goo blog サービス終了のお知らせ 

鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

野生のキバタンの食事風景@ケアンズ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 32~

2011年08月26日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月15日

キバタンご一行様が何やら食べている。




食べていたのはこちらの実。




この実はCockatoo's Apple(キバタンのりんご)って呼ばれてるって聞いた気がするけど、はっきり覚えてへん。
なんしかキバタンたちが好んで食べる実みたい。

ほら。こんなに綺麗に皮をはいで食べてある。





そしてこちらのキバタンは何かまた違うものを食べていた。





食べてたのはこんなの。キバタンの齧りさしが落ちてた。
平べったいとうもろこし?みたいな実。
とにかくやたらに硬くて、こんな硬いの齧ってるの?って驚いた。




この実を足と嘴を使って、実に器用に




まるで魚を3枚におろすように綺麗に皮をはがしていきながら食べていた!
あまりの器用さに感動やわ。





キバタンが食べ終わった実の残骸。綺麗に食べてある。お見事。







ちなみにガイドさんいわく、野生のキバタンは100%左利きらしい。
確かに私が見たキバタンたちもみーんな左足を使って餌を食べてた。

我家のセキセイインコのすみれちゃんは、
いつも右足で私のクチビルをこじあけようとしてくるから右利きなような気がする。
ひまちゃんとふじちゃんはいつも左足で何かを押さえて遊んでるから左利きなのかなぁ・・・???

みなさんのお家の鳥さんは利き足ありますか?






つづく・・・



にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

野生のキバタンの破壊活動@ケアンズ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 31~

2011年08月25日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月15日



破壊活動にいそしむキバタンを発見。

一瞬、こちらを気にして動きをとめたけど、





その後はひたすらカジカジカジカジカジカジカジ・・・・・・




かなりぶっとい枝が、あっという間に噛み切られてバサ~っと地面へと落ちていく。。。



かじられて落ちた枝の断面図。






こっちにも







あっちにも







そこらじゅうに・・・






このたった1羽のキバタンが破壊して落っことした枝だらけ。






噂には聞いてたけど、やっぱり大型オウムの破壊力ってハンパないですね。
何羽かのキバタンが集まってその気になれば、こんな木の1本や2本、
あっという間に太い幹だけ残してすべての枝をハゲ坊主にできるんでしょうね。

私が飼ってたオカメインコのニコちゃんもよくとまり木をかじり切ってましたが、
それは何日もかけて黙々と作業し続けた結果であって、
キバタンはこんなに簡単に、短時間で何本もの枝をかじり切っちゃうなんてビックリです!!

ペットのキバタンは飼い主のお家の壁に穴あけるなんて容易そう・・・!!おそるべしっ!!




空飛ぶキバタン。
羽の内側は結構黄色い。






顔面蒼白なアオツラミツスイ(左)とノドグロモズガラス(右)の2ショット。
どちらもユニークな鳥さん。









つづく・・・




にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

憧れのアカオクロオウム@ケアンズ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 30~

2011年08月24日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月15日

ねぐらを飛び立ったキバタンを追いかけて、
また、アカオクロオウムの生息地域でもある、ケアンズ郊外の山のほうへ移動。

途中、よくクロオウムがアーモンドの実を食べに来るという海岸付近にも寄ってみたけど、
そこにはクロオウムはいませんでした。

同じ方向に向かっているから、車で走ってる上空をキバタンがバサバサ飛んでる姿を何度も見かけました。
キバタンの飛び方はビュンビュンとすごいスピードで飛びまわるオカメインコやセキセイインコに比べると、
かなり必死で羽をバサバサやりながら、あんまり飛ぶのん得意とちゃうんかな?って思うような飛び方です。
ちょっと不器用やけど一生懸命飛ぶ姿がまたかわいいねんなぁ~。

ケアンズ中心部から車で1時間くらい走ったところで、ここら辺はすでにアカオクロオウムの生息地域で
この辺りにはカラスはいないので、真っ黒な鳥を見つけたらそれはもれなくアカオクロオウムだと教えてもらってテンション↑
ただ黒い鳥を探すだけでそれがクロオウムだなんてっ!探すよー黒い鳥!
なーんて言うてる間に遠くのほうに黒い鳥の群れを発見!おるやん!おるやん!と興奮してたら
なんと自分たちが今走ってる道路沿いの木にもクロオウム発見!わー!やったー!すげー!

早速車から降りてウォッチング。かなりシャイな性格らしいので驚かさないように注意しながらそっと近づく。


わーすごい。憧れの野生のアカオクロオウムです!



