さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

キャバレー花園に入ってみたゾ

2018年12月11日 | 関西シリーズ



若干どきどき。キャバレーですよ。「花園」ですよ。

「おひとり様ですか?」と聞かれ、中に通される。それなりに暗い。驚いたことに、
広い内部はテーブルがぎっしりで、ほぼ満員!もちろんどのテーブルにも嬢たちがいる
ので、スタッフだけでも何十人だ。ちょうどハロウィンのイベントをやっていて、
みんなコスプレだ。半分くらいはメイド服?

テーブルは4人席だが、椅子が小さい。そのひとつに座ると、すぐにキャバレー嬢が
やってきた。狭いので向こうに座るかと思いきや、きつきつに横に座る。そおか、ここは
キャバレー。密着するのねー。俺についた〇×ちゃんは、魔女のコスプレで黒いマント。
「マントの下、背中触ってみて♪」と言うので背中に手を回すと、両肩から背中がぱっくり
V字になっていて、ヒモでつながっている。下のどこまで?と手が下がると、御師利の
とこまで切れていました。「ワオ!」「暑いからマント脱げば?って言われたけど、
これじゃ脱げないのよ♪」と笑っていました。

飲み物はいくつか選べて、坂田銀時のコスプレスタッフがビールを持ってきたが、既に
ビールは飲んできたのでメニューを見ると、ジョニ赤があるのでそれを頼む。飲み放題
だそうだ。

周りを見るとおっさんばかり(当たり前)。労働者風も多く、庶民的な店なことがわかる。
ここは銀座のクラブではないのだ。〇×ちゃんと楽しい会話がはずむ。わりとすぐに
「延長なさいますか?」と聞かれる。当然そうなるでしょう。最初のちょっとだけなら
だいぶ安いのか?

「ダンス・タイム」が始まった。ズンチャカ音楽がアップテンポになり、みんな立ち上がる。
ちと照れるが、みんなテキトーにダンスどころではない。ま、向かい合わせに仲良くやる
わけだ。まわりを見ると、ただ抱きついているだけのやつも多い。「密着サービス」?

ものの3~5分くらいでダンスは終わり、〇×ちゃんは他の席に呼ばれていった。すると
次は巨大なメイドがやってきた。やせた二人でも狭い椅子だぞ。。。あちらおそらくは
支離が半分くらい外に飛び出していたことだろう。その人はものの2~3分で呼ばれて
去っていった。例の「▽◇さ~ん、何番テーブルご指名で~す!」ってやつだ。

次に来たのも雪だるまだった(ちなみにほぼ半数はそれ系である)。これがとても明るい子
で、キャッキャ楽しく話す。そうこうするうちに、またダンス・タイムだ。コスプレという
よりは着ぐるみとダンス^^;両手を組み合わせて振り回すだけの、これって何だ?
あるとき料理が出てきた。「イベントのときだけのサービスなのよ。取ってくる!」と
雪だるまちゃんは居酒屋のスピードメニューのようなものをいくつか持ってきた。他の
嬢たちも殺到して取っている。みんなお腹空いているのね。。。

まもなく雪だるまちゃんも去り(落ち着かねーよ)、なかなかの美人でスタイルのいい
女性がやってきた。中国人だそうである。少しは話を振ってみたが、愛想が全くない(笑)。
喧噪の中で気まずい沈黙となるが、またもや3回目、救いのダンス・タイムとなった。
「もういいけど^^;」と立つのを断ると、彼女は椅子の上に立ち上がって手足をフリフリ。
そおか、さっきもそうやって踊っている女性がいたが、二人で座っていると逆に目立つので、
客が立たないと嬢だけが立つ決まりになっているんだ。

やっとのことで、愛想のない中国人は去ってゆき、最初の魔女の〇×ちゃんが戻ってきた。
「ああ、よかった♪」というと、「さっきの人、すごい美人でしょ」と言うのだが、いくら
美人でもこんな店で愛想がなくちゃあなあ~。どうやら最初についた女性が、最後には
ご挨拶で?必ず戻ってくるらしい。

まもなく味噌汁が出てきた。「実のない味噌汁は・・・」と何やら説明をしてくれたが、
ウィスキーを飲み続けなので最後はすっかり酔っ払い、意味は忘れた。これでおしまいという
ことなのである。酔っ払って長居して、思わず料金が高くなってしまうトラブルを避ける
ため、1時間くらいでみんなおしまいなのである。4200円でした。きっちり明朗会計。



いやあ、いい体験になりましたー。



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