【介護が始まりました!】
先週の土曜日、夜中の2時に母からの着信が3回ありました。
気づいたのは、朝4時過ぎ。
電話をかけると、夜中に84歳の父がトイレに行った際に倒れ、かばおうとして76歳の母が転倒。
大腿骨を骨折して、救急車ではこばれ、入院することになったのです。
最初は、父が運ばれたのかと思っていただけに、母がケガをしたと知って、驚きました。
病院のベッドで電話をしている母は、自分のことよりも、自宅に一人でいる父のことばかり心配していました。
面会は朝9時からなので、その前に父の様子を見に行ってほしいと。
「要支援1」の父ですが、最近は自宅のなかでも、外出しても転倒することが多く、一人で家事もできないので、見守りが必要です。
「介護度を上げてもらったほうがいいね」と話していた矢先の今回の事故。
母が急に入院して、父はパニックになっているのでは?と心配しましたが、実家に行くと、一人で卵かけごはんを食べて、落ち着いた表情をしていました。
そうして、母のもとに持ってきてほしいと言われていたそら豆やのどあめを持って行くと、こちらも予想以上に元気でした。
今、ちょうど、ニチイ学館で「初任者研修」の資格を取るため、毎週日曜、講座に通っているので、精神的なサポートについても学んでいますが、母が予想以上に気丈だったので驚きました。
母が入院することになり、父には、ショートステイやデイサービスに行ってほしいのですが、かたくなにいやがりやす。
母は口では「ほうっといたら、いいよ。あんたらもお父さんをかばって、私みたいな思いをしたら可愛そう」と言いますが、やはり、夜中が心配そうです。
「安心して。私、今日、泊まるから」と言うと、母のがパッとうれしそうな表情になりました。
自宅を出てから、30年。
その後、三姉妹の産後の里帰りはさせてもらいましたが、泊まるのは22年ぶり。
どうなることやらわかりませんが、こんな機会でもないと、父のごはんを作ったり、お世話をすることもなかったと思うと、「間に合った!」と感謝しています。
これからどう生活が変わっていくのかわかりませんが、ぼちぼちやっていきます。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。