そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

寒空の下の猫たち

2013-12-03 01:04:51 | そらまめの猫回り編
この数日の冷え込み
7度まで下がった日は、指先が痛くなって
缶詰のプルトップをなかなか開けられなかったくらいです



缶詰は本来うんちの臭いもきつくなるので、夏場は少なくしていますが
こう寒いとガッツリ食べて肉襦袢を着てもらわないと体力持ちません



外の子は、痩せているとやっぱり冬場をしのげずに短命で寿命を終えてしまいます
それで、冬場は食事の量も増やして回ります



昔・・・猫回りを始めたころは、ものすごい数で
毎週買う缶詰やらドライフードの量も半端なく、購入額も
たぶんみなさんが想像する額をはるかに超えるものでした


今は、ずいぶん少なくなっています


裏を返せば、亡くなったということですが
数匹、運のものすごくいい子は譲渡にこぎつけることができたり
わたしの自宅で保護できたり、今も会員さんに交代でお世話してもらえたり
はたまた、外部の方で気に入って連れ帰ってもらったり
野良猫としては宝くじに当たったみたいな強運の子もいます


でも、そういう恵まれた猫の方がめちゃめちゃ少ないのが現実です



さて・・・なぜ猫回りをしているかと言うと
餌をあげないと死んじゃうとか、かわいそうにとかの気持ちからはじまったのではないのです


さかのぼることかれこれ十数年前
会社帰りに、ふととある場所で親子猫発見
毎日誰かにご飯をもらっていました
人間のお弁当の残りだったり、料理店のスープのだしになった鶏がらだったり
ときには猫のドライフードももらっているようでしたが・・・


気になって、ことあるごとにそこを通過してるうちに
なんとなんと・・・子猫もですが、大人猫も増えています
近くのおじさんに聞いたら、猫の数はわたしが思ってる以上にいたのです


で・・・不妊手術大作戦に転じていったわけです
もちろん当時はどこにも相談できず、すべてが自費でのスタートでした


そんなわけで、そのときから延々と、なぜか地元住民でもなければ
ご飯をあげていたわけでもないのですが
その地域の猫たちと関りを持つようになりました


本来なら、餌をあげていた人たちや、地元住民が対策を講じてしかるべきとも思えますが
ともかく始まってしまった以上、最後まで面倒をみようと決めてやってきました


手術が済んだのであれば、きちんとご飯も食べさせてあげたいし、
体調が悪いならケアできる子はしてあげたいと思います
片づけもきちんとしたいです
糞も見つければ拾って持ち帰る様にしています



手術をして見守ること
言葉の通じない生き物と共生すること
 また、言葉が通じても嫌いな人にもわかってもらう努力をすること


半端なことが嫌いな自分の、自分に課した課題でもあります
外で生きる子だって、自分と関った子達は見捨てることなどできません


餌をあげる人たちが、どうかまったく同じとまではいかずとも
同じように考えて行動してくれたら、またそういう人が増えてくれたらと思います





そして、少しでもこの子たちが長生きできるようにとも願っています




猫回りの途中で見かけた花です



コメント
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