日曜が終わる。
大した仕事らしい仕事をしていないオカブにとっても、このことは憂鬱だ。
サラリーマン時代のトラウマが染みついているのだろう。
昔、「サザエさん症候群」という言葉があった。
サラリーマンがサザエさんが始まる時間帯に、途端に憂鬱を覚えるというものである。
いまなら、さしずめ「ちびまる子症候群」とでも呼ぶべきか・・・
働き方改革などというものが実施されても、仕事は辛いものである。
荒れた野もやがて和みつ猫柳 素閑
渺々の川面の守や猫柳 素閑
猫柳日曜朝の私鉄駅 素閑
早朝のミサや司祭に猫柳 素閑
火車走る巷を嘆く猫柳 素閑
温めし汁の乙なる猫柳 素閑
猫柳春の祭りを称えたり 素閑