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鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《キバタンのトサカ劇場》アイアンレンジ探鳥記10

2013年01月28日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
宿のテラスからの素晴らしい景色に見とれていた。




・・・ら、あれ・・・?あそこの葉っぱの上に・・・




キバタンを発見。




本日はかわいいキバタンのトサカ劇場をご鑑賞ください。

はじまりはじまりぃ~



































見事なまでのトサカ七変化でした!!拍手。

今までオーストラリアに何度か鳥見旅に来て、自分で目にして感じた野生のインコ・オウムのイメージあるねん。

オカメインコは家で飼ってたコと同じように野生でもめっちゃかわいいけど、飛んでるとこめっちゃ速いから“最速の天使”。
セキセイインコは小さいのに過酷な環境の中でたくましく生きてるから“小さな戦士”。
ひたすら美しかったクルマサカオウムは、世間で言われてる通り“世界一美しいオウム”・・・

でもキバタンってなんかこう私のイメージだけじゃなくて、
一般的にもオーストラリアのインコ・オウム界の“お笑い担当“みたいなイメージあるよなぁ・・・

キバタン本人は多分真面目に生きてるだけやろうけどね・・・
でも野生でも生きていくだけで精一杯というよりは、楽しみながら生きてる印象。
下手な人間より、人生(鳥生)楽しみながら生きてるように見えるなあ…





あれ?もう1羽キバタン?



と思ったら、こちらはハイイロオオタカの白色型らしい。真っ白で清々しい印象の猛禽。



この白いハイイロオオタカはキバタンの群れにこっそり混じって、
キバタンなら安心だと油断している小鳥などを襲って食べるという噂。



確かにキバタンが何十、何百羽といる中にこの白い猛禽が1羽混じっててもなかなか気付かないだろうなぁ・・・



テラスにいながらにしてこんな光景が見られるなんて、ほんまに楽しいところに来たわ。





こあとヤシオウムがよく餌を探しに来るというビーチに行ってみたけど、遭遇できず。
でもこの辺りのどこかで確かに暮らしてるねんなぁ。ヤシオウムが!
そう思っただけでなんかワクワクする。



この日、昼食も夕食も宿の隣にあるという食堂を当てにしてたのに、まさかの休店日だったので、
お昼はガイド氏が斧持って獲ってきた岩牡蠣食べたり、
夜は持ち合わせの食パンをガスコンロの火で炙っていろんな味のジャムつけて食べました!

ひとりぼっちだとただひもじいだけの出来事かもしれんけど、
誰かが一緒だと途端に楽しい出来事に変わるから不思議。




つづく・・・


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《海の見える部屋》アイアンレンジ探鳥記9

2013年01月25日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
この日から2泊する予定の宿に到着。


じゃーん。このいちばん上の部屋だよ。








2階部分にはオーナーさんとデカいワンコの居住スペース。



犬と人間男子には大きなトラウマがある私にとっては、
チワワのような小さな犬にさえ心を許せず、恐怖対象でしかないので、
こんな大きな犬はもう怖くてドキドキ。これが大型インコやオウムやったら初対面でもキャーキャー喜んでるんやろけど…

このコは人間が大好きらしく、ワンワン吠えながら尻尾を振ってくれてたんやけど。。。。
このサークルみたいなのを自ら押して出てきたときには、私の人生終わった。と思うほど怖かった。
じゃれつきに来ただけやってんけど・・・





