桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

怠け者のリハビリか?

2016年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム
8月31日(水)

朝6時、目が醒める。
どうやら天気は持ち直したようだ。

我が家の桃の実は食べられないのに、結構、桃らしくいい色をしている。
以前に漬けて見ようと試したが、まったく駄目だった。
今日もまた、庭のあちこちに散っている。この整理をするのも大変だが、もう、そのような細々とした世話は出来ない。
季節の変化で、色々な植物の問題が、我が家の小さな庭にも起こっているがどうしようもない。

先日、二階のベランダで洗濯物を干していたら、トンボがのんびりと止まった。そして蝶も…
時々、変わった小鳥も来て、我が家の庭は平和そのものだと思う。
入院中に白樺の木が切られたらしく、太い幹だけが残っている。あの木をどうするかな?と考えたが、もう落ち葉の心配もないし、据え置きか?


パソコンを開いて作業をしようとした。
さ〜て?どうして英字が出てこないんだろう?まったくわからない。
すっかり私はボケてしまったんだと、愕然とする。

……馬鹿だね!私!
ちゃ〜んとあるじゃないの!文字変換、それも英字、かな、カタカナと……
自分のボケ加減に呆れ果てる。


さて、パソコンの状態をしっかり整えなければと思う。だが、本格的にどうしたらよいか、長い年月使っているのにさっぱりだ。
大体ね!このマックと言う奴は…困るんだよ!
まあ、いいか!いつも通りにやってしまえ!なぁんて、腹をくくった。


午後、疲れたので、二階へ寝に行く。やっぱり私はまだ回復中なんですよ!
「動かなくては駄目よ」と姉に注意される。
でも、今頃、病院ではグーグー寝ていたっけ!

今日の洗濯は取りやめ!明日も天気は良いものね。
寝転んで空を眺めていたら、大きな雲がムクムクと盛り上がってきた。
まさに台風一過。(東北地方では大雨のために大変な被害が報道される)
改めて、この二ヶ月半を無駄に過ごしたんだなと反省する。


姉が寿司を買ってきてくれた。
嬉しい!シメサバの棒鮨だ!
三個食べたら満足。更に巻寿司二個。これでお腹は満腹!
入院中、鯖寿司にどれだけ憧れたか!
でも、食べては寝……ではいけませんぞ!



そうだ、リハビリをしなければ…
歩かなくては!

フルヤさんから、今年の同期会の案内が退院の日にあった。
残念ながら無理というもの。迎えに来て下さると言うけれど、やっぱり不安。
ごめんなさいね。

彼女にハガキを書くことにした。ボールペンがない。二階だ!
えっさ、えっさと手すりにつかまりながら取りに行く。
部屋の行き来は大変なのです!手間がかかるんです。(これもリハビリ)

ハガキと鍵を入れた袋をぶら下げて、表の通りの郵便ポストまで二本杖で行く。
本格的な私のリハビリなんです。
鍵をかけたり、重たい門を開いたり閉じたり、郵便受けを覗いたりしているうちに、とうとう蚊にやられた。
まさか、ジカ熱とは違うと思うけれど…
ああ、疲れた!

さて、病院より内容はあったかな?どうかな?

リハビリを始める

2016年08月30日 | 日記・エッセイ・コラム
8月30日(火)

実は29日にもブログを書いたのだが、せっかく出来上がったものを消してしまった。
なんてバカなんだろう!ワ・タ・シ!


<29日>
今までは必ず原稿を書いていたが、いきなりそのままにしようとしたのが失敗の元だった。
また、原稿から始めるとしよう。

29日には、自分で出来るリハビリを始める事にした。
先ず、シャワーにかかり、洗濯をする。姉が二階まで運んでくれた洗濯物を干す。
その後、食器を洗ったり、炒め物をしたりもやってみた。今までも30分も炊事をするときつかったが、もっと、大変だと分かる。

庭へ出て車を置いていた場所で歩く練習をする。道路へ出て郵便物を見に行く。結局、杖二本では手紙類を持てないので、弟に届けてもらった。どこかへ移動する時には背中に背負うか袋を腕にぶら下げるしか出来ない。まったく不便になったものだ。

一番困るのは、自分の部屋が畳なので立ち上がる事が難しい。今まで使っていたステッキを部屋用にした。何とか、うまく出来そうだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<30日>

寝る時刻を気にしなくても良いのが効いたのか、夜中に起き出す回数が減ってきた。病院は9時半就寝で、夜更かしの私にとっては厳しいものだった。
真っ暗では困るので、テレビはすぐ観れるようにセットし、携帯電話やランプも手近に置いた。
ここのところ、気温が低いので、よく眠れる。

病院では6時起床になっているが、夜中にたびたび目が醒めるので、明け方になると、眠くてたまらない。
結局、就寝時間が日中の過ごし方にも影響してくる。
そうした厳しさから解放されたような暮らしに戻ったが、出来るだけ決まりのある生活をしなければいけない。


今日は関東地方から東北にかけて台風10号に掻き回されたみたいな状況になった。
東京も午後から雨が強く降ると聞いた。
3時過ぎて、雨も降っていないので、近所のスーパーへ行ってみる事にした、家を出るとき、霧のような雨が当たっていたが、帰りにはすっかり止んでいた。
近所の郵便局は9月5日に開局すると出ていた。
さすがに、店を一階二階と回ったので疲れた。

昼過ぎ、病院で同室だったカメダさんから電話をいただいた。先日、先に退院した彼女から家に電話があったのでハガキを出しておいたお礼だとの事。
今朝は彼女の住んでいる町に避難勧告があったと聞いていたので、電話をしようと思っていた矢先だった。
もう、千葉の方は大丈夫だと聞いて安心する。

病院にいても、友達ってできるのだなとつくづく思う。やはり、似たような悩みがあるからだろうか?


八幡浜のキミ子さんからの手紙によれば、私の退院祝いに愛媛のみかんと伊予柑のジュースを贈って下さったということだった。
退院した日に宅急便が届いた。
何時もながらの彼女の優しさに感謝する。




桜子ブログ復活させます

2016年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム
8月27日(土) 28日(日)

今日は記念すべき日です。と、言っても、私一人で喜んでいる、いや、姉も喜んでくれた日になりました。
やっと、S先生のお許しが出て、退院しました。約2ヶ月半の入院生活です。
朝早くからせっせと家へ、帰る支度をしました。少しはマシな服に着替えて、出来るだけ荷物を少なくする事をあれこれ考えました。

この荷物整理は、今週中毎日の様に、ああでもない、こうでもないと工夫しましたが、日頃から身の周りの物の整理が下手な私はなかなか仕事がはかどれません。
更に、情けない事にカラダがうまく動いてくれません。こんな事では退院した後が大変です。

リュックサック二つと布袋一つ、なんとか片付きました。
後は、姉が来るのを待つだけです。

9時半を過ぎて会計で入院費の支払いを済ませました。月末の所為か、昨日、今日と…退院をする人が多い様です。
最後のベッドをあける確認を済ませて、カートに荷物を載せて玄関へ…姉が逸早く見つけたタクシーが病院前の道にとまっていました。

皇居前から日比谷公園、御成門を過ぎて札の辻へ、国道15号線で品川駅へと出る道は、かつて、クルマで走り回っていた私にとっては懐かしい道です。
結構楽しくおしゃべりをしている間に家へ着きました。
懐かしい我が家が別の家の様にも感じます。
二階の自分の部屋を覗きに行かなくてはと思いながら、とうとう寝るまでの時間を階下で過ごしました。
自分の大切な時間を無為に過ごした事を改めて感じました。


さあ!今日やるべき事があります。
それはiPhonの充電をなんとかする事。
突然、電話機が真っ暗になって、何の情報も得られなくなってしまいました。
入院の際、時計さえ持参しなかった私は、看護室の時計を頼りにするしかなくなりました。
これは情報好きの私にとっては静かであっても、物足りない日々でした。
それほど、今回の入院は差し迫った出来事でした。

やっと、今日の退院で人間らしく?なったわけです。
早速、マックに電源を入れて、2ヶ月半休んでいたブログに取り掛かりました。
成功しました!バンザイ!

更に、使い物にならなくなったコードの代わりにiPadのコードを見つけて、電話機へ差し込んだところうまく復活してくれました。
今まで、いい加減な知識でしか対応していなかった自分のうかつさや不遜な態度を思い知りました。


今回の入院で勉強になったとは言え、もう、自分も高齢なんだと言う事を自覚して、少しでも大切な『時』を無駄にしてはいけないと,しみじみ思ったものです。

                                

帰ってきました

2016年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム
8月27日(土)

2ヶ月半のご無沙汰です。
やっと、御茶ノ水の病院から退院して来ました。
2ヶ月半とは大変長い日数です。この日が来るのをずっと、待ちかねていました。

入院の原因は股関節の骨折です。
散らかった自分の部屋での生活は本当にだらしがなかったと、今更のように反省しています。
何時も支えにしていたものと一緒に転んでしまったのです。
ただの打ち身だと軽く考えていました。いや、そう思い込みたかったのです。

夜、9時ごろになると痛みがひどくなってきました。
姉が救急車を依頼して運ばれたのは、大森駅近くの救急病院です。
レントゲン検査の結果『股関節の骨折』と診断されたのです。明日早い内に手術をするという事になりました。

朝になって、今までのかかりつけの病院へ行くように勧められて、御茶ノ水へ寝台車で行く事になりました。
御茶ノ水の病院では整形外科で頚椎の手術を一年半前に受けています。
整形外科のS先生が手術を担当する事になり、手術は16日に決まりました。


手術の結果は時間も手間を取らずに、28分の内に済まされて、軽い方だと説明を受け、ホッとしたのです。
しかし、傷の跡が痛み始めました。話によると、腿の部分から入れて、股関節の骨の部分につなげるのだそうです。
病院の中では、結構、股関節の骨折が多く、コルセットを装着している人を見かけました。
まだ、それほど、ひどくなかった事を知って、多少慢心したのですが、痛い事は痛い、その後がどうなるか安心は出来ません。

何より、また、姉に面倒をかける事が申し訳ないと思いました。
出来るだけ、いろいろと必要品を運んでもらわないように気を配ろうと思い、寝巻きは貸し出しを選びました。
一番暑い季節に、大森から御茶ノ水の往復は本当に大変です。
ごめんなさい。お姉さん。迷惑をかけて…