桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

伊東温泉滞在三日目です。

2013年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム
4月11日(木)

何だか、日付が分からなくなった。それ程、日頃の生活から離れているからだろうか?
いや、そんな事は無い。只、生活のリズムがまともに進行しているからなんだと思う。

上げ膳据え膳の暮らしって、何と良いのだろう?温泉生活では、ひたすら自分の事をやるだけである。極楽極楽。

その極楽生活も、あっけなく終わりに近付いて来た。
テレビを見ながら、帰りの支度を始める。大体、三泊四日の旅行は如何にも長そうで気楽だなと思うが、実際はそうでも無い。三日目に入ると「もう、明日は帰るんだね」と、心残りが出て来る。何も出来なかった様な気がする。しかし、かえって、それが良いのかも知れない。

明日からは元の生活に戻る。私の場合は相変わらずの自堕落な生活だ。この様な旅行の時が反省のチャンスなのに、今は自分の事を信じられない。

4月も三分の一は過ぎた。「今月は、やる事が一杯あるよ。何とかしなくては…」まともな私が言うが、もう一人の自分は一向に動こうとしない。

仕事をしていた頃の私は、それこそ怠ける気持を一切封じて、何とか、毎日を送った。今、考えても、よくまあ!やったと思う。
そう言う事は当然の事でしょう?と誰かに言われそうだが、あの頃は厳しい上司や指導者がいて、我慢強く仕事に勉強に…取り組んでいたのだ。怠けてなんかいられなかった。

その様な厳しさが無くなって、今は、もう極楽!と思ったが、体の方が厳しくなった。こればかりは誰からもいたわってはもらえない。と、覚悟している。

今回の旅行は、毎日、異なった宿泊プランにした。ホテルが立てたプランとは言いながら、面倒な客だ。だが、私達は気に入っている。

レストランで、先月やその前の月にも見掛けた可成り年配の女性がいらっしゃる。
何時も、一人で、水割りを楽しみながら食事をされておられる。
そして、滞在中はタクシーを呼んで外出と言った、実に機能的で、他人の世話にならないホテル暮らしをされているのだ。

姉は言う。「あの方の様に、誰にも面倒をかけずに、ご自分の楽しみをされている。タクシーであちこち回るなんて良い考えね」と。
本当にそうだと思う。今、私達は自分のクルマで動き回っているけれど…

高齢者だからと言って、家族や介護者に、面倒を見てもらっている人ばかりではない時代が来た。
時々、優しい扱いを示して下さる人もいるが、それに甘えているばかりでは過ごせない時代になりつつある。確りしなくては……

今晩は第三日の最後の夕食である。全て、満足した。今回感じた事、発見した事は、何もかも美味しく完食出来た事である。良かったね!さくらこ!
楽しく心地好くサービスをして下さる女性たちに、機嫌の良い私は冗談ばかり言ってしまった。しかし、互いに楽しい雰囲気だったと思う。

とても美味しい料理だった。デザートも凄くおいしかった。何だか、大サービスらしい。何時もこのホテルの料理人さんは、色々と客の好みを考えて出して下さる。感謝!

帰りに給仕をして下さった女性たちに「ねぇ、ピーナカ・マサラップって、知っている?」と聞いた。勿論、知らないので、不思議そうな面持ちだ。フィリピン語で『とても美味しい』事だと教えてあげた。
ついでにハオチー、これは若い人は知っていた。「このピーナカ・マサラップを板前さんに伝えてね」と言って別れた。
その後、奥の方で、何かしゃべっているのが聞こえて来た。

「変なお客だね!私って!」「そんな事ないよ」と姉。
これから『世界フィギュアスケート国別対抗戦2013』を視る。

 * 昨日のブログをホテルの人の読んでもらった。フロントのH氏に続けて読んでもらえる様にした。
   このホテルは部屋でもパソコンが使えるので便利だ。


















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