昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

東京医療センター外科外来

2016-04-18 17:05:58 | 健康・病気

かーたんの大腸癌の治療で、外科手術のスケジュールを聞くため、また東京医療センターに行ってきた。
13:30の予約だったが、大分早く病院に着いたので、手持無沙汰。
病院の食堂で、昼食をとることにする。
かーたんはきつねうどん。オカブはざるそば。
二人の風体とこのメニューを横目で見た食事客は、哀れな心細い老夫婦がなけなしの金で、もそもそ昼飯を食っていると取っただろう。
なんともやるせないが、実際、その通りだから仕方がない。
かーたんはうどんを、オカブはそばをつるつると言葉少なにすする。
外科の医者は、虚血性大腸炎の治りを見て、切除手術に入るという。この手術はS字結腸をすべて切り取って、直腸と大腸を縫合するというものだ。知り合いの医者に聞くと手術としては、そんなに重いものではないという。しかし、体に傷のつくことは、ケンカの怪我で額を三針縫ったことぐらいしかないオカブとしては大いに恐ろしい。 
それで問題は虚血性大腸炎だが、5月の半ばに入院して内視鏡検査をし、治癒の具合を見ることになった。
そこで再び、消化器科に回される。
なんだかんだで病院に半日釘づけにされた。しかしこれだけの大病だ。仕方あるまい。
渋谷行きのバスで三茶周りで帰った。

空昏く妻植うる苺咲きにけり   素閑 



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