アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2008-11-03 20:34:26 | 競馬
昨日の特別登録を書きながらも、悔しいなあと思いながらやってたんだが、
やっぱりいろいろと動揺していたことが分かった。
ご指摘いただいたけどアディアフォーンの父親を間違えていたりしたし、
さらに今日は特別のハンデをJRAホームページに見に行ってびっくり。

日曜の衣笠特別が1800mだったことにさっき気づいたw

いやあ、キングブレーヴが登録してんだからダートだろうと、
何の疑いも持たずに適当に思うことを書いてたw
改めてメンバーをざっと見たら、全部芝馬でちょっと吹いたw
ハンデは56で、トップ3の6頭のうちの1頭だからもちろん力は上位だけど、
芝での実績は、未勝利戦を勝っただけだからねえ。
まあ、逆に今の状態で芝でどこまでやれるかは物凄い楽しみ。
うん、面白いかもしれないな。

今日の園田競馬場でのJBCでは、
ユビキタスを打ち破ったバンブーエールがJBCスプリントを快勝。
こんなとこで負けられたらマジで困るという思いが強くて、
単勝をしこたま買ってたので、結果にも内容にも大満足。
これで絶対的に自信を持って武蔵野Sを迎えられそう。
サンライズバッカスを打ち負かして、JCDへ向かいたい。
東京のマイルでバッカスに勝てれば、実力は間違いなくG1級と証明出来る。
逆にバッカスに勝てないなら、JCDへ行っても大した意味は無いだろう。
カネヒキリに負けたら・・・逆にちょっと感動するかもしれないw


昨日が終わってひと段落、ちょっと腑抜けになるかとも思ったがw
気分が盛り上がってきたぞ。さあ、今週も大事な一戦だ。






土曜 京都
2R フキラウソング 2着
「ハミを換えたことで行きたがる面はマシに。
 手応えが良かったから押し切れるかと思ったけど、勝った馬は強かったね。
 まだトモが緩いから、使いつつ良くなってくると思う」
かかる面は徐々に解消されてきた。
レース運び自体もまず常識に掛かっていたと思うが、
1着だった小牧が言うように、フキラウソングが前を掃除したおかげで、
後ろのセキサンに非常に楽なレース展開をプレゼントしてしまった。
必要以上に相手の強さを際立たせてしまった感じ。
こちらが後ろならばこちらが勝っていただろう。
まあ、人気を背負っていたし仕方ないかな。
常識に掛かってきて、いよいよというところだ。
未勝利でいくらか苦戦したが、この馬は必ず重賞でやれると思う。


6R ペパーミントラヴ 4着
「キョロキョロしていたし、何か素軽さがないというか、道中もモタモタ。
 でも、最後は脚を伸ばしてくれたし、
 この1戦で変わってくるんじゃないかな」
モタモタしてたねえ。ずぶかった。
アンカツが新馬戦にしては珍しくあえて出して行ったのも、
そういう面を返し馬から感じていたからなんだろう。
動かしていって正解。あれでもまだ足りなかったくらいだった。
それでも最後の伸びには見所があったし、
競馬場に慣れた今度は、大きく変わってくれそうだ。
先々楽しみな馬。


7R シャインモーメント 3着
「ゲートを焦って出たから、滑って躓いてしまった。
 それさえなければ違った競馬になっていただろうね。
 やはり力のある馬。使って変わってくると思う」
VTRを見て、やたらと良い飛び出しをしたなあと思ったが、
なるほど焦って出たって事ね。納得だわ。
そういわれてもう一度見直すと、確かに焦ってるように見えるw
今回はそれだけ。力は完全に上。次はほぼ勝てる。
今日のスタートを落ち着いて出来たら、もう必勝だろう。


8R タガノクリスエス 2着
「1400mだった分、テンは忙しかったけど、
 折り合いが楽だったし、終いもしっかり伸びてくれた。
 距離は長いよりこれくらいの方が却って良いかもしれない」
俺的にはもうちょっと強い馬だと思っていたので、
負けたことに実はちょっと不満があったりしたんだけど、
レース運び自体にはまったく不満はなく(というか好判断)
最後に外に出れてたらなあ、くらい。
外々をスムーズだったメリッサに展開が向きすぎたか。
次は勝つだろうけど、交流重賞はまだ先のようだ。反省。


