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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

印傳屋上原勇七 甲府にて

2020年09月17日 | 関東甲信越


甲府の「印傳屋上原勇七」に来ています。この夏休み、ガイコツ旅行は全然無理で、
東京モンは地方に行くのもはばかられる。最初は庄内平野を渡り歩くかと思ったが、
新潟の排他的雰囲気を思い出し、なじみの三陸にしようかと思ったが、あちらも
ちらほらといろんな噂が聞こえてくる。というわけで、6月に行って一度も嫌な思いを
しなかった甲府→伊那に行くことにしたのです。俺が行く酒場では、どこも和気あいあい
とした雰囲気だったし、東京モンでも嫌がられませんでした。県民性?たまたま?


「印傳」とは、なめした鹿の革に漆で模様を描いたもので、甲府の名産品なのです。
「甲州印傳」って言われてるんだってさ。


2階の博物館に入ってきました。これは印傳を作る道具。


ビデオで解説をしておりましたが、こんなふうに下で藁を燃やして煙で革を燻します。
上の樽状になったものに革をはりつけて、ぐるぐる回るんです。


財布の裏側に富士山です~。


江戸時代にインド産装飾革がポルトガルやオランダの貿易船によってもたらされ、
それから国内でも広がったそうです。


タバコ入れ。


革の半纏は防火性にすぐれているので、火消しに使われたそうです。でもオサレなので、
粋に着こなす人もいたとか。


いろんな革製品が展示されていましたが、やはりタバコ系に目が行くなw
1階には素晴らしい現代の商品が並んでいました。おか~ちゃんが生きてりゃ何か
買ってやりたかったけどなぁ。


さていつものビジネスホテルへ向かう。インバウンドのガイコツ人がワンサカ来ていた
ときには強気に「1泊20000円」なんて信じられない値段をふっかけていやがりましたが、
いまは普通の5000円でも空いているようです。元々の値段なら使ってやるけどねー。

商店街は普段通りガラガラ。珍しく灰皿が置いてあったので、ゆっくりと一服(-。-)y-゜゜゜