さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

福島の夜は「十八番」

2018年03月17日 | 東北シリーズ



福島駅に初めて降りました。看板が立派だなあ。



というわけで、夜になって出動! ホント酒だけだな。。。



何の情報もなく、繁華街を歩く。こういうところなら居酒屋があるでしょ。

しかしだな、この日は日曜日。あちこち閉まってる!そうだー、地方都市って、日曜には
あんまり居酒屋がやってないんだねー。飲んで彷徨うことはよくあるけれど、飲む所が
なかなか見つからないで彷徨うのは寒い~~~。スナックはやたらにあるんだが。。。



ようやく入ろうと思えるような風情の店を発見。「十八番」という店。



「宮泉」という酒は、俺の好きな会津の「写楽」の県内限定品なんだって。さっき行った
飯坂温泉の温泉玉子が出てきたのも嬉しい。こりゃあ「当たり」の店だと思う。ちなみに
あとで調べてみたら、このエリアの人気店だそうです。日曜日にやっててよかったよ!



会津とくれば馬刺しだなー。ニンニク味噌が懐かしい。



鯵のなめろうです。これは微妙な味付けによって、料理人の感性がわかる料理です。
酒は南会津の「花泉」に。宮城、岩手に行く前に福島の酒を堪能だ。



おっおっ!浪江町の「磐城壽」、しかもレアものの純米吟醸だ。いーねー!



「にごり」です。「濁ったのは、放射能浴びたからですか?」なんて冗談が浮かんだけれど
言えるわけがない。しかし浪江町で酒は造れないよね?!あとで調べてみたら、造り手は
山形に避難しているそうで、当時試験用に持ち出していた酵母が残っていたから、それで
山形で酒を造っているそうです。頑張れ!すごいぞ!応援するぞ、どんどん飲むぞ!

*後日、新聞に「磐城壽」の話が出ていました。まもなく米、水なども「オール浪江」で
作るそうです。取り寄せないとなあ。旨い酒だよ(^益^)b



人気店だし、日曜だから他に開いている店は少ないし、もう満員。カウンターの隣には
日曜なのにネクタイを締めたリーマンがふたり。序盤はキナ臭い人事の話、すなわち悪口や
噂話の嫌な話題でげんなり。内容はわからなくったって、声色でわかるし嫌でも聞こえてくる。

しかし酔っ払ってきてから、だんだん面白い話になってきた。

うちの嫁の父親が、どうも浮気しているらしいんですよ。(もう老人の世代だよね?!)

 ・・・(中略)・・・

それならギリギリセーフじゃない? (いや一線越えてないってことディスカ^^;)



地酒が豊富に揃っているもんだから、次々に試して途中から何杯飲んだかわからなくなって
しまいました。料理も旨かったしなあー!

ホテルに帰ってベッドに横になったら、頭がグルグル・・・。夜中に喉が渇いて何度も水を
飲む。これから10日間、三陸で飲み続ける予定なのだが、初日の立ち寄り一泊で既に飲み
過ぎたとはこれいかに。さあガンガン行きますよー!



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