海外ミステリ専門書店。特に、イヌ、ネコ、その他の動物が活躍するのが好き。グルメも紹介。
ミステリ専門書店(翻訳もの限定)
ワニと読むミステリ(カップケーキよ、永遠なれ )
![]() | カップケーキよ、永遠なれ (コージーブックス) |
J・B・スタンリー | |
原書房 |
![]() | Black Beans & Vice (A Supper Club Mystery) |
J.B.Stanley | |
Midnight Ink |
読むと、何か隠したいことがある。
(J・B・スタンリー著)
デブ・ファイブの新たなダイエット法は何? 催眠療法! みんなで試してみることにします。
さらにジェイムズは、クリスピー・クリームの誘惑に負けないという強い意欲があります。なぜかというと、それはかわいい息子エリオットの存在と元妻ジェーンとのやり直しのロマンスです。しかしクィンシーズ・ギャップの町に過激な動物愛護主義グループが現れ、町に騒動が起こります。そして2つの死体があり、事故死なのか殺人なのか、デブ・ファイブのメンバーは、おいしい食べ物とともに事件解決に協力します。
デブ・ファイブのシリーズはこれで完結だそうです。ちょっと残念。いろいろなダイエット法に挑戦しつつもなかなか成果のあがらない5人組に、わかる、わかるとうなずいていたのですが、それもこれでおしまい。
しかし、催眠療法ってほんとにダイエットに効果があるのでしょうか。デブ・ファイブのメンバーにはあるような、ないような。要は本人の意欲ってことなんでしょうか。
デブ・ファイブのメンバーが受ける催眠療法ですが、主要登場人物のリストでは、“睡眠療法士”と書かれていますが、“催眠療法士”の間違いでしょうか。
ジェイムズの息子エリオットは、4歳にしてベジタリアンになってしまいます。あわてたジェイムズは農家のフェスティバルに連れて行って食育をしようとするのですが、どうなることか。
各章のタイトルは糖分含有量です。もっとも糖分が多いのは、“15章 冷たいホワイトチョコレート・モカ・ラテ 54g”。
では少ないのは何でしょう。
■既刊
これまで5巻。これでおしまいなのはちょっと寂しい。
ベーカリーは罪深い
アイスクリームの受難
料理教室の探偵たち
バーベキューは命がけ
とんでもないパティシエ
カップケーキのウェディング・ケーキが出てくるのですが、そういえばジョアン・フルークのハンナ・スウェンセン(クッキー・ジャーのオーナー)シリーズのどこかにそんな話がありました。どこだったかな?
デビルズフード・ケーキが真似している ← これは最新刊
主人公: ジェイムズ・ヘンリー(図書館長。〈デブ・ファイブ〉のメンバー)
場所: USA、ヴァージニア州クィンシーズ・ギャップ
グルメ: お菓子
動物: なし
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(フラテイの暗号)
![]() | フラテイの暗号 (創元推理文庫) |
ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン | |
東京創元社 |
![]() | The Flatey Enigma |
Viktor Arnar Ingolfsson | |
AmazonCrossing |
読むと、事件は集約します。
(ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン著)
1960年。西アイスランドの無人島では、春の始まりはその土地の野生生物たちに新たな生命をもたらすものです。しかし、3人のアザラシ猟の猟師たちに発見された死体には春は訪れないでしょう。発見された死体はデンマーク人の教授で、失踪して数カ月がたっていました。その後の調査で彼と“フラテイの書”と呼ばれる中世の手書きの書物との間に不思議なつながりがあるのがわかりました。
まもなくしてもう一つの死体が発見されます。古いヴァイキングの伝統にのっとって、犠牲者の背中はいわゆる血のワシの形に切り開かれています。