9R キングスレガリア 2着
「道中、リラックスして走れていたし、
 前回の脚を見ていたから楽勝するかと思っていたんだけど。
 追い出したらまったく伸びなかった。
 手応えからすると交わせると思っていたが」
これは4角までの映像からして負けたことにびっくりするね。
結果は先に知ってたけど、どうやって負けるんだよと思いながら見たw
アンカツの言う通り、追ってまったく迫れなかった。
ただ、相手が強かったという面も間違いなくある。
勝ったミッキーパンプキンの世間的な評価はどうだろう?
この馬はデイリー杯の勝ち馬くらいに強いと感じた。
ラスト3ハロン目の10秒8に、上位2頭の強さを感じたね。
次のレース、この2頭を厚く買いたいと感じるレースだった。
結果は前残りだが、スローでどうこうじゃなくて完全に力差と判断。




日曜 東京
6R マチカネニホンバレ 1着
「この馬に乗るのはデビュー戦以来だけど、随分と馬がしっかりしたね。
 今日は時計も速かったし、この勝ちっぷりなら上でもやれるだろう」
最初は何も良いところがなかったしねw
使ってぐっと良くなるのはさすがは藤沢厩舎というところ、
さらにダートがぴったりだった。
大型馬で、細々した競馬は似合わない。
今日のように、気持ち良くストライドを伸ばせれば即OP入りまである。
この間のキングアーサーや、プラテアード、サトノコクオーなどなど、
藤沢厩舎には、気持ち良く走らせると非常に強い馬が揃ってるね。
これは豊が得意な競馬だが、アンカツもすっかり得意とするところになった。
また素質開花前の馬がいたら頼んできて欲しいね。


7R クルンプホルツ 4着
「ダートで勝ってきたけど、芝のほうが良いね。
 でも、一瞬しか脚が使えないからね。
 脚の使いどころひとつでどこかでチャンスはあると思うよ」
芝のほうが良いのは間違いあるまい。
しかし一瞬かなあ、この馬。
俺が思ってることと、アンカツの思ってることは全然違った。
確かに今回は、突き抜けかけてそこで止まってるんだけど。
前走、圧勝の手応えで伸びかかって伸びなかったのも、
脚が続かないから、ということで良いのかな。
単純にダートだから伸び切れなかったとばかり。
そう言われれば、思い当たるところはいろいろあるか。
何にせよ、500万で通用することははっきり示した。
次は人気サイドになるだろうが、引き続き好勝負だな。


9R アヴェンティーノ 4着
「道中はスムーズに2番手。
 ただ、逃げ馬が意外に早く止まったのは誤算でした。
 1頭になったところを一気に追い込まれ、
 競り合ったときの強さを引き出せなかったです」
直線入り口までは計画通りだったんだろうね。
ただ、コアレスストームが早く止まりすぎたね。
直線の立ち上がりあたりのラップが10秒9になってしまい、
ここでコアレスストームが苦しくなって先頭に立ってしまい、
そこから11秒3のラップが刻まれて、瞬発力上位の3頭にやられた。
休み明けだが実績上位であったリキサンポイントと、
瞬発力上位のスノークラッシャーにコパノジングー、
展開的に無いと思った馬に揃ってやられたので、簡単に諦めがついた。
ラップを見ると、コアレスストームの逃げは1秒ほど遅かったな。
全体的に折り合ってしまっていたのであれだが、
今回好走するにはコアレスを突く必要があったことになるが、
しかしそのコアレスはあっさり止まっているので、どのみち難しかった。


11R ダイワスカーレット 2着
「今日は久々のせいかいつもよりテンションが高かった。
 そのせいでハミを取って少し力んで走っていた。
 だからゴール前の100mでは3着かなと思ったくらい。
 他の2頭も一杯になったんだろうけど、
 あそこからよく頑張ってくれた。
 改めて能力を感じさせてくれたね。
 これを使えば落ち着くはずだから巻き返しを期待したい」

12.6-11.1-11.5-11.9-11.6-
11.6-11.7-11.3-11.3-12.6

1分57秒2 最初の3ハロン35.2 ラスト3ハロン35.2

馬場入り直後、飛び上がるように入って行った。
このあたりからも、テンションが高かったことが分かる。

スタートはかなり良かった。
昔はスタート自体はあまり良くない馬だったけど、
今はすっかり好スタートの常連になったなあ。
飛び出してすぐに加速がついた。これもいつも通り。
あっという間に1馬身抜けて、マイペースに。

