そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

たくさんのご支援ありがとうございます

2017-05-08 08:42:09 | 会からのお知らせ
昨日の譲渡会は終始大盛況でした。
大勢の方がご来場くださって、大人猫たちにも参加子猫たちにもたくさん声がかかりました。


暮らす会出身の猫たちの現在の飼い主さんたちをはじめ
ブログの読者の方も訪れてくださって、驚くほどのミルクやらフードの寄付をいただきました。


また、S様からは先日亡くなったリーナちゃんへの豪華なお花やスタッフへの差し入れも届きました。



リーナちゃんとともにわが家で過ごしたことがある子たちの里親さんたちも大勢お越しくださり
たくさんの支援をいただきました。


また骨盤狭窄の手術を乗り越えたアベ君にも、ロイヤルカナンの消化器サポートいただきました
(これしか食べられないんです)


うちの子の実家が大変でしょうから・・・とご支援いただけるのは本当にありがたいことです。
こうした卒業生たちの親御さん方からのご支援が、次の命の危機にさらされている子たちを助けることに繋がります。


譲渡会が終了した後、スタッフさんの頑張りに心からお疲れさまを伝え
またご支援いただいたみなさまへの感謝も、ともに共有させてもらいました。


正直に言えば、どの子が助かる運命なのかはわたしにもまったくわかりません。
すべてタイミングです。
今日助けたその後で、誰にも手を差し伸べられずに亡くなるしかない子もたくさんいます。


だからこそ、縁あって会の子として連れて来た子たちは、全力で良い縁を結べるようにしたいと思っています。


心温かく優しい飼い主さんたちの元で、『なんちゅうポーズで寝とるんかい』って写真など拝見すると
思わず笑ってしまいます。
そして、それが大きな大きな糧になっています。


たかが猫 されど猫 
いとしき存在に他なりませんね。


猫と暮らすことで人生変わったとまでおっしゃってくださる方も大勢います。
慈しむ心 愛でる心 守る心から、悟ものは大きいと思います。


昨日、こんな話もうかがいました。


卒業生のイール君。
ホームステイ中に体重がぐんと下がり、命の危機に直面してしまった子です。
正式譲渡後はすくすく順調だったけれど、いっとき下痢になってしまったんだとか。
ステイ中のことを思い出し、すかさず獣医さんに駆けこんだそうです。


生きていることは人も動物も当たり前ではありませんから、何かあれば早めの対応がいちばんです。
大切なわが子の異変。
守る気持ちが、きっとイール君にも伝わりますね。
大切にしてもらえているのがわかり、わたしたちも本当に嬉しく思います。


命拾いしたイール君は、生きているのではなく何か意味があって、あのとき生かしてもらえたのかもしれません。
生きるも死ぬも天命があり、最後は自分たちでは決めることができません。
何か大きな力が味方して助けてもらえた命だと思うのです。


みなさまから明るい表情でお渡しした猫たちのお話を聞かせていただくと
大きな力に守られているような気がします。


わたしたちがお譲りしているどの子にも、1匹ずつにびっくりするようなストーリーがあります。
ですから、生きて皆様の手元にいられるのは奇跡のような確率。
何かが守ってくれたおかげの今、なのではといつも感じています。


あったかいなぁ~って思えるような会でありたいと思います

みなさま、本当にありがとうございました





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アベ君♪その後

2017-04-14 01:12:50 | 病気&事故の話し/猫編
保護したとき事故で骨盤狭窄で安楽死を考えなければならなかったアベ君
当時、考える時間もない中で、何としても助けたいと必死でした。


ようやくオペができるかも、それで助けられるかもとなったときは
救われたような気持になりました。


アベ君のために手術代を支援してくださった多くのみなさまのおかげで
アベ君のみならず私自身も救われたと思っています。


そのアベ君ですが、何人もの方から問い合わせをいただきました。
また、本当に理想的なご家庭からご希望をいただいて、あとはステイに行くばかりでした。
待っていてくださったのに、結局お断りすることとなり申し訳なかったです。


去勢手術を終えて、主治医の先生ともお話をしました。
アベ君の今後のことを考えて、会のスタッフさんのお宅で終生お世話になることにしたのです。
わたしのところから、スタッフNさんのお宅に移動してアベ君は生活していました。
Nさんのお宅の飼い猫さんたちとも仲良しになり、ご家族にもよくなついてくれました。








もちろん、定期的な浣腸だったり、毎日便を柔らかくする薬や牛乳を飲ませ続けなければいけません。
また、今後何か起きないとも限らないので、わたしの近くがいいと判断したのが一番の理由です。



去勢手術の後、Nさんといっしょにお迎えにいきましたが
Nさんの呼ぶ声に反応し、キャリーの中でフリースをふみふみしはじめ、それを見た時心が決まりました。



ふだん、そんな風にスタッフさんの手元に猫たちを残すことは
決して考えないわたしですが、この日ばかりは違っていました。


幼いときに捨てられて交通事故に遭って命の危機に立たされて
その後もつらい手術や治療に耐えてきたアベ君です。
この子が安心して楽しく暮らしている場所を今さら変えない方がいいだろうと・・・。


こうしてアベ君は、キュンキュンと呼ばれてNさんのお宅で過ごすことになりました。


開けた未来です。
キュンキュンは、そういう強い運を持って生まれてきたんだと思います。
楽しく幸せな時間を送ってほしいです。



ねぇ、キュンキュン
精一杯生き抜く姿を見せてくれることが、
あのときキュンキュンのために支援してくれたみなさんへの恩返しだよ。



アベ君ファンのみなさま
アベ君にはフードの指定があります。

ロイヤルカナンの消化器サポートの可溶性繊維です。

もし引き続きご支援いただけるようなら、ぜひこちらのフードをキュンキュンにお願いしたいと思います。

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あべ君♪新しい家族を募集中

2017-02-01 09:34:37 | 新しい飼い主さん探してます
保護当時、事故で骨盤が狭窄していて排便困難になりかけていたアベ君
手術は無事に成功し、再手術の心配もなくなりました