ぜぇぜぇはぁはぁ言いながら、100段くらい階段上った甲斐あって、テラスからは






こんな素敵な景色が☆最高やん。








窓ガラスのない窓に囲まれた開放的な部屋では、ベッドで寝転びながらにして、この景色を堪能!
しあわせー☆







好みのタイプの魚ではあるけれども、寝室に飾るには怖すぎる絵画が。。。






ここは電気もガスも水道も通ってないんですよ。


だから電気は発電機で。発電した電気で点ける灯りはこんなの。





キッチン。ガスはプロパン。飲み水は雨水。
冷蔵庫に見えるモノは、“こおろぎから食糧を守るための茶箪笥”的存在。







本物の冷蔵庫として働いていたのは、寝室に置いてあった漁船用のもの。






天空に浮かぶ?海が見える開放的トイレとシャワーは井戸水を利用。






なんだかとっても楽しいところに来たぞ。














つづく・・・





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《オオハナ女子×2+キバタン》アイアンレンジ探鳥記8

2013年01月22日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
3泊した宿をチェックアウトして、さらに北上する前に<オオハナインコ邸No.4>を訪問。

全貌を撮るのを忘れてもうたけど、
こちらのお宅は今回のお宅訪問した中では、
閑静な場所で眺望も抜群、いちばんの優良物件に思えた。


この木には巣穴がふたつ、もしかしたらそれ以上あって、
オオハナ女子が2羽、自ら巣穴から出てきてこちらの様子を観察している。
オオハナ下僕男子はいない様子・・・


こんにちはー☆






人間とオオハナインコ。お互いに観察し合うこと数分間。

先に1羽が飛び去った。






1羽が飛び去ったあとにはじめて気付いてんけど、
この木にオオハナ女子と一緒に数羽のキバタンもとまってるやん!

オオハナインコに夢中やったこともあるし、
曇った空の色がキバタンの白と一体化してて、なかなか気付かんかった!

でも一度目にとまると、なんで気付かんかったんやろう・・・?って思うほど、
キバタンのトサカがよく目立ってるねんけど!







残ってたもう1羽のオオハナ女子も飛び去ってしまったあとには、











トサカ全開のキバタンだけが残った!!













つづく・・・





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《アカガオインコ》アイアンレンジ探鳥記7

2013年01月19日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
2012年7月17日

アイアンレンジの2大スターといえば、ヤシオウムとオオハナインコだと思うけど、
ちゃんとしたガイドさんに連れてきてもらえば、
アイアンレンジまでたどり着くことさえできれば(実はこれが結構難関だったりする)、
絶対とは言わないけど、ほぼ確実に出会うことができて、写真にも収めることができると思う。

でもこのアカガオインコの写真を撮るのはなかなか難しい。

見かけるときはだいたいいつも高い上空をくるくる飛んでるので、
いくら望遠レンズをつけていたとしても豆粒みたいにしか写らないから。

そういう意味ではヤシオウムやオオハナインコよりもレアかも~!



この時はたまたま割合低いところ(と言っても結構高いけど・・・)にとまっていた瞬間を撮ることができました!
ラッキー☆


アカガオインコのオス!!







オスはほっぺの辺りが赤くて、頭の辺りは紫色。メスの顔は茶色ぽくて地味な色。

このとぼけた感じの表情がなんともユニーク!





雨降ってて暗かったのが残念だけど、
アカガオインコの名前の由来の赤いお顔を見ることと、写真を撮ることができてうれしかった☆



つづく・・・



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《ワープーアオバト》アイアンレンジ探鳥記6

2013年01月15日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
<オオハナインコ邸NO.3>(奥のいちばん背が高い木)のオオハナインコは
どうやらお留守かお昼寝でもしているのか出てきそうな気配はなしでした。







初めて見た綺麗な蝶。

名前を教えてもらったのに忘れてしまった。

インコの名前は1度聞いただけですぐに覚えられるのに・・・








絵画のような美しい景色。




そこにいたカエル。このカエルの名前も忘れてもうた・・・








一旦宿に戻ったら、目の前の空港に飛行機が到着するみたいだっので遊びに行ってみる。




この待合室とトイレ。それがアイアンレンジ空港のすべてです。




完全防備された自販機。。。





飛行機来たー。






到着と離陸を見学。うれし。






森の中を散策。




この大きな倒木は、倒れる前まではいちばん有名なオオハナインコの木だったらしい。









青、紫、黄色と色鮮やかなハト、ワープーアオバト。




ワープーと鳴くからワープーアオバトって名前なんやって!確かに変わった鳴き声でした。

影になってて、胸の綺麗な紫色を写しきれなくて残念・・・



オーストラリアって、こんな風に綺麗な色してたり、ちいさかったり、
トサカがあったり、歌舞伎メイクみたいな顔してたり、個性豊かでかわいいハトさんがたくさんいます。





夜は立派なTボーンステーキを焼いてもらって食べました!