地区長代理のキャルタンは事件調査のために派遣されましたが、しだいに自身の心の闇に引きずり込まれてしまいます。古代からの伝説、記号論や秘密結社の存在、それらキャルタンにとっては忘れたい過去がフラテイ島の犯罪につながっているように見えます。
キャルタンがこの謎を解明するまで本を置くことはできないでしょう。
アイスランドのミステリは初めて読みました。このごろ北欧のミステリがだんだんと出版されていますね。いろいろな国のミステリが読めるのは大歓迎です。
事件に深くかかわる“フラテイの書”ですが、これは実際に存在する書物だそうです。中世以来長い間デンマークの所有するものでしたが、1971年にもう一つの貴重な羊皮紙写本『エッダの詩』とともにデンマークより返還され、今はアウルニ・マグヌソン・アイスランド文化研究所のコレクションになり、ユネスコの世界文化遺産に登録されているそうです。その豪華な写本というのを一度見てみたいですね。
事件はアイスランドに点々とするの小さな島の一つで起こります。島民たちの生活が事件の調査とともに静かに語られていくのですが、そこに都会からやってきた新聞記者がさざ波を起こし、秘められた過去が現在によみがえってくるのですが、静かに淡々と語られていく島の生活が読んでいるうちにじーっと引き込まれてします。
不思議な魅力を持った作品です。
主人公: エトリザグリムル・エイナルソン(フラテイ教会の会衆代表)
キャルタン(地区長の代理)
場所: アイスランド、フラテイ島
グルメ: なし
動物: なし
ユーモア: 小
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(葡萄園の骨)
![]() | 葡萄園の骨〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 |
アーロン・エルキンズ | |
早川書房 |
![]() | Dying on the Vine (A Gideon Oliver Mystery) |
Aaron Elkins | |
Berkley |
読むと、とっさのシナリオは矛盾に注意。
(アーロン・エルキンズ著)
人類学教授のギデオン・オリヴァーはスケルトン探偵と呼ばれています。ギデオンとその妻ジュリーはイタリア、トスカーナ地方にある友人の果樹園を訪ねてクビデュ一家の家に滞在しています。そこで、名声の誉れ高いスケルトン探偵は家族にまつわる悲劇の調査を依頼されました。先代のピエトロ・クビデュはヴィラ・アンティカの創始者でしたが、一年ほど前にピエトロは人里離れたアペニン山脈の山小屋付近で妻を殺して自らも自殺したと思われています。妻の不倫を疑っていたピエトロによる犯行とされていましたが、二体の白骨死体を調査し始めてすぐに、ギデオンはこれは殺人・自殺ではないと推理します。家族内には、対立があり、争いや不信が渦巻いているのが明らかになってきて、さらにもう一人のクビデュに終わりが訪れます。まだ事件は終わっていないのです。
今回はギデオンはフィレンツェで開かれている第14回国際科学捜査シンポシウムの講演者としてイタリアを訪れています。妻ジュリーも同行していますが、さらにギデオンの親しい友人であるジョン・ロー夫妻も一緒です。ギデオン=ジョンのコンビのボケ・突っ込みのようなやりとりはこのシリーズには欠かせないものになりましたね。
クビデュ一家の果樹園やワイナリーでの催し物の様子が描写されているのですが、イタリアの家族の成り立ちってこうなんだ、ととてもよくわかります。地方によっても違うのでしょうが。
いまだに“血の復讐”とかあるのですね。(ほんとかな)
二体の白骨をつぶさに見て、どのように死に至ったか、それから1年間山中でどう変化していったか、そんなことがギデオンの調査で徐々に明らかになるのですが、そのあたりはいつものように、ほー、そうなのかぁ、と感心してしまいます。スケルトン探偵シリーズの醍醐味の1つですね。
シリーズは18巻あるようですが、日本語訳は17冊しかないので、どれかが抜けてるんですね。
どれかな?