というところまで同じだったのだが、
ここからの動きはアンカツの意図しないところだったようだ。
それでもなんとか緩めて11.9まで落としにかかったあたり、
トーセンキャプテンが上がってきたのが痛かった。
ぴったりと取り付かれたことで、後続を翻弄する形には行けず。

ならばと次策に移ったか、
速すぎず遅すぎずの流れを叩き込み始める。
11.6-11.6-11.7と平均速めで流れれば、
スカーレットは気持ちを発散しながら走ってくれるし、
トーセンキャプテンもこれ以上は出て来れない。
他の馬も出てはいけないし、しかし無視することも出来ない。
ついていかざるを得ない流れ。
ほとんど息が入らない流れを後続にも押し付けながら進んだ。

改めて見直しても、芸術的な流れを作っている。
これが、お遊びを抜いたスカーレットの真のラップなんだろう。
この後直線にかけて、11秒3、11秒3と叩き込みながらの逃げ。
普通の馬なら追走だけで終わってしまうところ、
我慢しながら追いかけてきたディープスカイとウオッカ。
一度は捕まりかけた、いや捕まったのか。

しかしここからがスカーレットの底力。
こんなラップを刻んで止まらない馬などかつて存在しなかったのに、
ここから「差してきた馬と同等の脚で粘りこんだ」
12秒6と完全に消耗戦となったラストを、
粘りに粘って写真判定まで持ち込んだんだから神がかっていた。
結果は残念だったが、その偉大な走りをただ賞賛するしかない。


ただ、俺の思うスカーレットの完全体の姿は、
このラップで行って最後の1ハロンを12秒くらいでまとめれる馬。
今回はアンカツが言う通りに力んでいた分だけだろう。
今回のレースで、なお底が見えなかったのがスカーレット。
むしろ、その底の深さは不透明になったくらいじゃないかw
今回の走りは、ドバイワールドカップを上位で戦う馬のラップだ。
万全なら大仕事をするだろう、そう感じさせてくれた。

松国さんの言う通り、まずは有馬で国内最強を証明して、
堂々と世界へ旅立って欲しい。


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5 コメント

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Unknown (3単ロマン)
2008-11-03 22:22:23
絶叫したレースは久しぶりでした。抑えの馬連を買っていたのが恥ずかしいようなレースでした。気持ちが収まらず、いろんな情報を見てようやく投稿します。今は故障なく日本を制し、世界を制して欲しいと思います。ディープと豊のコンビができなかったことを。いろいろ思いましたが、世界を制すには昨日のレースがあって良かったかなと思えればいいかと。豊のページも見ましたが、世界超一流の彼も当然ながら必死だったのです。ペリエもいて、勢いの四位もいて。まあ舞台設定は完全でした。ただ、惜しかったなあと。直後は勝ったと万歳していましたが、あの馬道に消える寸前の二人の姿を見て、あれ、やばいかと思いました。外からは、馬券を買うだけの世界からは絶対わからない感覚を感じました。豊が一番わかってるでしょう。どの馬が一番強いかを。ディープと戦うとこ見たかったなあ。鼻差でいえば、前門の虎後門の狼を下した大好きなグラスワンダーの仇を、こんなところで豊にやられたかったって感じです。でも、スペシャルは翌年くさるほど取り返しています。スカーレットも。必ず。とにかく無事で。貴女が最高、最強です。アンカツとコンビで。sankyoさん、吐露する場所をありがとうございます。
Unknown (1doWIN)
2008-11-05 00:34:33
管理人さん少し場所をお借りします。誰しもそうかも知れんが、俺も誰にも負けない位アンカツの大ファンです。今年はまだG1は勝てて無いですが、天皇賞以来、今年途中からのアンカツの重賞での運の無さが解放されたような気がしてならない。根拠は無いがどうしてもそんな気がしてならない。勘の悪い俺ですが、早速今週のユビキタスに多いに期待して、少ない小遣い全額投資してみるつもりです!もちろんその後のG1もしかりで!
Unknown (スポニチ)
2008-11-05 09:50:44
初めまして!
私はあの判定にどうしても納得いかないことがあるんですよね。
スポーツ紙などのゴールの判定写真では、武騎手は腕を伸ばした状態なのですが、当日のターフビジョンに映し出されたストップモーションで止めた時の武騎手の腕は軽く曲がってるんです。

この件については管理人さんは、どう思いましたか?
この悔しさは、有馬で絶対晴らして欲しいすね!
こんばんわ (彩)
2008-11-05 18:41:03
悔しさがようやく治まり、冷静になってきたので
コメントを入れさせてもらいますw