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《オオハナインコの女王様》アイアンレンジ探鳥記5

2013年01月12日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
前日の朝一番に訪れた、
あのたくさんの下僕男子を従えた女王様とヒナがいた<オオハナインコ邸No.1>の前を通りかかると、
女王様が巣穴から顔を出していた。




う、美しい。。。!!!

赤色も紫色もめちゃくちゃ綺麗!!




午前中に訪れた<オオハナインコ邸No.2>のオオハナ女子も綺麗やなぁ。と思いながら見てたけど、やっぱり女王様の美しさは格別だった!!!



私たちの存在に気づいても、微動だにしない落ち着き払った女王様。さすが。




今回の旅の間で4羽のオオハナ女子を見たけど、この女王様がダントツで美しかった。

オオハナインコはメスに生まれさえすれば、
もれなく誰でもモテモテになれると思ってたけど、ちゃうかった。

複数のオスに貢いでもらったり、常に身の安全を守ってもらえるのは、
人並み(鳥並み?)外れた美しさを持つ、選ばれしメスのみ・・・

美女だけがたくさんの下僕男子を従えることができるんやという現実を見た気がする。

1年の350日程はすっぴん、ジーンズ、洗いぱなしの髪で過ごしてる私。
女子力って何?って思ってたけど、なんかわからんけど、
なんしか私ももうちょっとちゃんとしよ。って思わずにおれなかった・・・


オオハナインコ界でも人間界でもやはり、モテるのは美女なのだ。

オオハナインコの女王様見て、学ばせていただいた。

内面も大事やけど、外見も大事なのよね・・・


オーストラリア最果ての地まで来て、
うちの職場の偉いさんが冗談でよく口にする
「人は見た目が10割」
という言葉の意味をようやく理解した、サルコ××歳の夏だった。



つづく・・・




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《オオハナインコのメス》アイアンレンジ探鳥記4

2013年01月09日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
2012年7月16日

前日の午後、2件目に訪れた<オオハナインコ邸No.2>を再訪問してみた。

両脇に木々が生い茂る道路から、




ちょっと脇に入った場所に立つ木に巣穴が。






しばらく息をひそめて巣穴を眺めてたら、オオハナインコのメスが顔を出した!!





このメスのまわりには前日訪れたときも、このときも、パトロールしてくれるオスがいる気配はなく、
車が通りすぎる音などが聞こえてくると、メスが自分で様子を確認しているようだった。





どんどん身を乗り出してきた。





こんなにかわいいのに、このコには下僕男子はいないのかな・・・?





右足出てきた。





左足も出てきた。




あ。




完全に身を乗り出して






飛んで行っちゃいました。



翼の内側まで綺麗なインコです。


この後もオオハナインコ邸訪問は続く・・・






つづく・・・


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《オオハナインコのヒナ》アイアンレンジ探鳥記3

2013年01月07日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
2012年7月15日


朝からオオハナインコのお宅巡り。

まず最初に訪れたオオハナインコ邸はこちら。<オオハナインコ邸No.1>
真ん中の背の高い木です。




この写真の真ん中あたりにある樹洞がオオハナインコの巣穴らしい。







鳥好きのみなさんならご存知な方も多いと思いますが、オオハナインコというのは一妻多夫制。
一度つがいになったら、生涯添い遂げるインコ・オウムがほとんどの中、
非常に珍しい生態を持つインコです。

メスは複数のオスにかわるがわる餌を運んでもらったり、周囲のパトロールをしてもらったりして、
自分はほとんど巣穴の中に引きこもって、優雅に女王様のような暮らしをしているのです。
人間でいうたら、結構な悪女ですね。

そしてなんと以前観たテレビ番組では、オオハナインコのメスは複数のオスと交尾をしても、
DNAを調べてみると、100%まではいかないけど、ほぼ特定のオスの卵しか産んでないと言っていた。

相手を選んで卵を産み分けできるなんて!!