デカいです!オーストラリアのオウムの中ではヤシオウムの次にデカいのかな?
ちゃんと調べてないけど、とにかくデカいオウムベスト3内には入ってるハズ。






あ。キバタンと並んでる!シロオウムとクロオウム夢の共演!?





しばらく様子を見ていると、ここからすぐ近所の公園(広場?)にアカオクロオウムとキバタンがどんどん飛んできてる!!


飛んでる姿を地上からながめると、ほんとに真っ黒な鳥に見える!





赤尾黒鸚鵡(アカオウクロオウム)の名の由来である、尾羽の内側が赤いのがオス。












そしてこちらがメス。
わかりにくいかも知れんけど、体の全体的に黄色い斑点があって、尾羽の内側は黄色と黒っぽい色の縞模様。








みんなで集まってお食事中。器用に足を使い、なにやら木の実を食べてました。















確かにここはケアンズから車で1時間くらい走ってきた郊外だ。標高もそこそこある。
でも普通に人も住んでるし、すぐ脇の道路を車やトラックが走ってるようなところで、
こうやってクロオウムが餌を食べてるなんて!!



日本の某有名鳥さん販売店では1羽350万円の値をつけたことがあるらしいアカオクロオウムが
密猟されることもなくのんびり暮らしていける、オーストラリアという国はいろんな意味で豊かなんやろうなぁ。

もちろんガイドの腕がいいっていうのもあるけど、
なんかあまりにもあっさりとリクエストしてたキバタン&クロオウムの2種が見れてしまって、
驚きとともにめっちゃいい意味で拍子抜け。


こんな大きな野生のオウムが普通におるオーストラリア。やっぱり夢の国やー。





つづく・・・



にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

おはよう!キバタン@ケアンズ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 29~

2011年08月23日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月15日

内陸遠征からケアンズに帰ってきた次の朝。

この日も朝5時起き。
(オーストラリア滞在中、ずっと早起きして日の出前から夕暮れまで鳥を探し歩くという
規則正しく健康的な毎日を過ごしていたおかげで帰ってきたら3キロ痩せてました!)

せっかくの機会なので、この日もガイド付きでケアンズ近郊のバードウォッチングすることにしたのです。

私は「キバタンとクロオウムが見たい!」とリクエストしてました。




まずはキバタンのねぐらの木に連れて行ってもらいました。

キバタンのねぐらは、ケアンズの街の中のショッピングセンターにある背の高くて大きな木でした。
えっ?こんなとこに?って思うくらい、人間や車が普通に通る場所です。

キバタンは日中は郊外の山とか畑などで餌を食べ、夜になると街の中に戻ってきて眠るそうです。

着いたときには、もう明るくなってしまっていたので、大半のキバタンはすでに移動した後でしたが
のんびりチームの何羽かはまだねぐらの木に残ってました。


ケアンズの野生のキバタンさんたち。おはよう。はじめまして。

いるいる~!とうれしくて木の上を見上げて、いちばん最初に目に入ってきたのは朝から交尾中のキバタンカップル。
なかなか衝撃的な出会いです・・・!!!







飛んでるコに注目。刀傷みたいな傷跡が痛々しい・・・
でも元気に飛んで行ったから意外と大丈夫かも。





美しいトサカに見とれてたら・・・






バンザーイしてくれた!






すぐ近くの木にはワライカワセミのカップル。




・・・と思ったら、後ろにもう1羽いた。




顔も鳴き声もユニークなカワセミ。
カワセミだけど川にいないカワセミ。
ユニークな顔してるけど、ヘビとかネズミとか食べちゃう肉食系。


ガイドさんが「ほら、笑うよ。」って言った瞬間にほんまにケタケタと笑った!!
なんでも1羽のときは鳴かないらしい。




この日はガイドさんからこんな素敵なプレゼントをいただきました!



うわぁ~☆カワイイ!!セキセイインコの絵本です!

セキセイインコの飼育入門的な内容なのですが、
とにかく絵がカワイイのです~☆



セキセイマニアの心を満たす思いがけないプレゼントに感動でした!!ありがとう☆







つづく・・・




にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

クスダマインコ@マウントアイザ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 28~

2011年08月22日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日


ゴルフ場の中にはクスダマインコもたくさんいました。

クスダマインコはセキセイインコの尻尾を短くしたくらいの大きさの小型のロリキートです。

去年はマウントアイザの空港の前のユーカリの木にたくさんいましたが、
今年は空港前の木には花が咲いてなくて1羽もいませんでした。
どこに行ったのかなぁ?と思ってたら、こんなところにたくさんいたのね。


他のインコ同様、見事な保護色にて非常にわかり辛い。。。







どれもこれもパっとしない写真。。。

赤色の頭、白いアイリング、青い後頭部に薄っすらピンクの首元。
せっかくこんなかわいいインコやのに、上手く撮れなーーーい!


