「代り映えのしない政府の姿勢」
本日、衆参両院で「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」が2年ぶりに開催されたので、私は参議院の方をネット中継で観た。
与野党の委員が質問に立ち、委員から予め通告されている質問事項についてお役人さんが答弁書を作成し、それを加藤拉致問題担当大臣や茂木外務大臣らが一言一句間違わないように棒読みするという形式で委員会は進んでいった。
質疑の中で注目したのは、「すでに我が国政府が買い取っているコロナワクチンの余剰分の内から、北朝鮮に医療援助してはどうか」との立憲民主党の森ゆうこ委員からの提案であった。私も森委員と同じことを考えていたが、私は日本製のワクチンを医療援助してはどうかというもので、ワクチン接種を円滑に行うためとの理由で平壌に医療相談所を我が国が開設出来たらという部分が少し違う。これは、ストックホルム合意に基づき開設する連絡事務所に相当するもので、政府役人が医療従事者との名目で滞在して拉致問題等の交渉にあたるというプランであったが。
森委員はじめ、各委員の質問に両大臣は何ら前向きな答弁をすることなく、如何に間違わずに役人が作文した答弁書を読むことに終始していた姿を見るにつけ、拉致問題の早期解決は難しいと判断した。写真は、質問に立つ森ゆうこ委員。
本日、衆参両院で「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」が2年ぶりに開催されたので、私は参議院の方をネット中継で観た。
与野党の委員が質問に立ち、委員から予め通告されている質問事項についてお役人さんが答弁書を作成し、それを加藤拉致問題担当大臣や茂木外務大臣らが一言一句間違わないように棒読みするという形式で委員会は進んでいった。
質疑の中で注目したのは、「すでに我が国政府が買い取っているコロナワクチンの余剰分の内から、北朝鮮に医療援助してはどうか」との立憲民主党の森ゆうこ委員からの提案であった。私も森委員と同じことを考えていたが、私は日本製のワクチンを医療援助してはどうかというもので、ワクチン接種を円滑に行うためとの理由で平壌に医療相談所を我が国が開設出来たらという部分が少し違う。これは、ストックホルム合意に基づき開設する連絡事務所に相当するもので、政府役人が医療従事者との名目で滞在して拉致問題等の交渉にあたるというプランであったが。
森委員はじめ、各委員の質問に両大臣は何ら前向きな答弁をすることなく、如何に間違わずに役人が作文した答弁書を読むことに終始していた姿を見るにつけ、拉致問題の早期解決は難しいと判断した。写真は、質問に立つ森ゆうこ委員。