昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

ある日曜の一日

2013-06-16 06:52:00 | 日記・エッセイ・コラム

オカブはサラリーマンではないし、一応、企業の社長だが吹けば飛ぶような家族経営の会社なので、何時までに事務所に着かなければならないというプレッシャーはない。というか事務所と自宅を兼ねているので、出勤時間=起床時間ということになる。しかし、この起床時間がまたいい加減である。前夜、海外の取引先と、夜半を回って、あるいは早朝まで丁々発止やっていると、次の日、起きるのは昼前なんてことはざらだ。特に相手が北米西海岸だとこの時間が後にずれ込んでとんでもないことになる。
しかし、比較的規則正しいのは日曜である。土曜の午前中は一週間のトランザクションのまとめと金曜の晩にやった打ち合わせの記録作成でてんてこ舞いだが、午後はたいていはゆっくり休める。そこで体調と生活リズムを整えて、日曜の起床はだいたい朝の5時である。ゆったりとコーヒーを淹れ、読み溜めた新聞に目を通ししばし優雅な時を過ごす。一週間のうちでこのひと時が一番好きだ。
日曜には教会があるので8時半には家を出る。普通、日本のプロテスタントの教会は10時半から礼拝が始まるのだが、オカブは教会学校の先生なので、9時から始まる教会学校に間に合わせなければならない。ただ、家が教会と近いので、そんなに急がなくて済むのは助かる。普段はただ、子供たちの監督をしていればいいのだが時々、説教の順番が回ってくる。その時にはいけしゃあしゃあともっともらしいことを話す。
10時に教会学校が終わって、10時45分から大人の礼拝なのだが、ここはお休みタイム。牧師の説教を子守唄にぐっすりと眠らせてもらう。
昼過ぎに礼拝が終わって、同輩とお茶と菓子で寛ぎの時を持ち親睦を深め、特に午後に会議がなければ、かーたんと三茶の街に繰り出すこともある。時にはかーたんとランチなどをともにして日曜の午後の至福の時を過ごす。
今日はすずらん通りの南欧居酒屋『きゃんどる』でランチである。Aセット、スターターのサラダ、パン、コーヒーがついて1,000円。これはこの界隈でもお値打ち。口さみしいのでビールを飲む。レーベンブロイ大ジョッキ790円。この出費がやや痛い。
あとは三茶のドラッグストアなどを冷やかして三々五々帰宅するのみである。家に帰るともう何もする気がなくなる。

紫陽花や讃美歌低くこもりけり     素閑

 

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