肉眼で存在を確認してから、カメラ越しで見ると、もうどこ行ったかわからんし、
やっと見つけたと思っても、まわりの葉っぱと同じ色なので、ピント合わせがとても難しい。。。

あれ?どこ行った?
もー全然ピント合わへんやん!等とブツブツブツブツ言ってると、
見るに見かねた?ガイドさんが代わりに私のカメラで撮ってくれた。





私のカメラでも撮る人代わればこんなに写真って違うのね。。。




ラブラブのイチャイチャカップル発見。
非常に微笑ましい(そしてちょっとうらやましい)光景だけど、後方の矢印に注目。




さかさま~





ぶら~~ん





片足~







そしてついに落っこちた。





自分たちの後ろで曲芸を披露?している奴がいようが、そいつがどっかに落っこちようが
イチャイチャカップルはふたりだけの世界でイチャイチャし続けたのであった。

ロリキートって基本、みんな陽気で楽しいね。見ていて全然退屈しいひんわ。



こうしてマウントアイザでもお目当ての鳥さんを見ることができました。







このあと、マウントアイザの空港からケアンズまで飛行機で戻り、
3日間のセキセイインコとオカメインコを求める内陸遠征の旅も無事終了。

去年の真夏、今年の真冬と、季節が真逆の違った内陸の様子を見れてよかったなぁ。
去年はちっさいのから1m級の巨大なものまでトカゲがいっぱいいたのに、今年は1匹も見なかったり
キンカチョウの数も全然違うかったし、何よりボーリアにセキセイとオカメが1羽もいなかったり!!!

でも結果的にはダジャラやマウントアイザ近郊でセキセイとオカメにもたっぷり会えたし
あいかわらずあの場所で見る朝日や夕日は素晴らしかったし、
とても満足で楽しい、しあわせな遠征でした!

本当にひとりでも行ってヨカッタ!!





つづく・・・


にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

ミドリマキエインコ@マウントアイザ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 27~

2011年08月21日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

マウントアイザの町のシンボルの大きな煙突が見えてきた。



私が持ってるガイドブックによると、
マウントアイザは面積1813平方kmもあって広さでは世界最大の都市で
銀鉛、亜鉛を産出する鉱山も世界最大規模らしい。資源が豊富なのでとてもリッチな町らしいです。

飛行機の時間まで、まだ時間に余裕があるので、マウントアイザでもバードウォッチング。

なんでも世界中でこのマウントアイザ周辺にしか生息してない、ミドリマキエインコというインコがいるらしい!


とあるゴルフ場にお願いして中に入れてもらい、ミドリマキエインコ探し。

木の上を見上げながら歩いて行くと、視界に入ってきたのはグリーンの芝生を食み食み中のカンガルー。
ゴルフ場の芝生食べちゃっていいのか?




木の上ばかりを探していたけど、カンガルーを見たことによって、ガイドさんが見つけた!
地面で餌を食べるミドリマキエインコを!!




その後、地面から木の上に移動したこのインコを追って観察。

うわぁ~これがミドリマキエインコかぁ~!
貴重なインコに出会えた喜びをかみしめながら見つめ続けるが・・・

葉っぱをハミハミするのに夢中。





ハミハミハミ・・・





ハミハミハミ・・・





ハミハミハミ・・・






ハミハミに夢中すぎて、全然顔が見えないんですけど!!おーい!!




仕方がないので動画。








その後、やっと正面向いてくれた!!

淡い色合いのグラデーョンがステキなかわいい顔したインコです。性格もお茶目かも?







2ショットのチャンス!やったけど、お尻しか撮れなかった・・・!!








葉っぱに溶け込みすぎて、ちょっと目を離すとすぐに見失ってしまう。

さてどこでしょう?