■既刊
シリーズはもう17巻目だそうです。イギリス、ペルー、メキシコなど、いろんなところの骨を鑑定しています。
骨の島
水底の骨
骨の城
密林の骨
原始の骨
騙す骨
主人公: ギデオン・オリヴァー(人類学教授)
場所: イタリア、トスカーナ地方
グルメ: なし
動物: なし
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(貧乏お嬢さま、古書店へ行く)
![]() | 貧乏お嬢さま、古書店へ行く (コージーブックス) |
リース・ボウエン | |
原書房 |
![]() | A Royal Pain (A Royal Spyness Mystery) |
Rhys Bowen | |
Berkley |
読むと、何かのふりをするのは本物ではありません。
(リース・ボウエン著)
1930年代のロンドン。ジョージアナ(ジョージー)はラノク公爵家の令嬢で、王位継承順位は34番目。そして現在は一文無し。ジョージーは、英国王妃から命じられてバイエルンの王女ハニを自宅でもてなすことになります。王妃の計画としては、ちょうど良くデイヴィッド皇太子の目にとまるところに王女を配し、なんとか結婚にもちこうというのです。しかし、ジョージーはお金もなければ使用人もいません。なにしろ変装してメイドとして働いているくらいですから。王妃はお金のことは少し考えていないのでジョージーは一計を案じます。家をきれいに掃除してお屋敷らしく見せ、おじいちゃんとその隣人に頼んで屋敷の使用人のふりをしてもらうことにしました。
ハニ王女の英語はアメリカのギャング映画から学んだというちょっと乱暴な言葉遣いで、万引きをするという困った性癖があり、パーティではよく見張っていないといけません。書店では死体を発見し、無邪気にも共産主義のパーティに行ってみたいと言い出し、ジョージーは気が気ではありません。
王妃からの無理難題、ジョージーがどう対処するかがみどころですね。デイヴィッド皇太子がシンプソン夫人に恋をしているのをなんとか阻止しようとの王妃のたくらみ、どこまで成功することか。
このころの英国では、共産主義が次第に力を増してきているところなのでしょうか。集会の様子などが描かれています。
古い建物の中のカビ臭いような雑然とした書店。店主はやっぱり白い頬ひげで、ペイズリー模様のベストです。イギリスっぽい感じかな。
ダーシー・オマーラが要所要所でジョージーを助けてくれますが、彼にはどうも人に知られたくない任務のようなものがありそうな感じです。これから彼の正体がじょじょにわかってくるのでしょうか。
すでに4巻まで出版されているようですので、これからの翻訳が楽しみです。
■既刊&貧乏貴族
第1巻目はこれです。
貧乏お嬢さま、メイドになる
リース・ボウエンの別のシリーズです。
押しかけ探偵
口は災い
貧乏貴族ならば、アラン・ブラッドリーの化学大好き少女フレーヴィア・ド・ルースのシリーズがあります。
人形遣いと絞首台
パイは小さな秘密を運ぶ
水晶玉は嘘をつく?
