望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

高純度結晶

2021-01-11 16:48:43 | 燦々創成期

高純度結晶

寒波に合間見える
感覚麻痺で遣り過ごす
塩を吹く疼痛を掻い潜る
天候不純に屈指ない素足
動機不純を蹴散らす素足
寒波に歯向かう素足
寒波を踏み倒す 
寒波を飛び越す

寒波から大寒波へ変異
真水は凍結して太陽へ
氷河に不純物を遺せない
紆余曲折を重ね素足に結晶
羊水で母と同体で受け継ぐ高純度結晶
強靭な素足で母の海へ
高純度な精神世界へ






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