望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

夏雪の坂道

2018-07-30 17:28:47 | 望郷クリームソーダ
夏雪の坂道

夏雪の長い長い坂道
冷酷と冷戦は降りしきる
クールは火傷のもと
デリケートなだけじゃ
デコボコ道を転がるだけ
エールだけじゃ傷だらけ
いつかの歌はか細い泣き声

何が何でも何であろうと
裸足の真っ裸をクールと謳歌
何が何でも何であろうと
臭いデリケートまで行きつく

夏雪の熱い熱い坂道
何が何でも冷却した本音の両足で上りきる
血渋き血反吐の意識朦朧の崖っぷち
何が何でも何であろうとも
夏雪を氷らせて坂道を上りきる


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