サンタクロースは雪のなか
主人公: ジョージアナ(ジョージー)(ラノク公爵令嬢)
場所: イギリス、バークシャー(スコットランド)、ロンドン、サセックス州メイフィールド近く
グルメ: なし
動物: なし
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(年寄り工場の秘密)
![]() | 年寄り工場の秘密 (創元推理文庫) |
コリン・ホルト・ソーヤー | |
東京創元社 |
![]() | The Geezer Factory Murders (Benbow/Wingate Mystery) |
Corinne Holt Sawyer | |
Dutton Adult |
読むと、デリバリーにはご注意
(コリン・ホルト・ソーヤー著)
高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉はただいま好調です。近くにできた老人ホーム〈黄金の日々〉から引っ越してくる人々がいるからです。
〈海の上のカムデン〉に長年暮らしていたトッツィは〈黄金の日々〉移ってしまっていますが、ある日アンジェラ・ベンボウとキャレドニア・ウィンゲイトに会いに〈海の上のカムデン〉にやってきます。浮かぬ顔のトッツィが言うには、夜中に幽霊が出るとのこと。〈海の上のカムデン〉の誇る探偵であると自負する二人はさっそく〈黄金の日々〉に体験入居して幽霊騒ぎの真相をつきとめます。
グールド夫妻は〈黄金の日々〉から〈海の上のカムデン〉に移ってきたところで、夫のハワード・グールドが殺されてしまいます。いったい何が起こっているのか。アンジェラとキャレドニアは危険をも顧みず、いつものように調査を始めます。そして紡ぎあげた真相は、大変ショックなものでした。
〈海の上のカムデン〉シリーズも、もう7作目だそうです。相変わらずアンジェラとキャレドニアは好奇心いっぱいで、今回は近くにできた老人ホーム〈黄金の日々〉に体験入居をしてしまいます。この2つの老人ホームの比較がなかなかです。古い建物を改装したものと、極めて現代的な造りのものとの比較も、老人ホームを考えている人もまだそうでない人も、何かと参考になるかも。
〈海の上のカムデン〉ではペットは禁止だったのですが、ちょっとお試しということでネコは飼っても良いということになります。2匹のネコがあちこち神出鬼没ですが、ちょっとだけ事件に関係します。
今回は麻薬犬のロデリックも登場し、動物だらけになっています。うれしいことです。
■既刊
もう7作目です。最初から読んでも途中から読んでもおもしろさは変わりません。
老人ホームが舞台のミステリはこれ以外に知りません。これから増えるかもしれませんね。
ピーナッツバター殺人事件
殺しはノンカロリー
メリー殺しマス
主人公: アンジェラ・ベンボウ(老人ホーム住人。故提督夫人)
キャレドニア・ウィンゲイト(老人ホーム住人。故提督夫人)
場所: USA、カリフォルニア
グルメ: なし
動物: インコ:チェーザレ(キャレドニアのペット)
ネコ:プリン(コンラッド・ストーンの飼い猫)
デズモンド(グールド夫妻の飼い猫)
イヌ:ロデリック(麻薬犬、ゴールデンレトリバー)
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(デビルズフード・ケーキが真似している )
![]() | デビルズフード・ケーキが真似している (ヴィレッジブックス) |
ジョアン・フルーク | |
ヴィレッジブックス |
![]() | Devil's Food Cake Murder |
Joanne Fluke | |
Camden |
読むと、牧師でないと結婚は無効?
(ジョアン・フルーク著)
クッキー・ジャーのオーナー ハンナ・スウェンセンの人生は極めて順調のようです。ハンナの店クッキーも焼くそばから売れていくし、ロマンスもよさそうです。 ハンナの友人クレアは新婚の夫ボブ・ニュードスン牧師と新婚ほやほやですが、なかなかハネムーンの時間がとれないでいます。そこへボブの幼なじみのマシュー・ウォルターズが長期休暇で町にやってきて、ボブの代理を引きうけてくれることになり、二人は待ち望んだハネムーンへ出かけることができました。申し分のない状況のようでしたが、ハンナは1発の銃弾で命を落としたらしいマシュウが、ハンナのデビルズフード・ケーキにつっぷして死んでいるのを発見するまでのことでした。
今回はクレアとボブがハネムーン中の事件です。いつものとおり、おいしいお菓子がたくさん出てきて、レシピもあります。
しかし、なにもかも順調そうに見えるのですが、ハンナは密かに悩んでいます。それはノーマンの行動がどうもおかしいということ。ノーマンの以前の婚約者ベヴが町へやってきて、ノーマンの歯科医の共同経営者になってからです。これまでのノーマンとの関係が微妙にずれていくようで、ハンナの心は落ち着きませんね。ハンナの妹アンドレアは、ベヴはどうも偽物くさいとにらんでます。 二人の関係はどうなっていくのか、気がかりだなあと思いながら読んでいたら、最後に大変なことがノーマンから告げられます!
次回作が待ちきれません。こうなったらCINNAMON ROLL MURDERを翻訳を待たずに読まないとだめかなぁ。
■既刊
もう第14作目です!
これまでのブログはこちらです。
ファッジ・カップケーキは怒っている
シュガークッキーが凍えてる
ピーチコブラーは嘘をつく
チェリー・チーズケーキが演じている
キーライム・パイはため息をつく
キャロットケーキがだましている
シュークリームは覗いている
プラムプディングが慌てている
アップルターンオーバーは忘れない
主人公: ハンナ・スウェンセン(クッキー・ジャーのオーナー)
場所: USA、ミネソタ州レイクエデン
グルメ: お菓子・料理 (レシピ有り)
動物: ネコ(モシェ、カドルズ)
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ワニと読むミステリ(サイン会の死)
![]() | サイン会の死 (本の町の殺人2) (創元推理文庫) |
ローナ・バレット | |
東京創元社 |
![]() | Bookmarked For Death (Booktown Mystery Series) |
Lorna Barrett | |
Berkley |
読むと、創作の泉はどこから来るのか。
(ローナ・バレット著)
ニューハンプシャー州ストーナムは本屋の町です。不況にあえいでいた町は多くの特徴ある本屋を誘致することで町の再生をはかっています。 トリシア・マイルズはミステリ専門書店〈ハブント・ゴット・ア・クルー〉の経営者です。今夜は、ベストセラー作家のゾウイ・カーターを招いてのサイン会を催していて、作家と話そうと多くの人がイベントに参加しています。しかし、、その作家が店の奥で死体となって発見されたのでは、イベントは悪夢と化してしまいました。ゾウイのアシスタントもしている姪は、イベントの間とても感じが悪いのですが、有力な容疑者と考えられています。 町の記念碑となるはずの大理石の本は何者かによって破壊され、これも事件の一部かと思われますが、関連がまったく見当もつきません。事件現場のトリシアの店は封鎖され、トリシアは自分で事件解決するべく調査を開始します。
本の町の殺人のシリーズ2作目です。1作目ではトリシアの隣の書店で事件が起きますが、その店はこの作品ではトリシアの姉、アンジェリカが料理本の店として経営しています。トリシアとアンジェリカのやり取りが、反目したりいがみあったり、それでも暗黙の了解で助け合ったりと、姉妹の関係が微妙に変化していくところが描かれています。
今回は町にカナダガンがたくさん飛来してどこもかしこも鳥のフンだらけ。撃ってしまおうという乱暴な解決案がでたりして、ちょっとヒヤヒヤものです。
〈ハブント・ゴット・ア・クルー〉の従業員になったエヴァリットが、前作で危ういところを助けられたグレイスとお友達になっています。人間関係が変化していくのも1つの見所ですね。
まだまだ未訳のものがありますが、3作目ではトリシアは大学のルームメイトを泊めてあげることになるようです。
■書店つながり
書店のミステリと言えば、キャロリン・G・ハートのミステリ書店「デス・オン・ディマンド」店主アニー・ローランスのシリーズがありますね。ワニはみな読みました。
舞台裏の殺人
アニーの店のネコの名前は、アガサです。
ここもミステリ専門書店です。アリス・キンバリー作の幽霊つきのミステリ書店シリーズです。
ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ
幽霊探偵の5セント硬貨
幽霊探偵とポーの呪い
幽霊探偵と銀幕のヒロイン
幽霊探偵と呪われた館
ローレンス・ブロック作のバーニイ・ローデンバーは泥棒から古書店主兼泥棒になりました。
泥棒は深夜に徘徊する
主人公: トリシア・マイルズ(ミステリ専門書店〈ハブント・ゴット・ア・クルー〉の店主)
場所: USA、ニューハンプシャー州ストーナム
グルメ: なし
動物: ネコ:ミス・マープル(トリシアの飼い猫)
ユーモア: 中
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )