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ワニと読むミステリ(クライム・マシン)

読むと、どんなことも見かけどおりでないかも。
 
(ジャック・リッチー著)
 短編集です。
 どれも荒唐無稽な話で、早く先が読みたくなります。 そして思いもよらない結末で、うなってしまいます。
 表題作の「クライム・マシン」。騙されているのはわかっているのにその手口がわからなくて、早く早くと気持ちが焦ってしまいます。
 
ワニがとても好きだったのは、「歳はいくつだ」。
 シリアル・キラーの話なのになんだかおかしいし、正当化してしまいそうになる殺人です。最後はなんだか理由もわからずに笑ってしまいます。
 
 「殺人哲学者」も意表をつきますね。「デヴローの怪物」は伝説はこういうふうにして作られるのかと納得。
 どれも面白すぎる話ばかりです。ミステリのため、内容を言えないのが実に残念!

これぞ短篇の醍醐味ですね。
 
主人公: いろいろ
場所:  いろいろ
グルメ: なし
動物:  なし
ユーモア: 中


クライム・マシン (河出文庫)
ジャック・リッチー
河出書房新社

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コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
Unknown ()
2010-05-26 23:54:35
僕の高校時代のアダ名はワニでした(笑)

ワニさん(僕でなく)のブログ、拝見させてもらってます。僕も翻訳ミステリ好きなのですが、カーやクイーンなど、いわゆる有名どころばかり読んでたので、いつも参考にさせてもらってます(^^)

さっそく、「クライムマシン」を購入しました(笑)
 
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