どのオスにもいい顔して、貢いでもらいーの、尽くしてもらいーのしといて、自分のお気に入りのオスの子どもだけを産む・・・

そんなことも知らず、オスたちはみんなヒナは自分の子どもだと信じて、
今日もせっせとメスに尽くしてるんやろうなぁ・・・





メスはなかなか巣穴から出てこないらしいから、長丁場覚悟で折りたたみの椅子に座って観察。

見つからないように、なるべく草むらギリギリのところに椅子を置いて、気配を消すように観察してるのに、
オオハナインコのオスがすぐに私たちを見つけ、大声で女王様に「怪しいヤツらがいますよ!!」と報告している。
やめてー。メスが出てけえへんようになるやん!!





ここの女王はモテモテらしく、複数の下僕のオスがパトロールしてる模様。

私たちはおとなしく、静かに観察しているのに、オスは数分おきに私たちの頭上を旋回して、鳴き声で女王に報告。






しばらくしたら、1羽のオスが木にとまった。







こちらの様子をじぃーっと・・・




じぃーーーーっと・・・




じぃーーーーーーっと見つめて、首傾げ。私らおかしな生物に見える??






あ!あれ?今飛び立ったのオオハナインコのメスやん!!!




ずっと眺めてた巣穴と違うとこから出てきたし!




オオハナインコは一妻多夫制ということの他にも、オスとメスの色が全然違うというのも特徴。

私の写真じゃわかりにくいかも知れないけど、オスは緑と赤、メスは赤と紫色です。
他の多くの鳥はオスの方が派手で綺麗な色合いをしているのに、
オオハナインコは明らかにメスの方が派手で綺麗な色をしています。
よりたくさんのオスにモテモテになるために、どんどん派手で綺麗な色に進化したんだろうなぁ。。。

色が違いすぎて、昔はオスとメスで全然別の種類の鳥だとされていたらしいです。



オオハナインコのメスの巣穴だと信じていた樹洞。

なんや。ここ巣穴ちゃうかってんなぁ。なんて言ってたら、何かが見えたぞ!!




うわぁ♡ ♡ ♡ ♡ ♡





オオハナインコのヒナ!!!男の子。超かわいい♡ ♡ ♡ ♡ ♡

「はじめまして。ヒナ君、こんにちは。」



ヒナ君はガーデンイール(狆穴子)が海底の砂地の巣穴から顔出したしたり引っ込んだりするときみたいに、
音もなく、そーーーっと、にゅぅーーっと出てきてこちらの様子をうかがい、
またそーーーーっと、にゅぅーーっと巣穴の中へ消えて行きました。



私たちがずっと眺めていた巣穴は女王様の部屋ではなく、子ども部屋だったようです。


はじめて野生のオオハナインコを見たその日にヒナにまで会えるなんて、とてもラッキーでした☆
おそらくこのヒナ君にとっても、人生ではじめて見る大阪のおばちゃんだったことでしょう。


子育て中ならここであんまり観察し続けるのも悪いな。と、
また別のオオハナインコのお宅拝見しに行くことに。




途中、大きな奇岩がたくさんある海を見に行きました。




奈良・飛鳥の石舞台古墳を思い出した。













午後からお邪魔した2件目の<オオハナインコ邸No.2>では、巣穴から顔をのぞかせるメスの姿を見ることができたのですが

こんな写真しか撮れなかったので、




また翌日リベンジに伺いました!







