはどこを通過しても同じ。なら、駅周辺の邪魔をしないでほしい。逆方向の誘導策も必要となるが、左折誘導して便利さが理解されればバイパスに移る可能性もある。菅井交差点で、バイパスからの信号が長くて右折しやすいという環境を作ることも考えられる。

 交通問題の解決には、様々な要素がある。混雑している限定的な地点だけでは解決できないこともある。
 もう少し広域的な視点で俯瞰してみて、いかに誘導するのかを考える必要がある。
 さらに、自家用車よりも公共交通期間が便利で安くて使いやすいという条件整備のアプローチも必要だ。
 いくら、環境にいいことが分かっていても、不便で高くて使いにくかったら、やはり敬遠されてしまうからだ。

 秋まで半年ある。
 この問題が、さらに知恵を出し合って、より良い方向で解決できることを期待したい。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする