桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

ガンバレ!冬仕度

2016年11月24日 | 日記・エッセイ・コラム
11月18日(金)

勤労感謝の日まで、随分とサボってしまいました。
それ程、何もなかったかと言うと、そうでも無いのです。
今日こそは書こうと、何度も思ったのですが、最近の怠け癖は中々治りません。

実は、ほとんど一年間出掛けていない富士山の家の事が気になっていたのです。
とにかく、冬が本格的に来るまでに行かなければならないと、凄く気にしていました。

やっと、重い腰を上げて,十八日、金曜日から四泊する事にしました。
四泊といっても、瞬く間です。
とにかく、昨年の十二月以来ですから、特に今年の異常気象はあちこちに湿気が溜まっていて大変でした。
一番の原因は、私が大事な季節に入院を二ヶ月もした事が災いしたのです。
歳のせいで、足腰の具合が一層酷くなったためです。
なかなか、出掛ける勇気がでません。

考えてみると、そうやって山梨まで行くことを避けていたのです。
やっと『水止め』という、冬の準備をしなければならないと否応無しの事情に迫られました。

いつも通りに高速バスに乗って行くことにしました。
こういう時に自家用車を使えないのが大変ですが、もう、辞めた私には無理な話です。
空港発のバスは途中で『品川駅東口』で乗る事が出来ます。
羽田空港よりは便利かと思い『品川駅東口』を選びました。

なんと、この乗り場が駅から遠いのには驚きました。
一時間以上も早く行きましたが、駅構内では、まだ早過ぎて弁当を買うことも出来ません。
仕方なく、バス乗車口の近くで、うどんを食べましたが、品川駅東口は私の記憶からはすっかり変わって,店もたくさんあります。
また、高層ビルが立ち並んでいて、以前は殺風景な雰囲気だった街が驚くばかりの発展です。



大分、待ってバスが空港から来ました。
驚いたのは車内はびっしり、しかも、殆どが、座席に一人がけです。
やっぱり、羽田空港まで行った方がよかったと思いました。
いろいろ経験してみるものですね。

バスは一気に『河口湖駅』まで行きました。
今日は、富士山が綺麗です。
そんな景色もアッと言う間で、まあ!ドライバーの運転技術は大したものです。

駅からは、シャトルバスが使えます。
コンビニで買い物をして家へ…
近所は皆、人気がなくひっそりとしています。
一合目の景色はまさに秋。やっぱり富士山!
自慢したくなるような景色が続きます。
木々の紅葉や木の実の彩りが素敵でした。

しかし、それからが、大変。
早速、ヒーターを一杯に稼働させて、今晩、寝られるようにします。
さて、明日の仕事は?
腰の痛む二人にとっては、大変です。
頑張らなければ……

90歳の仁川会っていいな!

2016年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム
11月9日(水)

えらくスピードが出てきた。
スピードと言っても、車では無い。
ブログを書く気が起こってきたのだ。
それも今日の分は終わって、次の日にかかっている。なんと、気の早い事。

「そうだ!あの事を書こう!」
早速、Macを開いて打ち込めば良いのに、つい、サボってしまう。
記憶力の衰退?
何時も眠たがりの私には、パソコンだけが、私の目をぱっちりさせる力があるはずなのに~

さて、今日は『明日のため』に、何を書こうか?
そうそう、今日の昼間は、私一人のお留守番だった。
姉は仁川時代の同期、と言っても、仁中と仁女の集まり、つまり、仁川の中学校と女学校の生徒だった人たちの集まりの食事会に出かけている。
 
このグループで感心するのは、メンバーは少なくなった今でも、七・八人の人たちが年に数回の集まりを持っている事だ。
かつて姉達は、九州を始めとして関東まで広い地域にわたって、毎年、会を行っていたが、歳をとってからはだんだん、広がりが狭まったようである。

東京の集まりでは、姉も再び、参加する事になった。
会員は、既に九十歳になった人と八十九歳の集まりである。

姉は「きつい」と言いながらも、今日もお土産のチョコレートを持って出かけて行った。
彼女のカバンは確かにPRADAの品物。先日、韓国の大騒ぎに出てきた『PRADA』と同じだと、変なところに気がついた。
「富士山の家にはPRADAの靴があるよ」と私。一回、履いただけで痛くて、そのまま、しまってある。

夕方、帰宅した姉に様子を聞いてみた。
結構、話が弾んだらしい。

私には、残念ながら、そういう友達はいない。
今までは何人かいた友達も、既に音沙汰が無い。
大体、年に一度の年賀状では友達とは言えない付き合いだ。
時々、電話をかけてくる大学時代の友達も今年は年賀状が来なかった。もっとも、私自身が音沙汰無しで済ませているのだから文句は言えない。
「友達なんて……」と強がりを言っても、矢張り、時々、気になる。

そうした中で、一人だけ、未だに、度々、それもかなりのスピードでハガキを何枚も送ってくる友達がいる。
千さんは彦根時代の友達である。
戦後、彼女は朝鮮から引揚げてきた友達で、米原から汽車通学をしていた者同士が自然に仲良くなっていったうちの一人である。

ところで、八十歳を越すと、友達も、益々、少なくなる。
千さんは体のあちこちが悪くて、既にホームに入っているが、結構、気の向くような暮らしをしているらしい。
時々、ハガキが来るが、最近はその回数が可成りのスピードで増えてきた。

その理由は、私が返事を出さない事が原因しているらしい。
なぜ『書か無い』かというと、私の足がいう事を聞かず、ハガキを買いに郵便局まで行くのが厳しいからである。
そして、それ以上に大きな理由は、彼女の手紙が『自分のこと』ばかりに終始して、しかも、具合の悪い話ばかりで文章が埋まっているからである。

度々『これでもかこれでもか』と似たような文面がくると、もう、憂鬱で出す気がしなくなった。
気分が悪くなるばかりで、もう、返事を書くのは止めようと思う程になった。
(それに、肝心の買い置きのハガキが無いし…)

つい、二、三日前に、やっと前向きな文面の彼女のハガキが届いた。
しかし、それも、彼女自身の事ばかりが書かれている。

なぜ、私が返事を書かななかったかと率直に伝えようと考えた。

今日は足だけでなく、腰にまでむくみが来ている。辛いけれど、買い物に行くついでに、郵便局でハガキを買ってきた。

夕方、返事を待ちかねた彼女からの電話があった。
私がどうしているか気にして電話をしたと言う。

「あんな、便りをよこすなんて嫌だわ」と答える。
自分自身の事ばかり書いて、しかも、全文が体の調子のが悪い事ばかり書くなんて、どうかと思うと、はっきり言った。
お互いに歳をとっているから、あちこち、具合が悪いのは仕方が無いけれど、相手の気持ちを考えて欲しいと……

悪い足で、郵便局まで行くのはキツイけれど、今日はハガキを十枚買ってきたと伝えた。
「ごめんなさい」という彼女の声で電話を切ったが、一方的な会話だったと思う。
今晩は眠れた夢を見るかな?千さん?
言い過ぎたかな?また、私は友達を減らしてしまった。凄く意地悪なワ・タ・シ!!

電話の一部始終を聞いていた姉は笑っていた。
歳をとったら、互いに気持ちの良い話で通したいものだ。

今日、集まりを催した人達は、また、三月に会合をするそうだ。
ちょっと、羨ましくなった。
そうだ!町田のOさんに手紙を書こう。そのためにも、ハガキと切手を買ったのだもの。

局で「年賀状、如何ですか?と聞かれた。
「今年中に必要になればね」と言うと、「そんなぁ!」と女性の局員が笑った。
まだ、年賀状まで、考える余裕が無いなぁ!

もう、年賀状の季節到来か!大変だー!

* ハガキを書きたくない理由は、文字忘れと文字が乱雑で曲がってしまうのが気になるからだ。


久しぶりのおでんですよ〜

2016年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム
11月8日(火)

野菜の高騰は、なかなかなおらない。
スーパーのレジに並ぶ人のカゴを見ても、必要最限度の青物しか入っていない。
今年の天候の変化の激しさが原因しているとは言え、なんともため息の出る事である。

最近、目立つのは小袋に入れた刻み野菜の売り場。
じいっと眺めて、やおらカゴに入れる人が増えてきた。
私はそうしてまで買おうとは思わない。綺麗に処理して、そのまま食べられる様だが、やはり、何となく嫌なのだ。
そういう神経質な考え方は、外食の場合を考えると矛盾しているのだが。

ここのところ、おでんが食べたくてたまらなかった。
コンビニのおでんを見ると、ますます、食べたくなる。
でも、残念ながら、私は自分で煮たおでんが食べたいのだ。
それも、特に大根と小芋が…特に。
野菜払底の時には、大根さえ姿を見せなかった。
と、言う訳で、おでんとは長いお別れだった。

最近、エスカレーターの脇に大根が並べられているのを発見。
何時もより細いけれど、食べられそうな大根である。
早速、おでん種を買って、大根を手に入れる。

大きい鍋を用意して、おでん種の説明書き通りに種類を入れる。
前もって茹でた大根を入れ、更にもっと増やしたい種を入れる。
適当な小芋はなかったので、少しばかり気になるが次の機会には入れる事にしよう。
何時もより細い大根は、結構、食べられた。
やはり、おでんは日本の味ですね。

若い頃、たまに、屋台のおでんを食べた事がある。
家庭では使わない物も具材にすると、結構、美味しく感じられた。
また、新橋の有名なおでん専門店では、マグロとネギを挟んだ串が美味しくて注文したものだ。
そうそう、銀座の裏通りの小料理屋を、時々、覗くと、馴染みになった女将さんが「もう少し待ってね。大根を入れたばかりだから、まだ、味がしみていないの」と言われた。

お酒はあまり飲まなかったが、そうした経験が、私の味作りの元になっている。
だから、おでん種についている既成の出し汁はあまり好きではない。
勿論、’おでん種も一つずつ選ぶ事にしている。

先日、近所の大型スーパーへ出かけて、太い大根を見つけた。
重くて荷物になるけど、これを見逃す訳にはいかない。
野菜払底の今日、何と言う幸運。
よーし!これを使って、おでんだけでなく、いろいろ作ってみよう!

やっと手に入れた太い大根に、夢は弾む(なんと言うおおげさな!喜びよう!)

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昨夜、あの大根を使って、大根なますを作った。
なんとなく歯触りが固い。
やはり、しばらく売らずに、取っておいた大根かな?だから、大根特有の水気払底か?

それとも、包丁の切れ味が良くない所為か??
若しかして、私の技術の所為かな?

「この前の細い大根の方が美味しかったよ」と言われた。
矢っ張り、私の所為じゃあァ、無いんだと思うんだけどね_
今年の野菜って、どこまで、消費者をがっかりさせるの??


サンドイッチ作ろう

2016年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム
11月7日(月)

一昨日の夕方だった。
「綺麗な三日月よ!」
姉に言われて、南の空を見上げた。
急に冬らしくなった夜空にきりっとした鎌のような月が出ている。
人間って、贅沢なもので、暑ければ「アツ~イ!」気温が下がれば大げさに身を震わせてしまうなどと身勝手な行動をとる。

私はどうも、冬の寒さが苦手である。
子供の頃は、石炭ストーブが真っ赤にならないと起き出さなかった。
学校の朝会でジンジン手がかじかむ程の寒さをこらえるのが辛かった。
思えば、当時は戦時中だったから『少国民』としては我慢する事の辛さを経験するしかなかった。

さて、思い出はもう良いとして、今日7日は『立冬』
いよいよ冬の始まりである。
やれやれ、最近は、夜中に目がさめるし、早朝にシャワーにかかる生活が始まっている。
寒くて寒くてたまらなくても、思い切ってシャワーだけは欠かさない事にしている。

今朝は買い置きの食パンでサンドイッチを作る事にした。
最初は、卵、ハム、魚のフレークを使って三種類のサンドイッチを作ろうと思ったが、結局、卵が多過ぎたので二組作る事にする。
結局、魚は中止。後の二組もハムにする。

最近は、台所に立つのも厳しくなった。足だけでなく、腰がグラグラする。
「きつい、きつい!」と言えば、「私の方がもっときつい!」と姉。
確かに、彼女は四歳上だから、仕方がないかなと思って黙っている事にした。

以前、S先生に話をしたら「それは無理だよ。もう、きつい事はやらないで、出来た食べ物を買って来なさい」と言われた。

先生のおっしゃる通りである。自分に合った生活というものがあるのだ。
夏の二ヶ月の入院生活で、私の体は、ものの考え方や暮らし方を大きく変えてしまった。
何時も、暇さえあれば、居眠りをしている。
かつて…
「うちの主人は眠ってばかりいるんですよ」と、私に話しかけた老夫人がいた。
見ると、ご主人は何処でも眠くなるらしい。有名な会社の社長さんだと聞いていたんだけど…
その時の私は十分に、夫人の言葉を受けとめる事が出来なかった。
随分、不遜な考え方だったと、今にして思う。

本当は、もっと違った料理も作りたいが、立っていられなくなる程、足がふらふらする。
『作りたい料理』に夢があるんだけどなぁ!
腫れ上がった足を見ながら、食いしん坊の私は諦めるしかないのだろうか?

結局、サンドイッチとトマトピューレを使ったスープらしき物を作った。
出来上がったサンドイッチも、全部は消化出来ない。
残念ながら喉に詰まるからである。情けない話!
食べられないからと、姉に分けてあげた。
この頃は、喉元を通る食物に苦労しているので、味覚も怪しくなった。

女性の起用に思う

2016年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム
11月1日(月)

いよいよ11月である。
未だに私は10月と11月の境い目を気にしている。
困った事だ。いささか、呆けているのかな?
いい加減にせい!

11月を迎えると、急に寒い冬を強く感じ始める。
11月にも、世の中では様々な催しがあると言うのに、どれ一つ、今の私には当てはまらないからだろうか。
なんとなく、そのままひと月が経って、12月を迎えそうな気がするのだ。

ところで、ここ僅かばかりの間に、いろいろな事が起こった。
国外に目を向けると、韓国の大統領の事件。
アジアでは、韓国にいち早く女性大統領が現れて、この国もなかなかやるじゃないのと思ったが、大変な暴露が現れるらしい。

元々、現大統領の姿勢は日本に対して冷たくあやふやだったから、私には、そう言う気持ちでしか彼女を見る事が出来なかったのである。
様々な国際的な会談の際も、彼女は特別扱いに大事にされていたが、今回の事件を聞いて『なーんだ!これで国の代表?』と思うしかない。

最近の女性については『女性の起用』をモットーにしたいと言う総理大臣の考えで、その比率は未だ少ないが女性大の任用が行われつつある。
しかし、私に言わせれば、その人数はもっと増えてもいいし、彼女達の適材適所を慎重に選ぶべきだと思う。
大勢の大臣のうち、僅か四人の女性閣僚が選ばれたが、その遂行すべき任務を十分に理解して責任を果たしているかという疑問がおびただしく感じられる。

最近、最も、疑問に思ったのは『防衛大臣』
体格の良し悪しは別としたいが、その答弁たるや不信感そのもの。彼女が何故、この職に選ばれたかと信じ難いものがあった。
最近の写真では、彼女が部下?と並んで写真を撮っているが、何故、緊急を要するような現地で、笑顔を見せているのだと思いたくなる。
家族を置いて、最も危険を感じられる状況の異国にあって、厳しい労働と命の危険の境い目で働く自衛隊員の努力を目にするたびに、気になって仕方がない。
どうか、任期が済むまで、全員が無事帰還できるように祈ってやまない。

日本は70年来、非武装国であった。
国会で返事一つが、自分自身から発せられないと明らかに感じられる女性大臣の言動をどうしても批判したくなる。
政府が彼女をこの役職に就けた事自体が無責任である。
男女の差をつけるべきでないのは当然であるが、それぞれの性差や人柄について慎重に適材適所を任命すべきとしみじみ思っている。

ある人は言う。「男性は皆、この役職から逃げたのよ!それを女性に回したのだ」と……
それなら、どうするの?
彼女だけの責任ではあるまい。まさに人身御供か!!

韓国大統領の問題どころじゃない。肝心なのは自国の事である。
最近のテレビは『アスリート、アスリート』とか『オリンピックの施設問題』……『金メダル』ばかりを狙っている…
しかし、確か、オリンピックは『参加する事に意義あり』だった筈ね!と、言いたくなった!
もっとも、いじましいのは『食べ物歩き』にどこのスタジオでも、朝から『大口を開けて朝から味見をする出演者』
ところで、サンクスギビングデーの意味を知っているの?若い者達よ!
楽しむのはいいけれど、カボチャカボチャでいいのかなぁ?

ああ、そんな国になったのか???? 日本は!
恥ずかしいよ!


考えてみると、これらの問題は今だけではない。
私が仕事に関わっていた時代にもあった問題だ。

死にたくなる程、辛い事がたくさんあった。
職場の屋上から飛び降りたいと思った事もあった。しかし、
『死んではいけない!』と、決して負けなかった自分がいた。
絶対に同じ任務を持つ男性達に伍していけると、自分では思ったもの。
それだけに厳しかったけれどなあ……

自分で切り拓く気概はあった。

今でも、当時の様々な事が怒りを持って思い出される。
なんで、あのような問題の多かった職場が、私の最後の任務地として当てられたのか?と……

問題の多い職場を私に配置した室長が、自身は気楽な職場へ移動できた事を自慢げに、その様子をのんきそうに電話してきた彼の言葉を未だに忘れられない。
私は、すかさず、そのような彼に対して、激しく厳しい感想を述べた事を今でも昨日のように思い出す。
彼は、言葉が一言も出なかったようである。
「いい気味!」と、少しばかり、私はスッとした。


この秋、10月10日には周年行事の記念式典があった。
今まで、絶対に口に出さなかった言葉が、つい、出てしまった。
心につっかえていたものが、出てしまったので、会場の皆が驚いただろう。
『ゴメン!』
一番、驚いたのは、勿論、自分に違いないけれど……

やはり、あの最後の職場の出来事が許せずに、未だに好きにはなれない自分の心の激しさに呆れるばかりだ。