先日の新年会。男どうしの会話は、まあ愉快な酔っぱらいのたわごとなのだけれど、趣味の話からスケッチの面白さを話したのだ、たしか。どんな風景にひかれるのかと聞かれたから、野山を歩いていると、ふと視線を感じて、それは眼前の光景からびびっと感じるようなもので、つまりその風景が、だんなだんな描くならここでしょとささやくようなものだ、とかなんとか答えた気がする。
それから野山の、川や石の表情について語るうちに、木や森は当然のことながら、川の流れや路傍の石にも命が宿っているのだからと話が飛躍していった。ちょっと話が飛んでいるかとも思ったけれど、アニミズム。森羅万象すべてに命が宿る、という発想は素敵だ。
で、よく見ると小石や花、果物それぞれに表情があるしね、と結んだ、けむにまいたのかもしれない。ほろ酔いだったけれど、うん、そう思う。だから自然、人間をだいじにしないとね。そこで、園内の植え込みで拾ったカリンや、正月の残りのミカンにも顔があるよ、ほらね、という話♪
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