しっかり運動して、朝と夜便を柔らかくする薬を飲ませれば
あとはまったく問題なしです


ご支援いただいた皆様のおかげで、新しい道を探すことが許されるところまできました


たとえ麻痺が残ろうとも、絶対助けたいと思ってお世話してきましたが
その心配もなくなりました


嬉しいご報告ができる日がくるとも思えず、アベ君のことを思って涙する日々もありましたが
今はそれもなつかしい思い出にできそうです


そういう経緯はありますが、見た目もきれいでとてもいい子です
走ると早くてびっくりします
い~いウンチも出ています


仲良しのラムちゃんと追っかけっこの日々



手術のために丸刈りにしたお尻部分
ここの毛は時間とともに生えてくるそうです


あべ君と暮らしてもいいよ~
この子と暮らしたいなぁと思っていただける方を募集中です


ご希望の方はここをクリックしてください
あべ君とお見合い希望と記載してください

  ↓ ↓ ↓


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雪の一日

2017-01-15 08:04:34 | そらまめのひとりごと
昨日の朝、アベ君の受診で病院に行きましたが、雪です
どんどんひどくなって、まさか積もったりして?なんて思っちゃうほどでした




そして夕方また別の病院を受診したときも雪です


日中いったんやんでいたのに・・・


最後は夜の猫周り
やっぱり雪です
1度・・・寒いわけですね




猫たちは、クリー・みじか・ドミジカの3匹のみ
クリーは長毛だし、みじかはよほどお腹がすいていたのかな
ドミジカはまだ若いし、ご飯を食べに来て体が少し冷えても
それなりの寝床が確保できてます


他の子は雪や風をよけて安全な場所に隠れているんですね
出てきて体を冷やさない方がいいから、あまり呼ばないようにしました


今夜も冷え込むのかな
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退院後のアベ君と保護時の話

2016-12-03 06:33:29 | 病気&事故の話し/猫編
骨盤狭窄のオペを無事に終えたアベ君
退院してウンチとおしっこはちゃんとできているのですが・・・




風邪をひいたのか、大腿骨に刺したピンの影響なのか
熱が続いていて、食欲が無いので
毎日自宅で点滴をして強制的にフードを食べさせて体重をキープしています
基本的には動き回ることはできないので、見た目はかなり気の毒なままです


定期的に受診したり血液検査などもしています
アベ君基金に協力してくださった方たちのためにも、乗り切って良い報告をしたいです
これで終わりではないので、第二段階に進めるようにしっかりお世話したいと思います


さてそのアベ君は浜松市の南区の某町内で捕まりました
11月10日の木曜日のことです
ご高齢のご夫婦が行政に相談の上連れてきたのですが
このご夫婦の家の道を隔てた反対の空き家で、アベ君は前日(9日水曜日)から泣き続けていて
それでこの方たちが子猫の存在に気付いたそうです
ご夫婦の話ではすぐ近所に猫好きの、ちょっとした猫屋敷があってそこで生まれたのかもと
おっしゃっていました


捕まえた後も、
飼い猫ではないですね?何もしてあげられないから動物愛護教育センターに連れて行きますよ?
とご近所にアベ君を見せて歩いたそうです


たまたま避妊手術した猫の搬入があり、センターでアベ君のいきさつを知ることができ、連れて帰れました


当時のアベ君は痛みでかなり大声で泣いていて、威嚇もしていました
高齢のご夫婦がよく捕まえられたと驚きましたが、下半身にかなりなダメージがあり
逃げることができなかったためだったんだと・・・・これは後でわかりました


そして、9日水曜日
わたしのところに別の相談が入っていました
アベ君のすぐ隣町、地図で確認するとかなり至近距離です


そこにアベ君そっくりの子がいて、里親募集の依頼です



顔も柄もそっくりでチャコちゃんと仮の名前をつけました
体重もほぼ同じです
早めにがんばって保護してもらえて、すでに里親さんが決まりました




ようするに同じ日に、猫好きの人の家というか近所に
この子たちを捨てていったのかもしれないのです
しかも町内を分けて、捨て猫とわからないように1匹ずつです


あくまで推察の域ですが、こんな偶然おかしいですね
証拠がないのが悔しいですが捨てた人間が近くに存在しているんだと思います


猫好きの人のところに捨てればいい・・・は、根性の曲がった卑劣な行為です
ましてチャコちゃんを保護したMさんは昨年から今年にかけて
自宅の庭にいる猫たち9匹、全頭手術をがんばってくれました
これ以上増やさない・・・を心に誓って、お母様の介護をしながらやりきってくれました


その場所に安易に捨てていくなんて・・・・ひどい話です


猫は繁殖行為をしてから出産までが2か月です
誰かに丸投げして捨てるのは犯罪ですし、手術をしなければエンドレスです
里親さんを探すのも、根気・体力・お金がかかります


雌猫に不妊手術をすればいいだけのことなのです
手術は1回だけのことです


こうした私の声が犯人に届くことはないのかもしれませんが
捨てられた子猫の末路の哀れさを身に沁みて知っている者としては
どうしても黙っていられないのです


今後、アベ君のような猫を減らすためにも
みなさんの周りにいる猫たちに不妊去勢の手術を呼びかけていこうと思います


アベ君の骨盤狭窄の手術と今後の治療費などで
医療費がかさんでしまいました
心苦しいお願いで誠に恐縮ですが、ぜひみなさまのご協力をお願いできたらと思います


猫と暮らす会
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