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“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

維新の会は存在価値がない

2014年02月04日 12時59分14秒 | 臼蔵の呟き

自治体、国会の場で維新の会議員が果たしている役割は、安倍、自民党政権に対して極右からの立場で、政権与党の政策をさらに右傾化させる役割をけしかける役割を果たしている。このままゆけば、維新の会、みんなの党、公明党は自民党に対して翼賛政党としての機能、政治的位置づけになっていると断定する必要がある。本当にひどい。このような主張が、選挙民が理解したうえで投票、支持されたのか疑問である。

石原慎太郎が東京都知事選挙で田母神候補を支援し、「改憲すべき」「軍事力の強化」「原発を再稼動すべき」などと主張していることと合わせて考えても、維新の会の存在は百害あって一利なし。橋下との協同代表などとして、政党として体をなしているのか怪しい。

大阪都構想が市議会で議決できなかったから、市長辞任、選挙で信を問うなどは気が狂っているとしか言いようのないものである。そもそも、議会で提示した政治課題が議決できないのは提示した議案に問題があるからであり、そのことを無視して、個人的な人気を根拠とした、自治体首長選挙で「けり」をつけるというような発想自身が野蛮で、彼の思想の独裁体質が如実に現れている。

また、市議会の各会派が言うように、年度予算の審議時期に市長選挙を行うこと自身にも正当性があるかどうか。本当に傲慢な、主張と態度には怒りがわく。このような人物に踊らされるマスコミと、関西の自治体、議会の議員はかわいそうである。辞任すれば市長選挙になるので仕方がないが、このような人物を市長として選出しない。落選させることが大阪市、大阪府、日本の政治にとって必要であると思う。


大阪維新の会の政治手法

2014年02月04日 09時56分17秒 | 臼蔵の呟き

大阪府、大阪市の自治体問題であると同時に、国政に議員を抱える政党の政策、政党の価値が問われる問題となっています。自民党、民主党、維新の会自身が行ってきた、選挙で勝てる候補―――マスコミで名前を打った著名人、タレントを候補者として来た事の選挙戦術が、橋下などを政治家にしてきました。ところが、そのような結果、今回のような事態に直面をしているわけです。

選挙を経て、当選したのでその責任は選出した自治体有権者がその結果の責任を追うべき問題ではあります。しかし、その被害はそうですか、というような問題、レベルを超える規模です。選挙にかかる費用は6億円とのことです。無駄な経費を自らの感情的な思いで費やすことの正当性があるかどうか考えたらと思います。橋下のような独裁的な人物、浅はかな人物には理解できないのかもしれませんが。とにかく、このような市長を選出しないことこそが一番の策ですが。―――――大阪市民の判断です。

<社説>

橋下徹大阪市長が辞職と出直し選出馬を表明したのは、少々乱暴にすぎないか。停滞したままの大阪都構想への強い思いはよく分かる。しかし、突然の決断は果たして民意に沿うものなのか。

 きっかけは、都構想の制度設計を話し合う法定協議会で、自らが提案した「区割り案の絞り込み」が見送られたことだった。橋下氏は、統一地方選が予定される来年四月の大阪都移行を目指し、その是非を問うため、今年秋に住民投票を実施するスケジュールを描いていた。

 区割り案絞り込みの提案は、議論を加速させる狙いだったが、先月三十一日の法定協では、協力関係にあったはずの公明党も「さまざまな角度からの議論を奪うことになる」などとして反対し、絞り込みは見送りになった。都構想そのものが否定されたわけではない。だが、橋下氏は「スケジュールを引き延ばし、都構想のプロセスをつぶす策略」と他会派を批判し、一気に出直し市長選という賭けに出た。大阪市を解体して特別区に再編し、府との二重行政を解消させるという大阪都構想は、橋下氏が府知事時代の二〇一〇年に提唱した看板政策である。

 橋下氏は翌一一年、任期途中で府知事を辞職し、都構想を争点に据えて大阪市長とのダブル選を仕掛けた。くら替え出馬した橋下氏は、松井一郎現知事とコンビを組んで圧勝した。そこで示された「民意」を背景に、橋下氏が都構想実現を急ぐ気持ちは分からぬでもない。しかし、慎重な議論を求める議会の勢力を敵に見立てて、出直し選挙で打ち負かすことが、果たして民意のよき反映になるのか。

 「減税」を掲げた名古屋市の河村たかし市長も、自ら辞職して市長選、市議会解散の住民投票、愛知県知事選のトリプル投票を仕掛け、勝ったことがある。だが、出直し市議選で過半数を取ることはできず、10%を公約していた市民税減税は、議会との妥協で半分の5%になった。その結果、市政の迷走に終止符が打たれた。

