三笑会

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「出入国在留管理庁長官」

2019-09-02 18:14:50 | 日記
「出入国在留管理庁官」

 本年8月27日付入管長庁総第791号で、法務省出入国在留管理庁長官・佐々木聖子氏より「裁決書謄本」が郵送されてきた。
 これは、私が北朝鮮への帰還事業に際し、随伴して北朝鮮に渡航したいわゆる日本人妻問題に関係する行政文書の情報公開請求を行ったところ一部開示決定となったため、これを不服として平成30年7月30日付けで審査請求をしていたことに対する処分庁からの回答である。
 裁決書の主文には、「平成30年6月29日付け法務省管情第979号により法務大臣が行った一部開示決定(以下「原処分」という。)を取り消し、同開示決定に係る行政文書のうち、不開示をした部分を開示することとし、改めて開示決定する。」とある。同封されていた「行政文書開示決定書」によると、開示される文書は全部で51枚、出入国情報開示係に電話で確認したところ、黒く塗りつぶした文書ではないということである。
 これにより、ストックホルム合意に明記されている日本人の課題のうち、残留日本人、遺骨・墓地、日本人妻について、厚生労働省、外務省、法務省にそれぞれ情報公開請求していた件については、当初、不開示決定(一部開示決定を含む)であったものが全て私の主張が認められて開示決定(一部開示決定を含む)の裁決を得たことになる。
 開示される行政文書の中身にどれだけ注目に値する情報が入っているかは分からないが、「情報公開により全ての拉致被害者を取り戻す」という私の遠大な戦略は、微力ながら一歩前進したことは確かだ。