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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

またまた札幌の夜は空いてるぜ

2020年04月01日 | 北海道シリーズ


こういうときでも頑張ってるぞ、居酒屋!ここはすすきのの中心地。


カウンターの真ん中に俺ひとり。後ろのテーブル席には誰もいない。わりと大きな
店なのに、贅沢にもひとりで貸し切りだ。ニュースではマスクを買う行列で取っ組み合い
になり、大の男たちが路上で絡み合い。電車の中では「マスクをしないで咳をした」だの
なんだので喚き合い。ホントにコロナが怖いなら、うつっちゃうじゃん?!それより
誰もいない居酒屋でひとり飲んでたほうがずっといいかもよ^^;


タラコ&山わさび♪ 酒がススム君!


刺身の盛り合わせは、全部ひと切れずつで10種類。いいぞ!!!


酒によってはワイングラスで出すものも。

さてカウンターの向こうで、店員さんたちが集まって何やらゴソゴソ。そのうち何やら
工事現場みたいな「ダダダダダダ!」というすごい音が始まった。「何なの?」と
聞くと、俺ひとりだから遠慮しなかったのか、ヒマだったからか、鮮魚などの真空パックを
つくる機械を入れたので、それを試しにやってみたそうだ。

若い板さんが「真空飛び膝蹴り~♪」と「キックの鬼」を歌い出す。「真空ですよ、真空!」
と嬉しそう。しかし初めて使った機械だけに、なかなかうまくいかない様子。届いた箱に
取扱説明書はなく、Web上で見ろ、ということらしい。「最近は紙媒体がなくなってるん
だよね~」とマスターは慣れないタブレットを出してくる。おねいさんは「続きはウェブで♪」
と笑っている。

そのうち若い店員さんたちは散ってしまい、マスターはひとりタブレットとにらめっこ。
しばらく奮闘していたが、どうにもわからないらしい。あ~ん、かわいそうw
「ねえ、若い人たちが手伝ってあげないと、マスターひとりじゃできないよ?」と声を
かけたら、みなさん「いいんですよ^^」と笑っておりました(^益^)w


上の階で飲んでいたビルの一階に降りると、サントリーバーがあるので、今夜の2軒目は
ここになりました。


先客にまだうら若いお嬢さんがいました。バーテンダーさんによると、前日は
閉店までで4人しかお客が来なかったとか。おそるべし緊急事態宣言。
横にいたお嬢さんは面白いキャラで、「あたし、会社でお前はしゃべるな!って
言われるの」と愚痴(?)を言ったりして、それを店員さんたちは笑って聞いて
あげてるのでした。こういう天然で楽しい人、たまにいますよね^^


スモーキーなハイランドウィスキーを一杯。さらっとなくなっちゃうw 氷が溶けて、
少し残っているやつが下にたまらないかな~、と往生際悪く「ちゅっちゅっちゅ~」と
吸っていたら、思いもよらず隣のお嬢さんが俺のほうを見てグラスの氷がカラン、と
音を立てるのって素敵ね♪と言い出した。ちと恥ずかしい行為だったように思うの
だが、あちらにはカチコイイ大人のしぐさに見えたのだな。

あたし、3ヵ月前にやっとハイボール飲めるようになったんだけど、まだウィスキーを
ロックで飲んだことないの。氷がカラン、に憧れるんだけどと言うので、それなら今日、
飲んでみたらいかがですか?最初は
柔らかい風味の、そうだ、そこに響があるから私が
御馳走しましょう。では2杯、
ロックで作って下さいとスマ~トにおごっちゃう^^;

いつもはワイワイしているような店なのに、少人数アットホームな夜でした。


チェリー・ヒーリングのボトルが見えたので、最後の一杯に。


というわけで、2軒ともよかったなー。昼間は何にもできなかったけどw
明日は函館に。