答え。









つづく・・・







にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

野生のオカメインコ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 26 ~

2011年08月20日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

オカメインコ。

元々鳥が大好きだった私をゴリゴリにダメ押しし、後戻りできないほどの鳥バカにしてしまった鳥。
それがオカメインコ。

振り返れば四半世紀以上の大昔。
幼稚園で同じクラスの“さつきちゃん”の家に遊びに行くと、
さつきちゃんのお母さんはいつも肩の上にオカメインコを乗せていた。

当時十姉妹、文鳥、カナリア、セキセイインコくらいしか見たことなかった私は
フィンチやセキセイに比べて大きな体でまんまるオレンジほっぺをしたその鳥に強い憧れを抱いた。

それから20年以上の月日が流れたあるとき、1羽のオカメインコと運命の出会いをして一緒に暮らし始めた。

それがニコちゃん。

今はもう天国にいるニコちゃんのことが、私は今も涙が出るほど大好きです。

ニコちゃんは、私にオカメちゃんの魅力をじゅうぶん伝えてくれた。

放鳥中も常に私のそばから片時も離れない。
頭を下げて撫でてもらえるまでじっと待っている。
撫ではじめたら何時間でも撫でさせてくれる。
おひさまみたいなオカメ臭を延々に嗅ぎたい放題。
もふもふし放題。
めちゃくちゃおっとりしていて、平和な博愛主義。
自分より小さなセキセイが怖くてたまらないノミの心臓でメンタルも弱いけど
私のことを絶対的に信頼してくれてる。・・・・

ニコちゃんと過ごす時間はたまらなく幸せだったけど、
同時にこんなにおっとりして平和でちょっとどんくさい鳥が、果たしてほんまに野生で生きていけてるのか?
という疑問を抱かずにはおれなかった。

こどもの頃から野生のセキセイインコに会いたいって思ってたけど、こどもながらにセキセイは野生でもちゃんとたくましく生きてる姿がなんとなく想像できたけど、
野生のオカメがほんまに野生でたくましく生きてる姿はまったく想像できなかった!!


長い前フリ。


でもちゃんと野生のオカメちゃんはセキセイと同じく、過酷な自然環境の中でもたくましく生きてます!!





途中休憩のダジャラの村も過ぎて、マウントアイザの町が近づいてきて、
今回はもうオカメちゃんには会えないのかな。と思いはじめてた。

そのときガイドさんが「あっ!オカメ!」と叫んだ。

今回、オカメちゃん?って思ったら、レンジャクバトだったということが何回かあり、
(遠くから見てると、色、大きさ、トサカがよく似ている)またハトかな?なんて思いながら見てたら、
あーーーー!あのビュンビュン速い飛び方!そしてピュイ!ピュイ!という鳴き声!!オカメちゃんやんっ!!!!

さすが。さいごのさいごに見つけてくれた!ネイチャーガイドの底力を見た。
思わずガイドさんを全力で抱きしめたくなるほどうれしかったが、
嫌がられてその後のガイディングに影響が出たら困る(!?)のでやめといた。


10数羽くらいの小さな群れがあちこちで飛んでたり、木の上にとまったりするんやけど
みんな有刺鉄線の向こう側で、なかなか近くに寄れなかったけど、唯一近くまで行けた群れ↓


みんな木の上で羽繕いタイム。
  





時間的にもお昼前で、朝よりは随分寒さも和らいでいて、そんなに寒そうじゃない。






バンザーイ&伸びぃ~






ノーマルカラーのオカメは見事な保護色になっていて、オカメの法則により枯れ木にとまると見事に枝に化けてしまう。
トサカでさえ小枝の一部に見えるし、特にメスと幼鳥は枯れ枝にしか見えない。

何羽いるでしょう?











答え。



私も見逃してるかも!?






最後はみんな飛んで行っちゃった!



オーストラリア最速の名のとおり、ビュンビュン飛んで行きました。









つづく・・・・


にほんブログ村 鳥ブログ オカメインコへにほんブログ村


ダジャラのアカビタイムジオウム~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 25 ~

2011年08月19日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

マウントアイザ⇔ボーリア間のちょうど中間くらいに位置する、
ダジャラというとても小さな村でトイレ休憩。

去年は行きも帰りもモモイロインコを何羽か見かけたけど、
今年はアカビタイムジオウムがたくさんいました。



仲良しさん。





バサバサバサ~っとたくさん飛んできた~!



それにしてもほんまに真っ白!!野生と思われへんくらい綺麗。

こんな場所でたくましく生きてる上に、地べたで餌食べる鳥やし、
もっと赤土色に汚れてても不思議はないねんけどなぁ。

こんな半砂漠の乾燥地帯で毎日水浴びしてるとも思われへんし。





着地。





結構たくさん。





見つめあっちゃった。




アカビタイさん、こんにちは。私は旅の者です。お邪魔してますよ。





つづく・・・






にほんブログ村 鳥ブログへにほんブログ村

たくましい野生のセキセイインコ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 24 ~

2011年08月18日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

朝ごはんをいっぱい食べて、おなかがいっぱいになったらしい野生のセキセイインコたちは
地面から木の上へと移動してくつろぎタイム。



一瞬、ただの枯れ木に見えるでしょう?




でもよく見てみて。



ちょっとずつ近づいていくと・・・





ほら。めっちゃいっぱい!!!!







みんな寒そう。











だってほんまにめっちゃ寒かったもん。
私は服を着込めるだけ着込んで、ズボンも2枚重ね穿き、ポケットにはカイロ入れてても寒くてブルブル。
耳と手は冷たすぎて、かじかんでた。目の前にセキセイインコがいなければすぐに車に逃げ帰ってたと思う。

去年のボーリア訪問時は真夏の燃えそうな日差しと暑さの中で野生のセキセイに会ったけど、
今年は真冬のこんな冷たくてかじかむような寒さの中での出会い。

野生のセキセイインコは、ほんとに過酷な環境の中で暮らしてるんだなぁ。と改めて実感。
そしてそのたくましさに感動と尊敬の念を抱きました!


動画。風の音が寒そうでしょ?








みんなで寄り添い合って寒さをしのぐ。







かわいい後姿とふわふわのおしり。








一列に並んでるよー。かわいい!







よく見えるほうに移動してみる。めっちゃ綺麗に整列。






何かに驚いて急に飛び立ってしまった・・・!!





セキセイたちが驚いた原因はこの牛さんたちでした。

だって急に走ってくるねんもん。






走ってきた牛さんたちは、立ち止まって全員でこちらををじぃーーーっと見てきた。
全員こっちに走ってきたらどうしよう。と思うと、ちょっとコワイ。




しばらく見つめられたあと、走り去って行った。
それにしても闘牛でもない牛もこんなに走るん速いねんな。馬みたい。




最後にもっかい振り返って見つめられる・・・




最後は牛に退散させられるという思わぬ形で終わったけど、
1時間半近くの時間、野生のセキセイインコを思う存分観察し堪能できました。



最近人から言われてはじめて自分でも気付いたんやけど、私って“セキセイマニア”やったんよね。

今まで飼ってきた歴代のセキセイさんたちや、すみれ、ひまわり、ふじのことが大好きすぎて、
野生のセキセイインコにも会いたくなって、こんなところまで来てしまうくらいセキセイが好きやねんけど、
でも自分の愛鳥が大好き、愛おしいっていうのは、当たり前すぎて自分がマニアだなんて思いもしなかった。
人間のお母さんが、我が子を愛してると言っても、「あの人、“人間マニア”やな」なんて言わないのと同じようにね。

でも多分、私は“セキセイマニア”なんだと思う。おそらく。きっとそうだ。




野生のセキセイさんたち、会えてうれしかった!

できればまた来年も会いに来たいな。




つづく・・・









にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへにほんブログ村

野生のセキセイインコの食事風景~2011オーストラリア鳥三昧旅行記 23 ~

2011年08月17日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月14日

ボーリアからマウントアイザへ向かう途中でやっと出会えた野生のセキセイインコ。

小さな群れがたくさん集まってきて、






木にとまったり、







地面に降りて餌をついばみはじめたり。





かわいくて、かっこよくて、おもしろくて、愛情深くて・・・
こどもの頃から愛してやまないこの小さなインコ。

いつか野生のセキセイインコに会いたいと思い続けてた夢が去年やっと叶い、
今年もはるばるやってきた。

今年はボーリアで1羽のセキセイにも会えなかっただけに、遠征最終日にこうして会えてとてもうれしい。

感動しすぎ、興奮しすぎでカメラを持つ手が震えて、写真がなかなか撮れない!
カメラ越しじゃなくて、自分の目で直接見たい気持ちが勝ってしまうし。

でもとにかくシャッター押すだけ押しまくっとこうって、震えながら撮った。



去年も地面に降りる瞬間は見れてんけど、草が生い茂ってる中に降りちゃって、姿が全然見えへんかった。

でも今回は赤土の上に降りてくれることが多くて、ばっちり観察できた~!













いうまでもなく全員がノーマルカラーです。
飛びながら聞こえてくる鳴き声は我家のセキセイ、すーちゃん・ひまちゃん・ふじちゃんたちと一緒。







まだおぼこい幼鳥。ふじちゃんと同じくらいの月齢かな?




羽毛を膨らませているのは、とっても寒いからです。
気温も低いし、ほとんど遮るものが何もない平原で冷たい風がビュービュー吹きすさび、私もとっても寒かった。
野生のセキセイインコはこんな過酷な環境の中、小さな体ひとつで仲間とともにたくましく生きてるのです。






ナナメの枝にとまるセキセイたち。かわいいわー。








つづく・・・



にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへ
にほんブログ村