譲渡会の風景

昨日は朝から雨と風がひどくて、譲渡会にお越しいただくみなさまが躊躇されるのではと心配しました。


空に向かって、雨足がおさまるように祈っていました。


猫たちを連れてくるスタッフさんも、荷物搬入のスタッフさんも


当日の天候で大変さも変わってきます。


別段何もなければ、雨は嫌いではありませんけど・・・。


おかげさまで、参加猫の多くの子に希望者さんが現れてくれました。


しばらくフォロー期間を経て、正式なお返事をいただきます。


新しいお家が見つかって、幸せな終生を送ってくれるようにと送り出します。


ずいぶん長い長い間、手元にいた子を最後になるかもと愛おしそうに抱きしめていたみなさん。


そのあとは淋しさをエールに変えてお別れしていました。


いっしゅん痛みを伴いますが、こちらが自分の気持ちと我慢比べです。


わたしも、以前はお別れがへたくそだったかもしれません。


頭で理解できていても、これで逢えなくなるのかなって思うとせつなかったです。


もちろん今でもそうなのかもしれませんが、幸せな旅立ちはやっぱり笑顔で応援したいと思うようになりました。


わたしたちは、命の危機のギリギリの子を何とかこちらに繋ぎとめて


本当の家族にめぐり合わせるのが役割です。


たくさんの幸せの影で、こうした気持ちをおさえて頑張ってる人たちがいること。


誰が知らなくてもきっとお天道様がわかってくれてるって思うんですよね。


あとはフォロースタッフさんを信じて祈るのみです。


子どもたちも、みんな頑張れ～！