鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

クスダマインコ@マウントアイザ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 28~

2011年08月22日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日


ゴルフ場の中にはクスダマインコもたくさんいました。

クスダマインコはセキセイインコの尻尾を短くしたくらいの大きさの小型のロリキートです。

去年はマウントアイザの空港の前のユーカリの木にたくさんいましたが、
今年は空港前の木には花が咲いてなくて1羽もいませんでした。
どこに行ったのかなぁ?と思ってたら、こんなところにたくさんいたのね。


他のインコ同様、見事な保護色にて非常にわかり辛い。。。







どれもこれもパっとしない写真。。。

赤色の頭、白いアイリング、青い後頭部に薄っすらピンクの首元。
せっかくこんなかわいいインコやのに、上手く撮れなーーーい!


肉眼で存在を確認してから、カメラ越しで見ると、もうどこ行ったかわからんし、
やっと見つけたと思っても、まわりの葉っぱと同じ色なので、ピント合わせがとても難しい。。。

あれ?どこ行った?
もー全然ピント合わへんやん!等とブツブツブツブツ言ってると、
見るに見かねた?ガイドさんが代わりに私のカメラで撮ってくれた。





私のカメラでも撮る人代わればこんなに写真って違うのね。。。




ラブラブのイチャイチャカップル発見。
非常に微笑ましい(そしてちょっとうらやましい)光景だけど、後方の矢印に注目。




さかさま~





ぶら~~ん





片足~







そしてついに落っこちた。





自分たちの後ろで曲芸を披露?している奴がいようが、そいつがどっかに落っこちようが
イチャイチャカップルはふたりだけの世界でイチャイチャし続けたのであった。

ロリキートって基本、みんな陽気で楽しいね。見ていて全然退屈しいひんわ。



こうしてマウントアイザでもお目当ての鳥さんを見ることができました。







このあと、マウントアイザの空港からケアンズまで飛行機で戻り、
3日間のセキセイインコとオカメインコを求める内陸遠征の旅も無事終了。

去年の真夏、今年の真冬と、季節が真逆の違った内陸の様子を見れてよかったなぁ。
去年はちっさいのから1m級の巨大なものまでトカゲがいっぱいいたのに、今年は1匹も見なかったり
キンカチョウの数も全然違うかったし、何よりボーリアにセキセイとオカメが1羽もいなかったり!!!

でも結果的にはダジャラやマウントアイザ近郊でセキセイとオカメにもたっぷり会えたし
あいかわらずあの場所で見る朝日や夕日は素晴らしかったし、
とても満足で楽しい、しあわせな遠征でした!

本当にひとりでも行ってヨカッタ!!





つづく・・・


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ミドリマキエインコ@マウントアイザ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 27~

2011年08月21日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

マウントアイザの町のシンボルの大きな煙突が見えてきた。



私が持ってるガイドブックによると、
マウントアイザは面積1813平方kmもあって広さでは世界最大の都市で
銀鉛、亜鉛を産出する鉱山も世界最大規模らしい。資源が豊富なのでとてもリッチな町らしいです。

飛行機の時間まで、まだ時間に余裕があるので、マウントアイザでもバードウォッチング。

なんでも世界中でこのマウントアイザ周辺にしか生息してない、ミドリマキエインコというインコがいるらしい!


とあるゴルフ場にお願いして中に入れてもらい、ミドリマキエインコ探し。

木の上を見上げながら歩いて行くと、視界に入ってきたのはグリーンの芝生を食み食み中のカンガルー。
ゴルフ場の芝生食べちゃっていいのか?




木の上ばかりを探していたけど、カンガルーを見たことによって、ガイドさんが見つけた!
地面で餌を食べるミドリマキエインコを!!




その後、地面から木の上に移動したこのインコを追って観察。

うわぁ~これがミドリマキエインコかぁ~!
貴重なインコに出会えた喜びをかみしめながら見つめ続けるが・・・

葉っぱをハミハミするのに夢中。





ハミハミハミ・・・





ハミハミハミ・・・





ハミハミハミ・・・






ハミハミに夢中すぎて、全然顔が見えないんですけど!!おーい!!




