昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

春の味覚・伝統的和風膳

2016-03-17 20:28:11 | お惣菜

かーたんは、一時の鬱血性大腸炎の酷い苦しみからは快復したとはいうものの、まだ体調は万全ではない。
そこで今日も半分は病人食といえるもので夕食。一方、オカブはかーたんが病中にはほとんど出来あいのお惣菜みたいなものしか食べていなかったので、ちゃんと手を入れたものが食べたくて、今晩は腕を振るうことにする。 
二子玉から三茶経由で帰って、西友で買い物をする。
そして今日の献立は下記の通り。 
思う存分に春の味を堪能しようとの魂胆だ。 

一、独活、浅蜊、和布、ぬた
一、もずく、三杯酢
一、大和芋、梅肉和え
一、独活の穂、天麩羅
一、小松菜の味噌汁
一、御飯
一、麦酒

独活の”ぬた"というのは、 初めて作るチャレンジングなものだが、酢味噌を上手に作ればそんなに難しい料理ではない。要は塩梅の加減である。
もずくは出来合いのパックに入ったもの。
山芋の梅肉和えは梅干しを擂って潰す手間を惜しんで、ただ刻んだ梅干しに和えただけ。しかし美味かった。
そして今日のヒット作、MVPは独活の穂の天麩羅。大変美味い。
こちらが取って置きのご馳走を食べている間、かーたんは蒸した白身の魚の病人食。非常に可哀想な思いをする。
しかし今日は季節の献立を十分に味わえた。
満足満足。

思ふれば山独活生えし原の土   素閑