いよいよ始まります、第56回宣伝会議賞。課題の発表は、8月30日(木)午前10時。
「えっ、こんなすごいスポンサーが協賛しているの⁉︎」「うそっ、毎年出ているあの企業が今年は出ていない!」と激しく動揺しそうで、今から少し身構えてしまいます。
これからの2か月を有意義に過ごすために、スケジュールを立てました。
そこで、【宣伝会議賞スケジュールの立て方(私の場合)】を紹介します。
※これはあくまでも私の場合です。それぞれのペースを大切にしてくださいね。
◆日数を把握する
宣伝会議賞の課題発表は、8月30日(木)午前10時。締め切りは、10月31日(水)午後13時。
締め切り日はアクセスが多く、ネットがつながらないことも予想されます。課題発表日もソワソワして、すぐには課題に向き合えないかもしれません。そこで、私の場合、課題発表日と締め切り当日は、コピーを書く実際の日数からはずします。
残りの日数は、61日。
◆日数をブロックに分けます
61日を6つのブロックに分け、それぞれの期間にすることを決めます。
1日目~10日目 アイデア出し
11日目~20日目 コピー制作
21日目~30日目 ボディコピー制作
31日目~40日目 コピー制作
41日目~50日目 推敲
51日目~61日目 応募
◆アイデア出し
課題の商品やサービスに関して、自分が感じたこと、想い出などをどんどん書き出していきます。課題について自分なりの考え方がまとまると、次は商品やサービスについて、徹底的に調べます。
◆コピー制作(手書き)
アイデア出しで思い浮かんだ言葉をコピーのカタチにしていきます。「うまく書こう」と変な力が入らないように、「結構書けたかも」と満足してしまわないように、私の場合、この時点ではノートに手書きでのびのびと書いています。
◆ボディコピー制作
宣伝会議賞はキャッチコピーだけで応募できますが、書き出したコピーをもとに、ボディコピーを制作します。これは、ボディコピーを書くことで、キャッチコピーで何を伝えたかったのか、深掘りすることができるためです。展開できそうであれば、テレビCM、ラジオCMのコピーも書き進めます。
◆コピー制作(手書き&入力)
ボディコピーを書いているうちに、キャッチコピーにしたくなるフレーズが出てくることがあります。この効果を利用して、最初の着地点よりも遠い位置から、コピーを書いていきます。
◆入力・応募する
ノートに書いていたコピーを宣伝会議賞のサイトに入力していきます。一度入力・応募しても、何度でも修正・加筆できるので、思い浮かんだコピーはすべて入力していきます。
◆推敲
書きあがったコピーを見ながら、もっと違う表現はないか、ムダな言葉がないか、説明しなくても、初めて見た人に通じるかを考えながら、練り直します。
◆応募
ひとつの課題に対して、応募できるのは50本まで。これまでにも入力作業は進めていますが、結構時間がかかるので、ここでラストスパート。自分が書いたコピーを客観的に選ぶのは、書くより難しい作業です。そんなときは家族や友人に選んでもらうのがベストです。私も娘に見てもらい、あまりの酷評に涙することが多々あります。
◆ときにはスケジュール修正も。
せっかくスケジュールを立てても、なかなか思い通りにいかないこともあります。その場合は、スケジュールを詰めるのではなく、これまでのペースを記録しておき、自分のペースをもとに、スケジュールを組み直します。書くスピードに関しては、なかなか奇跡は起きません。ムリのないペースがおすすめです。
◆完走する日まで、すべてを楽しんでください。
「ヨーイドン!」とスタートが切られるのは、いよいよ明日。新しい発見があったり、思いがけないコピーが浮かんで興奮したり、ありきたりな言葉しか浮かばず落ち込んだり。けれど、2か月間フルに脳を動かすことで、色々なことに気づくようになります。
今までコピーは書いたことがないという方もぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【宣伝会議賞の公式サイトはこちらです】