こちらは仮の宿舎。「動く監獄」とも呼ばれたそうです。北海道に送られた囚人の数は、
施設が収容できる人数をはるかに超えてしまい、あとはあちこちの作業場で働かされる
ために、こういった簡単に作れる宿舎に入れられたそうです。
そしてこうやって雑魚寝。寒そうだー。ちなみに枕が一本の丸太でしょ?朝、起こすときに
この丸太をブッ叩いたそうです。脳みそシェイク・アップ!
そういえば、網走刑務所は布団から顔が出ていると、鼻が凍傷になったと聞いたことが
あります。こういう動く監獄では、もっとひどかったかも?
作業場。囚人はいろいろと働かされたのです。だから「お勤めご苦労様です」って言うんだね。
右のお人形さん、もうちょっといいカツラにしてあげようよ。。。
漬物庫。なんとこの大樽には、大根が3000本も入ったそうです。俺、それを燻製にして
「いぶりがっこ」にしてもらって、熱燗がほしいなー。
「監獄歴史館」といって、いろんな展示が並んでいる建物でした。この写真になった人、
俺だったらなんかやだなー。ちなみにここは、現代の監獄。
監獄ってけっこうギュウギュウに詰め込まれるもんだから、布団を敷くときに「領土争い」で
けんかになることが多々あるとか。くっついて寝てて、お隣さんがこっち向いてたりしたら
やだなーーー。やだ、と思って反対側向いたら、そっちもこっち向いてたりしてー。
乱暴でからんでくるやつ、イビキのひどいやつ、泣いてるやつ、あらゆる不愉快さを凝縮した
連中と寝食すべて共にするって、それだけでも地獄ですな。
うん、是非個室にしてほしい。何年も誰とも話さなくてもいいです。
足枷だー。こんなんはめられたらたまらんだろなー。
右下の鉄の玉がついたやつ、なんか映画で奴隷がつけられているの見たことありますねー。
左上の「カニ錠」ってなんだ? カニさんの形に似ているか?
これ、4つの輪があるでしょ。両手両足を入れて、ぎゅっと締めつけるそうです。
腹が出ている人が苦手な、柔軟体操で足先に両手をくっつけるようなスタイルになって、
長時間そのままにさせられるそうです。じきに背中や腰に激痛が走るが、体をまっすぐに
することはできない。あまりの苦しさに、口から泡を吹いて失神するから「カニ」なんだ
そうです。
こういう拷問の道具まで使わないと、大人しくさせられないような連中がいたってことか。
しかし人権蹂躙もはなはだしいですなあ。。。
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