望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

相合い藪椿

2021-02-23 14:42:21 | 高純度結晶

相合い藪椿

青いベルベットは護衛
純白木綿に包括された紅
紅を縦横無尽に薮椿二輪
チリチリン風鈴回転
花弁主翼を同時に手向け
寄り添えば以心伝心
ポッと包まれる温もり
不快湿気を密に溶かし
水滴の汚れを濾過するや
朝日に艶やか素っぴん

情けに媚びない
傾斜に自然で立つ
艶やかに包みあい母娘藪椿

純な藪椿へ怒号は甘露
よー花椿 母娘へ掛け合い
怒涛 波しぶきの辛辣
よー塩分も中和への報謝
斜面から平坦へ導こう
一人ごとで思いは空
あるべき二輪は親子傘

























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とかく青石に鳴き波 | トップ | 新生鉄道 DMV »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