仕方がないので動画。








その後、やっと正面向いてくれた!!

淡い色合いのグラデーョンがステキなかわいい顔したインコです。性格もお茶目かも?







2ショットのチャンス!やったけど、お尻しか撮れなかった・・・!!








葉っぱに溶け込みすぎて、ちょっと目を離すとすぐに見失ってしまう。

さてどこでしょう?




答え。









つづく・・・







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野生のオカメインコ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 26 ~

2011年08月20日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

オカメインコ。

元々鳥が大好きだった私をゴリゴリにダメ押しし、後戻りできないほどの鳥バカにしてしまった鳥。
それがオカメインコ。

振り返れば四半世紀以上の大昔。
幼稚園で同じクラスの“さつきちゃん”の家に遊びに行くと、
さつきちゃんのお母さんはいつも肩の上にオカメインコを乗せていた。

当時十姉妹、文鳥、カナリア、セキセイインコくらいしか見たことなかった私は
フィンチやセキセイに比べて大きな体でまんまるオレンジほっぺをしたその鳥に強い憧れを抱いた。

それから20年以上の月日が流れたあるとき、1羽のオカメインコと運命の出会いをして一緒に暮らし始めた。

それがニコちゃん。

今はもう天国にいるニコちゃんのことが、私は今も涙が出るほど大好きです。

ニコちゃんは、私にオカメちゃんの魅力をじゅうぶん伝えてくれた。

放鳥中も常に私のそばから片時も離れない。
頭を下げて撫でてもらえるまでじっと待っている。
撫ではじめたら何時間でも撫でさせてくれる。
おひさまみたいなオカメ臭を延々に嗅ぎたい放題。
もふもふし放題。
めちゃくちゃおっとりしていて、平和な博愛主義。
自分より小さなセキセイが怖くてたまらないノミの心臓でメンタルも弱いけど
私のことを絶対的に信頼してくれてる。・・・・

ニコちゃんと過ごす時間はたまらなく幸せだったけど、
同時にこんなにおっとりして平和でちょっとどんくさい鳥が、果たしてほんまに野生で生きていけてるのか?
という疑問を抱かずにはおれなかった。

こどもの頃から野生のセキセイインコに会いたいって思ってたけど、こどもながらにセキセイは野生でもちゃんとたくましく生きてる姿がなんとなく想像できたけど、
野生のオカメがほんまに野生でたくましく生きてる姿はまったく想像できなかった!!


長い前フリ。


でもちゃんと野生のオカメちゃんはセキセイと同じく、過酷な自然環境の中でもたくましく生きてます!!





途中休憩のダジャラの村も過ぎて、マウントアイザの町が近づいてきて、
今回はもうオカメちゃんには会えないのかな。と思いはじめてた。

そのときガイドさんが「あっ!オカメ!」と叫んだ。

今回、オカメちゃん?って思ったら、レンジャクバトだったということが何回かあり、
(遠くから見てると、色、大きさ、トサカがよく似ている)またハトかな?なんて思いながら見てたら、
あーーーー!あのビュンビュン速い飛び方!そしてピュイ!ピュイ!という鳴き声!!オカメちゃんやんっ!!!!

さすが。さいごのさいごに見つけてくれた!ネイチャーガイドの底力を見た。
思わずガイドさんを全力で抱きしめたくなるほどうれしかったが、
嫌がられてその後のガイディングに影響が出たら困る(!?)のでやめといた。


10数羽くらいの小さな群れがあちこちで飛んでたり、木の上にとまったりするんやけど
みんな有刺鉄線の向こう側で、なかなか近くに寄れなかったけど、唯一近くまで行けた群れ↓


みんな木の上で羽繕いタイム。
  





時間的にもお昼前で、朝よりは随分寒さも和らいでいて、そんなに寒そうじゃない。






バンザーイ&伸びぃ~






ノーマルカラーのオカメは見事な保護色になっていて、オカメの法則により枯れ木にとまると見事に枝に化けてしまう。
トサカでさえ小枝の一部に見えるし、特にメスと幼鳥は枯れ枝にしか見えない。

何羽いるでしょう?











答え。



私も見逃してるかも!?






最後はみんな飛んで行っちゃった!



オーストラリア最速の名のとおり、ビュンビュン飛んで行きました。









つづく・・・・


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ダジャラのアカビタイムジオウム~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 25 ~

2011年08月19日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

マウントアイザ⇔ボーリア間のちょうど中間くらいに位置する、
ダジャラというとても小さな村でトイレ休憩。

去年は行きも帰りもモモイロインコを何羽か見かけたけど、
今年はアカビタイムジオウムがたくさんいました。



仲良しさん。





バサバサバサ~っとたくさん飛んできた~!



それにしてもほんまに真っ白!!野生と思われへんくらい綺麗。

こんな場所でたくましく生きてる上に、地べたで餌食べる鳥やし、
もっと赤土色に汚れてても不思議はないねんけどなぁ。

こんな半砂漠の乾燥地帯で毎日水浴びしてるとも思われへんし。





着地。





結構たくさん。





見つめあっちゃった。




アカビタイさん、こんにちは。私は旅の者です。お邪魔してますよ。





つづく・・・






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たくましい野生のセキセイインコ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 24 ~

2011年08月18日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

朝ごはんをいっぱい食べて、おなかがいっぱいになったらしい野生のセキセイインコたちは
地面から木の上へと移動してくつろぎタイム。



一瞬、ただの枯れ木に見えるでしょう?




でもよく見てみて。



ちょっとずつ近づいていくと・・・





ほら。めっちゃいっぱい!!!!







みんな寒そう。











だってほんまにめっちゃ寒かったもん。
私は服を着込めるだけ着込んで、ズボンも2枚重ね穿き、ポケットにはカイロ入れてても寒くてブルブル。
耳と手は冷たすぎて、かじかんでた。目の前にセキセイインコがいなければすぐに車に逃げ帰ってたと思う。

去年のボーリア訪問時は真夏の燃えそうな日差しと暑さの中で野生のセキセイに会ったけど、
今年は真冬のこんな冷たくてかじかむような寒さの中での出会い。

野生のセキセイインコは、ほんとに過酷な環境の中で暮らしてるんだなぁ。と改めて実感。
そしてそのたくましさに感動と尊敬の念を抱きました!


動画。風の音が寒そうでしょ?








みんなで寄り添い合って寒さをしのぐ。







かわいい後姿とふわふわのおしり。








一列に並んでるよー。かわいい!







よく見えるほうに移動してみる。めっちゃ綺麗に整列。






何かに驚いて急に飛び立ってしまった・・・!!





セキセイたちが驚いた原因はこの牛さんたちでした。

だって急に走ってくるねんもん。






走ってきた牛さんたちは、立ち止まって全員でこちらををじぃーーーっと見てきた。
全員こっちに走ってきたらどうしよう。と思うと、ちょっとコワイ。




しばらく見つめられたあと、走り去って行った。
それにしても闘牛でもない牛もこんなに走るん速いねんな。馬みたい。




最後にもっかい振り返って見つめられる・・・




最後は牛に退散させられるという思わぬ形で終わったけど、
1時間半近くの時間、野生のセキセイインコを思う存分観察し堪能できました。



最近人から言われてはじめて自分でも気付いたんやけど、私って“セキセイマニア”やったんよね。

今まで飼ってきた歴代のセキセイさんたちや、すみれ、ひまわり、ふじのことが大好きすぎて、
野生のセキセイインコにも会いたくなって、こんなところまで来てしまうくらいセキセイが好きやねんけど、
でも自分の愛鳥が大好き、愛おしいっていうのは、当たり前すぎて自分がマニアだなんて思いもしなかった。
人間のお母さんが、我が子を愛してると言っても、「あの人、“人間マニア”やな」なんて言わないのと同じようにね。

でも多分、私は“セキセイマニア”なんだと思う。おそらく。きっとそうだ。




野生のセキセイさんたち、会えてうれしかった!

できればまた来年も会いに来たいな。




つづく・・・









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野生のセキセイインコの食事風景~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 23 ~

2011年08月17日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

ボーリアからマウントアイザへ向かう途中でやっと出会えた野生のセキセイインコ。

小さな群れがたくさん集まってきて、






木にとまったり、







地面に降りて餌をついばみはじめたり。





かわいくて、かっこよくて、おもしろくて、愛情深くて・・・
こどもの頃から愛してやまないこの小さなインコ。

いつか野生のセキセイインコに会いたいと思い続けてた夢が去年やっと叶い、
今年もはるばるやってきた。

今年はボーリアで1羽のセキセイにも会えなかっただけに、遠征最終日にこうして会えてとてもうれしい。

感動しすぎ、興奮しすぎでカメラを持つ手が震えて、写真がなかなか撮れない!
カメラ越しじゃなくて、自分の目で直接見たい気持ちが勝ってしまうし。

でもとにかくシャッター押すだけ押しまくっとこうって、震えながら撮った。



去年も地面に降りる瞬間は見れてんけど、草が生い茂ってる中に降りちゃって、姿が全然見えへんかった。

でも今回は赤土の上に降りてくれることが多くて、ばっちり観察できた~!













いうまでもなく全員がノーマルカラーです。
飛びながら聞こえてくる鳴き声は我家のセキセイ、すーちゃん・ひまちゃん・ふじちゃんたちと一緒。







まだおぼこい幼鳥。ふじちゃんと同じくらいの月齢かな?




羽毛を膨らませているのは、とっても寒いからです。
気温も低いし、ほとんど遮るものが何もない平原で冷たい風がビュービュー吹きすさび、私もとっても寒かった。
野生のセキセイインコはこんな過酷な環境の中、小さな体ひとつで仲間とともにたくましく生きてるのです。






ナナメの枝にとまるセキセイたち。かわいいわー。








つづく・・・



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さよならボーリア。そしてついにセキセイインコ!!~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 22 ~

2011年08月16日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日



ボーリア遠征最終日。セキセイとオカメに会えるラストチャンス。

まだ暗いうちにボーリアを発ち、マウントアイザに向かいながらセキセイとオカメを探すことに。

カンガルーやらネズミやらが道路を横切っていったけど、ヒメフクロウインコはやっぱりおらんかったなぁ。





どんどん走ってるうちに、だんだん夜が明けてきた。

窓の外の空と地面の境目がなんかすごい色になってる!






なんぼセキセイとオカメを探すために先を急いでるというても、
どんだけ寒くても、これはちょっと車から降りて見とかなあかんでしょう。。。

というわけで、朝焼け鑑賞。




刻一刻と変化していく、広い広い空の色。




ちょっと動画も撮ってみたけど、なかなか実際の広さは伝わらへんかなぁ・・・?





わー燃えてきたー!





そしていよいよ・・・






なんかもう泣きたくなるくらい美しい朝日。




めっちゃ感動した。

地球に生まれてよかったなーって心から思える光景を目にしたときが、私の人生でいちばんしあわせな時間。
それを実感したくて、今までもいろんな旅してきた。今回もまた、地球に生まれてきてよかったって思った!

神様どうもありがとう。私、生きててよかったです。

前日の夜は神様にあやまることしか出来んかったけど、この日にはもう感謝の言葉しか出てけえへんかった。
神様だけじゃなくて、親とか祖父母とか先祖とか、留守番してくれてる愛鳥とか、
ここまで連れてきてくれたガイドさんとか、休みくれた職場の人とか、
もう自分につながってる人みんなにありがとう。って思った。

前日までさんざんウジウジしていた邪念も、まぁなんてしょうもないちっさいこと気にしてたんや。って、
ほんまに一瞬で消え去ったわ。





朝日の後ろを振り返れば大きな虹!もう無敵になった気分。





さぁ、そろそろ行きますか。と再び車で走り出すと、上空を結構な数のアカビタイムジオウムの群れが。
写真はちゃんと撮れんかったけど、真っ白い羽が朝日に染まって綺麗でした。






カンガルーに出会ったり、







ここら辺名物?の巨大なロードトレインとすれ違ったりしながら走り続けてると








なにやら小さな鳥がビュンビュン飛んでいる!