当日、現地で天皇賞を観戦していて
スカーレットの走りに魅了されました。
久々のレースという事で、テンションが高かったけど
抜群のスタートを切り、真剣に走ってるスカーレットを見て
胸が熱くなる想いで見守っていました。
1000M通過が58.7と表示され、正直なところ
「厳しいかも。バテてしまうかも・・・」と
一度は、下がっていく姿が頭をよぎりましたが
スカーレットの勝負根性・真面目さには本当に頭が下がりました。
ゴール後、ターフヴィジョンに映った映像ではスカーレット優勢に見えましたが
確定されるまでの時間がすごく長く感じ、手足が震えてきました。
14・7・2の順で掲示板に表示された瞬間は
頭が真っ白になり、目の前がクラクラしてきましたw
冷静になれず、その場には居られなくなり
さっさと退散してしまったのですが
心が落ち着いた今、本当にいいレースだったと思います。
故障休み明け、初コース、あのラップで、あれだけの走りを見せてくれたスカーレット。
たった2センチの差で、惜しくも負けてしまったけど
次こそは・・・という自信に繋がる走りだったと思います。

競馬って本当にいいですね。
感動をありがとうと、アンカツそしてスカーレットに伝えたい想いです。
Unknown (sankyo)
2008-11-05 23:15:08
>3単ロマンさん
そう、みんな必死でしたね。
豊の反応なんか、極限まで追い詰められていてちょっと見たことの無い姿でした。
着順が出た瞬間の豊の反応、あんなの初めてでしょう。
アンカツとスカーレットが、そういう戦いの片方の主役だったことが、嬉しいです。
今回の走りは世界への布石になったと断定していいでしょう。

「どの馬が一番強いのか」
これについてはいろんな人が感じたでしょうね。
相手の豊が一番分かったかもしれません。
ここまでやばい存在なのか、と。
乗ったアンカツは確信を深めたでしょう。
もう負けないだろう、と。
有馬記念から世界へ。はっきりと世界が見えました。
過去の馬で言うと、クロフネ級に世界への期待が膨らんだんじゃないでしょうか。

こうやってアンカツが名レースに関わり、
みんなでそれについて思うことを思いっきり語れる場、
3年前に思うところがあって立ち上げたブログですけど、
そうなっていけそうなことがとても嬉しいです。
これからもどんどん投稿くださいw

>1doWINさん
いや、俺もそんな予感がします。
今年は豊とアンカツが大殺界に陥ったような感じでしたが、
豊が一足先に抜け出しました。
豊とアンカツの持つ運気の量って、他とは違って膨大だと思いますので、
この反動は必ずやってくると思います。
まずは今週の2重賞から。連勝を期待しましょう。

これからもどんどん投稿くださいませ。

>スポニチさん
VTRってけっこういい加減ですからねw
スイッチャーの人が止めてるだけだと思いますし。
信用して良いのは、最後に出されたスリット写真だけなんですけども、
それで負けているとなると、それを信じるしか・・・。
俺もゴールの瞬間は勝ったと思いましたし、
レース後のVTRの止まった映像でも大丈夫だろと思ったので、
気持ちは凄い分かるんですけどw

まあ、仕方ないです。
有馬で圧勝して、ドバイへ行ってもらいましょう。

>彩さん
お疲れ様でした、大変でしたねw

最初にラップが出たときは、
さすがにおっと思いましたね。
俺は、ついに本気か、と思いました。

俺はレース後、自宅のテレビの前で立ってうろうろとしていましたよw
結果が出た瞬間は、?????でしたw
俺もすぐには回顧を書けなかったんですけど、
振り返れば、本当に素晴らしいレースでした。
なんというか、魂と魂がぶつかったようなレースでしたね。

俺はレジェンドハンターの朝日杯を現地で見たんですけど、
俺は逆に、2時間以上競馬場を去れませんでしたw
何で?何が起こった?ってずっと混乱したのを思い出します。
今回は、結果が出てびっくりはしたけど、
ちょっとしたら落ち着いて振り返れました。
歳を取ったのかなw

何はともあれ、素晴らしい時間でした。
あんな時間があるから、競馬はやめられません。
彩さんも一緒だと思いますが、そこにアンカツがいるからなんですけどね。
長く長く現役でいて、こんな時間をもっとたくさんプレゼントして欲しいなと思います。

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