【創作びより】

上方お笑い大賞から

午前中、子供会の行事で、マンションまわりの掃除。自分の家でないところを掃除するのも、気持ちいいものだなぁと思った。
昼からは大掃除の続きをするぞぉと思ってたら、妹が遊びに来た。ありがたいことに、子供たち3人を連れ出してくれた。うっひょーい!! 良き主婦なら、気合いを入れて、掃除していたかもしれない。でも、昨日アイデアをポロポロ出して、ちらかした状態になってるんで、そちらを何とか片づけたい!!と、創作することにした。
が……、土曜日なんで、気がゆるんでしまう。それにとにかく寒い。いつもは、次女の勉強つくえを借りてるけど、窓際は寒いんで、リビングの丸テーブルにノートを広げた。そして、ついつい…、テレビのスイッチをつけてしまった。だって、土曜日なんだもん!!
小学生の頃はかぎっ子だった。土曜日、学校から帰ってくると、妹とカップラーメンを食べ、お笑い番組を見続けた。吉本新喜劇に始まり、藤山寛美3600秒、お笑いネットワークを見終わった頃、母が仕事から帰ってきた。あまり仲のいい姉妹じゃなかったけど、お笑い番組を見てると、不思議とケンカしなかった。その名残りからか、今も土曜日は家にいると、ついついテレビをつけてしまう。
せんべいをバリバリかじりながら見てると、上方お笑い大賞が始まった。おお~、もうそんな季節かぁと思いながら、ソファーに座り、ひざにノートをかかえたまま、見た。釣りをするように見た。なんとかアイデアをパクって、いやいや、見つけてやろう…と思ってたら、ヒットした。話題賞をとられた友近さんの新ネタの中に、面白いことばの組合せが出てきた。テレビの画面をチラチラ見ながら、ノートにメモっていく。プレゼンターにフットボールアワーが出てくると、何も喋らなくても、顔だけで会場から笑いが起こっていた。ええなぁ…。原稿の冒頭読み始めただけで、ふふっと笑いがこみあげてくるようになれたら、すごいやろなぁと、変なとこでうらやましくなった。
新人賞は、笑い飯。審査委員長の藤本義一さんが、「ゲタバコがないのに、まるで見えるようだった」と語られた。へー、そんなところも見るんやぁと驚いたけど、これは童話を書くうえでも、かなり重要だと思った。惜しかったチョップリンは、影のコントを見せてくれた。発想が斬新で、しかも笑えた。童話でも、あんなこともこんなこともできるんじゃないだろうか…と思えた。
収穫があって、うれしかった。次はM1にも、期待しよう。


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