桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

能力を育てる

2014年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム
2月11日(火)

もう、オリンピックのテレビを視るのは辞めた!と言ったその先から、つい、視てしまう。
仕方の無い事だが、否応無しにソチのニュースが画面に出て来るのだもの。

しかし、今日は興味が大いに湧くものが出て来た。
ハーフパイプって面白い。
私には出来るスポーツではないが、若い選手達が出来る限りの技を尽くして、あの半円形の斜面を滑るのだからすごい。
更に、競技の後に見せる、如何にも若いと言うより幼い顔に、微笑ましさと不敵な面構え?を感じとる。

ところで、オリンピックの様々な競技を見ているうちに、矢張り、子供のうちに親が彼等の能力を見極めて育てようと努力しているからこそ、花開くと言う感じがする。
それは、芸術等にも言えるし、それら優れた人の育ち方を見聞きすると、親の理解と育て方が大きく影響している。


自分の場合を考えれば、殆ど優れたものは無いし、親が、特に子供の能力や特性を見出して引き出そうとした事もない。
それは親が悪い訳でもなく、理解が足りなかったとも言えない。何よりも、戦争が多かった時代だった事が最悪の環境だったし、更に我が家の様に子だくさんの家では、子供を教育するだけで親の苦労は大変だった。
中には稽古事や塾ヘ通った子供もいると聞いたが、当時は殆どが現代の様に塾通いなどと言う事は無かった。  

しかし、今、色々な方面で活躍する人々を見ると、子供の頃から培われた成果が出ていて羨ましいと思う。しかし、
今更、この歳になってと言うのが諦めになってはいるが…

さて、私だったら何に向いていただろう?
夢は山程あった。小学生の頃は化学者になる事が一番の夢だった。キュリー夫人の伝記が一番のお気に入りだった。
子供の頃、好きだった勉強は理科とか、算数だった。若し、親がその能力や興味をのばそうとするなら、それ程、金はかからなかったかも知れない。

しかし、自分が一番向いているのは美術関係かな?と思う。これは今でも、夢を捨てられないでいる。
特に、色彩については、他人の服装に至るまで気になって仕方がない。
テレビを視ながら、あれこれと批評をするくせがなおらないのも、このためである。

もっと、若かったら『色』に囲まれて暮らす仕事をしたかった。
今でも、その夢は諦めようとしても捨てられない。









Img_0920_1