望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

ナツメの実 天上の青空

2011-07-15 12:25:54 | ささやき
〈緑の中に浮かび上がる黄花〉

遠い過去へ成り行く幼なき日の記憶

家の庭 裏山 近所の野山に沢山 果実の木が植わっていた

果実が熟れる待ち兼ねたように 果実を採取して食べて 食べて 空腹を満たしていたものだ

グミ さくらんぼの子供の様 口一杯含んで甘ずっぱさに頬を鳴らした

やまもも 裏山の頂上に20Mの大木 登って猿になって取りまくり
最近の民は やまももなど食べないのか 近所の庭にある やまももは地上に無数に落ちていて 小鳥の餌になっている

びわ 柿 桑 まき 椎など季節ごとの果実 木の実をとって楽しんだ頃…自然の中でいろんな経験と知恵を授かった


「ナツメの実 天上の青空」

食べものに不自由 学校給食が豪華な食事だった頃

木の実 果実を求め 腹を満たすため 野山を駆け巡った

目を輝かせ生きていた

何かに不自由な思いをしていた時代

あの頃の自分 青空のように清々しく

プカプカ浮かぶ白雲のように 真っ白に心豊かに輝いていた

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