あの速さ、あのシルエットは、もしかして・・・

セキセイインコ!!!!!キャー!!やったー!!



今回の遠征初日に数十羽の群れにチラっと会えただけで終わってしまうのか・・・と弱気?になったりもしたけど
最後にもう一度会えた!!


あの耳慣れた声で鳴きながら、ビュンビュン飛んで、小さな群れがどんどん集まってきたよ!!!!
(一部ツバメも混ざってます)



わーすごい!感動と興奮がとまりません!!





つづく・・・



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ボーリア・キャラバンパーク~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 21 ~

2011年08月15日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月13日

ラクダレースを前に大賑わいのボーリアの町。

モーテルもあいにく満室で連泊は出来ず、2泊目の宿泊先はキャラバンパーク。



キャラバンパークというのは簡単にいえばキャンプ場なんだけど
日本人の私が思い描くキャンプ場とはちょっと違うイメージ。

キャラバンというのはキャンピングカーのことで、キャンプ=テントという図式はオーストラリアでは成り立たず、
みんな4WDの車で、キャンピングカーを引っ張ってきて泊まっているのです。




キャンピングカーは日本のワンルームマンションの部屋よりはるかに広くて快適そう。
車というよりほんまに家ですね。






私もいつかこんなキャンピングカーで何ヶ月かかけて内陸を横断なり縦断なり周遊なりして
内陸中のセキセイとオカメに会いに行く旅とかしてみたいなー。





私たちはそんなキャラバンパークの中にあるキャビンに泊まりました。




一見、トランクルームか仮設トイレみたいな建物・・・・



ガイドさんもボーリアでキャラバンパークのキャビンに泊まるのは初めてらしく、
いったい中はどうなってるのか、ちょっとドキドキしながら入室。。。。




思った以上に普通。いや普通以上に快適。清潔。
シャワー・トイレ・エアコン・冷蔵庫・テレビ・ポット・チェスト、何でも揃っててモーテルの部屋となんら変わらない。
モーテルの部屋より広さ加減というか、程よい狭さ加減?が妙に落ち着く部屋でした。


もちろんこのキャラバンパークもラクダレースを前に大賑わい。
面白そうなので、パーク内をウロウロ散策。



フレンドリーなおじさんが話かけてきてくれた。
隣の川で獲ったというザリガニを見せてくれた!でかっ!





そうか。あのいつもの川にはこんなザリガニがおるんか。
来年はスルメ持ってきてザリガニ釣りしようかな?




この日は暗くなったら屋外特設シアターで映画上映会があるという。



外で映画なんか見たことないし、さっきのザリガニのおっちゃんも映画あるし見れば?って言ってくれてたけど、
気温一ケタ台の寒空の下でじっと座って映画見るたくましさはないのであきらめる。

屋台も出ていて、食パンに焼いたソーセージを挟んであるソーセージシズルという、
ホットドッグみたいなのを買って食べた。


映画が始まってからちょっとだけ様子を見にいったけど、まわりでたき火燃やしてても
やっぱりめっちゃ寒かったよー。



キャラバンパークのすぐ前はモモイロインコの夕食会場。







続々と集まってくる。







甘えん坊のモモイロインコの幼鳥。トサカ全開で甘え鳴き。たまらんー。










ボーリアに着いてから2日間探したけど、セキセイとオカメに会えなかった。

今までも世界中いろんな国や海まで野生生物に会いに行った経験から学んだこといろいろあるねんけど、
いいガイドさん見つけるとか、時期を狙って行くとか基本的なことをのぞけば、
天候とかコンディションとかの現地での状況はもう運次第やし、
最終的にはガイドさんの経験とか勘が頼りなわけで、
結局現地で自分にできるこというたら、自分の心持ちのチューニングしかなかったりするのです。

これ意外と重要で、もちろんええ加減な気持ちではあかんねんけど、
あまりにも想いが強すぎて血眼になって探してるときには、
動物にも必死さが伝わってしまって会えないもんなのです。これほんまに。
必死で探してるときは全然見つからないのに、ちょっと休憩したり談笑とかして気持ちがリラックスしたときに、
不意に目当ての動物が現れたりすることがほんまに多かった。(特に海の上では。)

