精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

政党は当選のための道具?

2010年02月24日 14時56分35秒 | 佐々木の想い
 この間、自民党に所属していた国会議員・元議員の離党などが相次いでいる。党の方針と自分の考え方が合わなければ、そのようなこともあるのは分かる。ただ、新聞報道を見ていると「当選できないので」という理由が多いように感じている。
 政党とは、共通する政治理念でつながっている人たちの集団だ。自分が議員に当選するかどうかではなく、「こんな社会・地域にしたい」という想いが優先しているものだと思い込んでいた。そうではないようだ。
 地元の元自民党議員は、公募に応じて選挙区外から移ってきた方だ。「この地域に嫁に来た。一生この地域のために尽くします」というようなことを宣言していたとも聞いている。嫁入りというたとえもどうかと思うが、その方がいとも簡単に候補者を降りたということだ。高齢とか病気とかなら理解できるが、当選できそうにないというのは・・・そう感じるなら、当選できるように住民に働き掛けて努力するのが政治家ではないのか?
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うらやましい与党議員

2010年02月24日 14時42分26秒 | 議会・地方自治
 町議選挙後1年がたっていないのに、うらやましい光景に出合うことがある。
 先週は、いくつかの本会議や委員会があった。私が、初当選した頃は(今でもそうだが)、いわゆる野党議員であり、町長からは冷遇される。それはともかく、新入社員同様、1年間はどんなサイクルで議会が回っていくのか必死であった。入学式や運動会などのイベントにも顔を出し、どのような取り組みがされているのか見聞した。各種議案や予算・決算も同様、徹夜で過去の資料と見比べたりしていた。おかげで、それなりの理解が進んだものだ。
 精華の議会は、選挙のタイミングから、決算審議が先になる。ある意味いいことだと思っている。それは、実行したことの結果からみることができるので、翌年の当初予算を審議するための参考になるからである。
 さて、話を戻そう。先週、政府与党に属する1回生議員さんと複数の会議で一緒だった。その方は、昨年の決算本議会には欠席されたのに、今回の予算提案に関して何ら質問や意見を述べられなかった。たぶん、与党議員というのは優遇されていて、私たちよりも先にいろんな情報が入るのか、正規の会議ではさほど発言・質問しなくても十二分に理解が進んでいるようで、うらやましいのだ・・・
 委員会の時にも、校舎改修と学校の学期制の案件だったが、これも十分理解されていたようだ。私は、2日ほど前にいただいた資料に目を通し、疑問点をピックアップするだけで精一杯だった。
 政府・国会では、民主党幹事長室から審議中の予算の個所付け情報が漏れて問題になっているようだが、この種のことは前からあったのではないかという指摘もある。与党議員は、権力も情報も容易に入手できるようで・・・その意味では、うらやましいものだ。
 
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