ようやく展望台に到着しました。190m! 山登りというほどではありませんが、
街がずっと下に見えていますよ。
西方面。
港を見渡す。ちなみにここはあんまり人も来ないから、地元では「恋人たちの聖地」と
呼ばれているそうです。最初誰もいませんでしたが、しばらくして地味な青年が
ひとりでやってきました。そしてアジア系観光客家族がやってきて、4人でポーズを
とったりして写真を撮り、すぐに車で帰りました。恋人たちが来るのは夕方とかか?
街の中心に目を向けますと、現在の我が家が見える。さっきあっちからこの展望台を
見たんだから当たり前なんですけど。
アップにするとよく見える。建物の5階まで階段で上がるのは大変な気がしますが、
あそこから来たんだから何階分登ってきたんだあ?
対岸には石狩方面が見えるのです。今日は曇っていてくっきりとは見えませんが。
増毛とか留萌はどのあたりなんだろう?近々あちらにほうに行ってみようと考えて
いるのです。
展望台からすぐのところに小林多喜二の碑があります。
彼は共産主義思想の持主だと危険視されて、警察に捕まって拷問されて亡くなったん
ですよねえ。蟹工船に乗って身を削るような作業をしても、利益はみんな資本家に
とられてしまう理不尽さを小説に描きました。いまも厳しい環境での作業をして
時給1000円の人がたくさんいて、片やPC上でカチカチお金を動かすだけで年収
ウン億円なんて人もいる。経済格差がどんどん広がる世界になってしまっていますが、
それを「おかしーじゃねーかっ」と勝手に騒いでも拷問されなくなっただけでも
ましというものでしょうか。
左の顔は、無名の漁場労働者だそうです。多喜二は右上の小さいやつ^^;
さあて、降りるのは楽ちん。
おー、先日ちらりと見た小樽カトリック教会。テーマパークみたいだ。
我が家を通過して、手宮の湯の花温泉に歩いて行きました。
おー、花が咲いている。雪が融けて、あっという間じゃないかー。
観光客のみなさん、LeTAOみたいなお菓子屋さんが並ぶ通りには群がっておりますが、
こっちには来ないんだなぁ~^^;
今日はだいぶ歩いたゾ。
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