心の中では強い想いを抱きながらも、必死になりすぎず、いかに肩の力を程よく抜けるか。みたいな。
自分コントロールが大事。

でも正直、今回私の心の中は邪念だらけだった・・・

オーストラリアに旅立つ直前にひょんなことから知ってしまった事実にショックを受けて、ひとりで落ち込んで。
行きの飛行機とかケアンズ着いてからも、ひとりやしずっとそんないらんこと考えてしまってた。

もちろん鳥さんを見てる瞬間だけはそんなこと忘れてるんやけど、
ボーリアに来てまでまだ引きずってる自分がアホらしく、だんだん腹たってきた。

ずっとこの旅行を楽しみに、そのためにいろんなことがんばって、いろんなこと整えてきたのに
大好きなボーリアに大好きな鳥さんに会うためにきたのに、
鳥さんを探してるときも集中しきれず、なんで考えてもどないもならんこと考えて落ち込んだりしてるんやろ。
アホや。アホすぎる。

ガイドさんはあんなに一生懸命探してくれてるのに、
私の邪念が負のオーラ出しまくってセキセイやオカメを遠ざけてるに違いない。
邪念とかネガティブマインドとか、この世の中でいちばん何の役にもたたへん、全然いらんもんやん。もうほかす!

私はこの日の夜、部屋でひとりで猛省したものの、
どうしていいかわからんから、とりあえず神様にあやまって、
明日の最終日どうかセキセイとオカメに会えますようにと願いながら寝た。




つづく・・・



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セキセイとオカメはどこへ?~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 20 ~

2011年08月14日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月13日


午後からは再びセキセイインコとオカメインコを探し求めて、
午前中とはまた違う方角へとひたすら車で走りました。

昨年はボーリア到着日から町の中心部から程近い場所でセキセイやオカメに会えたので、
こんなに遠くまで車で走る必要もなかったのですが、
今回はボーリアに着いてからまだ1羽のセキセイもオカメも見れてないので、
探せる範囲は全部探そうと
町の中心部から100キロくらい走ってくれました!

100キロいうたら、大阪から姫路とか若狭とかまで行ける距離ちゃう?結構な移動距離です。


助手席から前方の景色はあいかわらずこんな感じ。





窓の外は牛・・・あいかわらずキンカチョウもいっぱいやったなぁ。





エミューの団体様。




まるでジュラシックパーク。



ガイドさんから聞いて初めて知った、
人間vsオーストラリア軍が戦った“エミュー戦争”の話も興味深かった。




広大な国土のオーストラリア、長距離移動が当たり前だからなのか、
こんなとこ一生誰も寄らへんのんちゃうか?って思うくらい、なんにもないような場所に
トイレとちょっとした東屋がぽつーんと建ってたりします。
人里から相当離れた場所にあるにも関わらず、意外と手入れが行き届いているというか清潔で、
ありがたい設備なんやけど、はるばる毎日誰かが掃除しに来たりするんやろか?

私たちも途中で休憩。


こんな立派なボードがあったりします。素敵。






東屋の屋根の内側には誰かさんのお家が。





なんかわからんけど、E・Tみたいなのんもいてはった。





結局、走って走って、100キロ走って探しても、セキセイとオカメは見つからず、
元来た道を再び走って走って、町の方へと戻ってきました。



モモイロインコご一行様がお食事してました。







オーストラリアオオノガン。羽が柔らかそう~。





上空は猛禽だらけ。





いつもの川まで帰ってきた。
夜じゃなくてもお月様が綺麗でした。







うーん・・・
これだけ探してもセキセイとオカメは1羽も見つからなかった。

ボーリアにはもはやセキセイとオカメはいない。。。のか?

野生の生き物に会うのに100パーセントの確率はありえないし、
セキセイやオカメは一生定住せず、
常に餌と水を求めて放浪しながら生きてる鳥だとわかってはいるけれど・・・

セキセイさん、オカメちゃん、どこ行ったーん???