つづく・・・








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《アイアンレンジ国立公園へ》アイアンレンジ探鳥記2

2013年01月04日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
2012年7月14日

雨に降られてビショビショになったテントをたたみ、アイアンレンジへ向かって出発。

霧雨のような雨が降ったりやんだりのすっきりしない天候。雨期でもないのに雨降るんやめてほしい。







ヤシオウム付きの標識!!アイアンレンジまでまだあと110キロ!



この辺の木とか葉っぱとか全部赤茶色やし、乾燥しすぎて枯れてるんやと思っててんけど、
赤土かぶってこんな色になってただけなんや。ってこの標識立ててる棒見て気付いた。
この赤茶色い棒も多分ほんまは元々白い棒なはず。





途中のロードハウスで休憩&ランチ。

フィッシュ&チップス。デカい。



食べる前から胸焼けしそうな油もんやけど、背に腹は変えられない。
燃費の悪い体の私は、ちゃんと3食、もしくはそれ以上食べてないとフラフラになって動けなくなり、
鳥探しどころじゃなくなってしまうし。。。

あー。でも。。お茶漬けとかキュウリのぬか漬けとかがやたらと恋しくなる。

この国では老若男女問わずこういうハンパない量のフライもんを平然と食べてはるけど、
この国の辞書には“胸焼け”とか“胃もたれ”とかいう言葉は存在しないのかも知れない。






この先アイアンレンジまで、何本もの橋のない川を車で横断。




バシャーン!と車ごと入水してザバザバ進む。超楽しいぞ!
個人的にはテーマパークのアトラクションなんかより断然楽しい!




雨期には川の水が乾期の数倍も増水するので、車でのアクセスは不可能になるらしい。
今この時も川の真ん中で動けなくなったらそれでおしまいだけど、そんな恐怖心よりも楽しさが勝ってしまう。









そんなこんなで無事にアイアンレンジ国立公園に到着!記念撮影パチリ。






途中でアカガオインコが大きな声で鳴きながら飛んでる姿を見れたけど、
高い場所すぎるし、飛んでるしで写真は撮れず。




とりあえずこの日から3泊する宿にチェックイン。

数年前にできたばかりという綺麗な宿。各部屋が独立したキャビンタイプ。





まさかアイアンレンジまで来て、電気や水道やコインランドリーまである、こんな文明的な宿に泊まれると思ってなかったので驚いた!






この宿はアボリジニ居住区のはずれにある空港のすぐそばにあって、自分の部屋のテラスや窓から空港がまる見え。






ということは、テラスや窓から離発着する飛行機もまる見え!!





部屋にいながらにして、飛行機が見れるとは!!
旅行行くわけでもないのに伊丹空港や神戸空港に飛行機見に行ってしまう私には、そういう意味でもうれしい宿でした。





一息ついたらもう夕刻に近かったけど、ちょこっと鳥さん探しに出かけてみる。

バリバリの熱帯雨林。



細かい霧雨も降っていて天然パーマの宿敵、湿度が半端ない。ジメジメ。。。
ストレートパーマかけてきてよかったわ。




川の向こうに行きたいけど、こんな細い木の橋、体操部か雑技団並のバランス感覚ないと渡られへんやん。
で、結局、靴と靴下脱いで、ジーンズ捲り上げて、ザブザブ渡る。うわぁ~にゅるにゅる!!




オオハナインコのオスが「見回りしてるでー」的な鳴き声で(ホンマか?)鳴きながら、
頭上を何度も旋回してたけど写真は無理でした。

この日写真撮れたのは、かろうじてこのキバタンご一行様たちだけでした。




さぁ翌日からは本格的にオオハナインコウォッチングです!!




