【創作びより】

星のカギ、魔法の小箱

夕べ、熱の下がっていた次女だけど、朝はぐったりしていた。いつもより1時間早く連れていかないといけないのに、何も食べない飲まない。どうしよう…。本当なら、家でゆっくり休ませてあげたいけど、勤めだしてすぐ仕事を休むのも申しわけないし…と心の中で葛藤があった。夫がもし何かあれば、ぼくが迎えに行くからと言ってくれたんで、次女と三女を保育所にあずけに行く。仕事をしてても、集中力がとだえると、子供のことが気になった。
休憩時間と、仕事が終わってから、携帯を開いても、連絡は入ってなかった。ほっとしたような、それでもまだ大丈夫かなぁと不安になりながら、保育所へ迎えに行く。すると、クルクル走り回ってる次女! 名前を呼ぶと、ピューッと飛んできてくれた。信じられない思いで先生に聞くと、午前中はずっと、保育所のお布団で寝かせてもらっていたらしい。先生たちもわたしが勤め出したばかりで気負ってることを知っておられるから、ようすをみてくださってたのかもしれない。本当にありがたいなぁと感謝の気持ちでいっぱいになった。
家に帰った次女は、急に食欲が出てきたようで、スペゲッティとハンバーグ2個をペロッと食べてしまった。ほっとしたのと疲れたので、5時でもお布団しいて寝たい気分だった。
夜、ネコ版画で有名な大野隆司さんが夫あてに送ってくださった新刊を見せてもらった。
『星のカギ、魔法の小箱 小谷真理のファンタジー&SF案内』(中央公論新社) 読売新聞で連載されていた本の紹介の単行本化。本を愛する小谷さんの文章と、愛嬌のある大野さんの版画が、ほわほわしたとてもいい関係で、疲れた心を癒してくれるようだった。家に帰って、創作する気力もないほど疲れてたけど、あぁ、こんなにたくさん、面白いお話があるんやぁと思うと、読みたいと同時に、自分でも書きたいという思いが強くなってきた。明日は久しぶりに、ローファンタジーの世界を切り拓いてみようかなぁ……。

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