 日本の地方自治は首長と議会の二元代表制である。両者の緊張関係、チェック・アンド・バランスの機能が住民の総意により近いという考えだ。

 大阪の出直し選は、有権者が望んで出てきた話ではない。知恵と時間を使った歩み寄りを拒否する独り相撲のような出直し選は、首長としてどうだろう。 

<日刊現代:橋下大阪市長の断末魔>

 付き合わされる市民はタマったもんじゃないだろう。
 大阪市の橋下徹市長が3日午後、大阪府公館で会見し、公約に掲げた「大阪都構想を動かすため」として市長を辞職し、出直し選に打って出る意向を明らかにした。

 1日に東京都内で開いた「大阪維新の会」の全体会議で表明した。大阪都構想は当初、来年4月の都制移行を目指していたが、制度設計を話し合う法定協議会が難航している。橋下の突然の「ブチ切れ辞職」は、この状況の打開を狙ったものだ。橋下は会合で「わがままにやらせてもらう」なんて言っていたが、自分の欲望と私的動機で政治をやっていいのか。首長が議論を経ることなく、ワガママに政治をやる――というなら「独裁者」と同じだ。

「気に入らないと『出直し選』をチラつかせるのは橋下市長の常套手段ですよ。昨年5月に自身の従軍慰安婦発言について市議会に問責決議案を提出された時も『出直し選』を言い出した。この時は、市議会第2会派の公明党が参院選への影響などを懸念したために議会側の足並みがそろわず、議案否決になりました。しかし、今度は与野党とも完全無視で、対立候補すら立てないでしょう。そうなると、橋下市長が無投票当選することになるが、議会構成は選挙前と変わりないから状況も同じ。つまり、全く選挙の意味がないのです」(大阪市政担当記者)

仮に出直し選になれば6億円もの費用がかかる上、14日開会予定の市議会定例会では、新年度事業や予算など重要議題も山積みだ。橋下が勝手にブチ切れて「出直し選だ」なんて吠えている場合じゃないのだ。

 大阪市民オンブズマン「見張り番」の代表世話人を務める松浦米子氏はこう言う。
「もうムチャクチャですよ。今に始まったことではないが、すべて感情的なのです。そもそも『都構想』なんて市民にどれだけ理解されているのか。ワガママな駄々っ子に振り回される市民はいい迷惑です」

 やはり何ら信念も矜持もない薄っぺらなタレント政治家だ。
 大阪は、お笑い100万票といわれるように市民は変わった人物ばかり選挙で選んできた。しかし、批判精神でタレントに権力を与えるのは間違っている。怒りは安倍政権に向けるべきだ。

 こんな市長は“お仲間”の安倍首相とそろって一刻も早く退陣してもらいたい。


衆議院予算委員会質疑

2014年02月04日 07時00分47秒 | 臼蔵の呟き

安倍靖国参拝に関して、維新の会山田委員は、アメリカ政権が参拝をやめて欲しいとの要請があったのかを質したあとに、「アメリカ政権の内政干渉には応じるな」「アメリカ政権がもし、内政干渉をするのであれば、無視して何回でも総理大臣が靖国参拝をすべきである」と主張したのを聞いてーー自分の聞き違いかと思うほど、びっくりしました。とにかく、安倍、自民党極右政権が歴史認識改ざん、靖国参拝で日本以外の各国から批判されていることを受けて、野党である維新の会議員が、参拝をけしかける意見表明を聞いて、国会の質疑、維新、自民党議員の非常識さには、改めて唖然とします。このような人物が衆議院選挙を経て国会議員として国費を使って活動する姿は、本当に末期的な政治状況になっていることを感じます。

そもそも、日本がアジア、中国への侵略戦争を起こしたことに関する反省が敗戦後の出発点であることすら認識できない、確認できない人物が与党、野党に広範囲に存在する異常さは、日本以外の中国、韓国、侵略されたアジア各国から見たら以上を通り越して、「日本の政権、議会は狂っている」主張することは当然であり、戦後政治の基本構造はどのようなものであるかを認識させるための権利として、当然のことと思います。

また、維新の会女性議員が山田議員の補足質疑で、NHK,民法の変更報道を口汚くののしり、総務大臣に対して、法律で処罰すべきと要求したのには「馬鹿も休み休み言えよ!」――維新の会は本当に消滅させる必要があります。知的レベルの低さと、倫理観のなさには目を覆うばかりです。