つづく・・・








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《レイクフィールド国立公園》アイアンレンジ探鳥記1

2013年01月02日 | オーストラリア/アイアンレンジ探鳥記
以前から一度訪れてみたいと憧れていた、
オーストラリア北東部、ケープヨーク半島にあるアイアンレンジ国立公園周辺を
昨年の夏休みに旅してきたときの探鳥記です。




2012年7月13日

前日の夜に関空を発ち、直行便でケアンズへ。

今までの旅なら、ケアンズに着いた後も、ホテルのチェックインまでの時間、周辺散策してもまだまだ時間があり余り、
暇を持て余して無防備にも女ひとりで公園のベンチで寝てたり、
どこか別の場所への乗り継ぎまでの待ち時間を持て余し、空港のベンチで寝たり(寝てばっかり・・・)と、
持て余す時間をひたすら寝て過ごしてた。

でも今回の旅の目的地まではケアンズから車で移動なので、到着後すぐに空港までお迎えの車が来てくれて、
どこかでひとり時間を持て余すこともなく、着いた瞬間から鳥見旅がはじまってうれしかった。

早朝、まだ暗いうちに出発したけど、次第に空も白み始め、
こんな素敵な景色を見たりしながら、車は北へ北へとひた走る。






途中で休憩がてら立ち寄ったコーヒー工場のカフェ。
ここのコーヒーのラベルはアカオクロオウム!!



私がコーヒー飲みなら絶対買って帰るけど、残念ながら私はコーヒーが飲めません・・・
なのでここでも紅茶を飲んでました。。。普通にモモイロインコが電線にとまってるのを見ながら・・・


マグカップもかわいい☆



これはオーストラリアでは有名なお菓子メーカーのロゴのインコです。
一瞬ナナクサインコ?ココノエインコ?って思うけど、色合いちゃうみたいやし、
おそらくテキトーな色合いの架空のインコなんでしょう。




半日ほど走って、この日の宿泊地でもあるレイクフィールド国立公園に到着。

この辺りまで来ると所々を除いて道路も未舗装で、走ってる乗用車は赤土まみれになった四駆のみ。
普通の車は走ってません。(っていうか走れない)

荒々しい自然豊かなオーストラリアの中でも、ケープヨーク半島は四大秘境ルートのひとつらしい。

こちらはオーストラリア名物のロード・トレイン。3両編成。。。
車という概念を覆すデカさと長さ。



とりあえず宿泊先のキャンプ場で、テントだけ先に張っておく。
そうしておかないと時間が経つにつれて、他の宿泊者も続々とやってきて、テント張るいい場所がなくなってしまうらしい。

キャンプといっても、今回のキャンプ地にはトイレ、シャワー、食堂や売店もあって、
ただ寝る場所がテントの中の寝袋の中。というだけで、楽々快適なキャンプです。
キャンプ場の木にもモモイロインコがいっぱいいて楽しい。



この周辺の固有種セグロモズガラス
野生だけど人慣れしてるようで、平気でテントや椅子の上に乗ってきてました。





食堂でお昼ごはんにサンドウィッチを食べて、早速周辺を散策に。

さっき通ってきた道の周辺が、絶滅危惧種のキビタイヒスイインコの生息場所だというので探してみる。





ニワシドリが作った東屋が数件並んでました。




東屋の中や玄関先の敷石が素敵☆



こんな素敵なお家作って迎えてくれるなんて、ニワシドリのメスは幸せだね。うらやましくなる。




キビタイヒスイインコホオアオサメクサインコが数羽飛んでるのは見れたけど、ここで結構な雨が降ってきてしまった。
また帰りにもここでキビタイヒスイインコ探しをしてくれるということで、この日は撤収。





キャンプ場の食堂で夕食。ハンバーガー注文したけど、デカいわ!
こんなん普通に口開けたくらいじゃ、かぶりつかれへんし・・・
ぎゅうーーーーーーって圧縮して食べたけど、それでも顎はずれそうでした。





雨もやみ、寝る頃には空には満天の星が広がっていて、あぁ来れてよかったなぁ。と幸せ気分で寝袋にくるまったが、
その後ざーざー降りの大雨になり、情け容赦なくテントに降り注ぐ雨の音がうるさくて、なかなか眠れなかったのでした。




つづく・・・


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