つづく・・・






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3羽同時放鳥解禁日

2011年08月14日 | セキセイさんたち
ついこないだまで、こんなつんつるてんだったふじちゃんの尾羽。






ここ数日で一気に長くなりました。



なんかもうおとなチック。

すでにふじちゃんにメロメロな母は、このふじの尾羽の先っちょのちょっとだけ白くなってるところがカワイイ。と絶賛。
ついにおかんも重症のセキセイマニアへと洗脳された模様。





そんなふじちゃん。

6月19日に我家にやってきて21日に健康診断を受け、そのう検査、検便でも異常はなかったけど、
このご時世、セキセイはAGY真菌を持ってて当たり前だと思ってるほうがいいとのことで、6週間AGY落としのお薬を飲ませ続けてました。

6週間お薬を飲みきって、再度検査をしてそれでもAGYが出なかったら、やっとそれで安心だと言われました。
その結果がわかるまではすみれとひまわりとは一緒に遊ばせないほうがいいということで、
すみれ・ひまわりの2羽とふじは同じ家で暮らしながらも、お迎え当日に顔見せ対面をしたきり、家庭内別居状態で2階と3階で別々に暮らしてました。

早く一緒に遊ばせたかったし、ふじが小さいうちから一緒に放鳥したほうがより仲良くなれる気もしたけど
でもすみれもひまわりもふじも3羽全員の健康がまずいちばん大事だから、そこは我慢して、この2ヶ月近く、不便ながらも別々の部屋で放鳥してました。

でもついに。。。ふじちゃんはお薬も飲みきって、3回目の検便でも異常なしでした!!わーい。

これで夢の3羽同時放鳥!ずっとこの日を待っていた!わーい、わーい。



夢の3羽同時放鳥解禁日。とりあえず3つの鳥カゴを鳥ごと綺麗に洗う。


ふじちゃんもシャワーを浴びに来て、こんな怪獣みたいな姿になったよ。







そして日光浴。びしょ濡れすぎて耳の穴丸見え。








とりあえず午前中は、カゴ越し対面。







お互いとっても興味津々。
ふじはひまわりのことがすごく気に入ったみたい。







すみれも興味津々。







こうやって見比べると、すみれはやっぱりええ体格してるなー。さすが並セキセイ。







そして午後、いよいよ3羽をカゴから出したーーーー!!!!

ひまわりのことがとても気に入ったらしいふじは、ひまわりについて回ろうとするけど、ひまわりは逃げまくり。

すみれは言うまでもなく、この新入りをひたすら追い掛け回す。まぁ想定の範囲内。
追いかけられると逃げたくなるのは当然っちゃー当然で、はじめは逃げてたふじちゃんだけど、
そのうちこの長男すみれさんの瞳をじっと見つめはじめた。



今までも、新入りは一度は先住鳥に咬まれて出血沙汰が起きていた。
すみれははなちゃんに咬まれたし、ひまわりはすみれに咬まれて血を出した。

だからドキドキしながら見てた・・・

「すーちゃん、優しくね、優しくやで!」とすみれに声を掛けながら、見守る・・・








一応、私に言われてることがわかってるのか、私のほうをチラチラ見ながら、
ふじに対してどういう態度に出ようか考えてる様子のすみれ。









こうやって並ぶと、すーちゃんオトナ。ふじはやっぱりまだ幼いなー。
すーちゃんの対応もなかなかオトナやん。と安心した瞬間・・・








わー!すみれの興奮MAX!!!お目目がイッちゃってる!落ち着け!すーちゃん!








ヤバイ。と思ったので、おやつ作戦に切り替える。







たまに小突いたりはしてたけど、お互いおやつを食べることに夢中で、なんとなくやけど自然とそばで一緒にいれるように。







こんなやりとりが行われてる最中も、ひまわりは我関せずマイペースに私の肩でくつろいでおりました。








唯一撮れた3ショット写真。



何が楽しいのか座布団のカバーをカジカジする3羽でした・・・


まだまだ仲良くなるまでには時間がかかりそうやけど、
これからどんな3羽の人間(鳥)関係が繰り広げられていくのか
すごく楽しみです!!!




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